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アルゴリズムエンジニア 黃 威豪


Jijに入社した理由を教えてください

私がJijに入社した最大の理由は、成長の可能性を感じたからです。大学2年生の時に初めて量子研究の分野を知り、"将来はこの分野で働きたい "と思いました。その後、大学院で量子科学研究所に入り、量子情報処理の研究を始めました。そして、2022 年に修士課程を修了しました。

この間、研究に関連した仕事を探し始めたのですが、台湾には量子分野の求人が少ないことに気づき、海外に目を向けました。それで見つけたのがJijです

複雑な問題を解決しようとするJijの意欲的な姿に、量子分野とのつながりがより具体的になり「機会があれば一緒にこの難題に挑戦してみたい」と思うようになりました。

また日本の企業を選んだ理由は、日本における量子技術の研究や応用にポテンシャルを感じたと同時に、政府によるスタートアップへの援助などの制度が充実している点も魅力に感じたからです。

台湾からフルリモートで勤務することも可能でしたが、なるべく対面でニュアンスが伝わった状態で仕事をしたいと思い、日本に住むことにしました。

現在の担当業務とやりがいを教えてください

私は研究開発チームに所属しています。現在は量子ハードウェアを扱う企業とのプロジェクトにおいて、アルゴリズム開発の研究・実装を担当しています。量子ツールを使ってプログラミングをし、実際のデバイスで実装し、その結果をまとめミーティングで共有するといった一連の業務が主要タスクです。

Jijは先輩方がとても優秀で、現段階で注力しているプロジェクトに対して、常に相対的な提案や対応をしてもらえるので、より深く理解することができます。またそのようなやり取りを通して、物理の内容をより深く実感するためにはもっと幅広く勉強する必要があると感じています。業務を通して発生した疑問や質問はSlackやハドル、日々ミーティングを通していつでも問いかけることができるので、スピーディな解決が図れています。

また、オフィスには高性能のグラフィックカードがあるなど、会社から多くのリソースをいただいているので、高速演算に触れる機会もあり、これらのことも勉強しながら、学んだことをより密接に統合できればと思っています。

今後の目標を教えてください

私の究極の目標は、量子を社会に持ち込むことです。この新しい産業の波の中で、量子コンピュータが最終的にどのように進化していくかは現段階ではわかりませんが、「量子分野を生活に取り入れ、人々をより効率的な生活に導く」という課題は変わらないと思います。よってこの目標が私のモチベーションの原動力になっています。このおかげで、学術分野における進歩を常に意識し、それをどう目標に結びつけるかを考えることができるようになりました。ですから、私は量子についてもっと学びたいと思っています。

目標を実現するために、Jijは産業界の計算難題を解決することから始めましたが、私もその一翼を担えたらと思います。私の量子の知識を使って、このような産業界の難問を解決する手助けをしたいと思っています。

候補者へのメッセージをお願いします

Jijの最大の特徴は、社員同士のコミュニケーションと共有、そして互いの影響力にあります。新しいメンバーが自分の強みを活かしながら、会社の歩みについていけるよう研究する機会や環境が整っています。またJijは、社会実装・研究両面に携われる機会を与えてくれるという意味で稀有な企業です。

自分の専門性を生かして産業界の問題を解決したい方、量子論を使って問題を解決することに高い関心をお持ちの方、迷うことはありません。あなたにとって良い環境がここにあります。

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