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Jij社員インタビュー 事業開発責任者 中田宙志

今回の社員インタビューでは事業開発責任者としてJijへ入社した中田宙志さんの入社の経緯や、現在の担当業務、やりがいをインタビューしました!

Jijに入社した理由を教えてください

私は小学生の頃から「世界で勝負して勝つ」という想いを持って過ごしてきました。

大学では土木工学を学び、新卒で総合商社に入社しました。メキシコの事業開発を担当し、英語とスペイン語の環境の中、必死に目の前の仕事と闘ってきました。その後オーストラリアに駐在し、5か国の多国籍のメンバーで構成される事業会社で風力発電の事業開発を推進しました。「世界で勝負する」という想いにダイレクトに繋がる海外赴任を経験し非常に充実した日々でしたが、一方で外国籍メンバーが専門分野を通じて自分の力でキャリアアップしていく姿を目の当たりにする機会になりました。またその当時、プライベートで現地で行われたアドベンチャーレース(大自然の中で350kmを5日間かけて、2人1組でラン・カヤック・自転車で完走するレース)に未経験にも関わらず無謀にも申し込み、運営側がアサインしてくれたパートナーに恵まれたおかげで、北京五輪のトライアスロン金メダルチームに勝利しました。これをきっかけに「一見無謀にも思えることでも、自分が勝利を確信するのであれば、リスクを冒してチャレンジすれば、とてつもない結果に繋がる」ことと、「沖に立たなければ波は来ない(=身を投じなければ成功を掴めない)」ことを人生の哲学として学びました。

この経験はその後のチャレンジを後押しするきっかけとなり、2015年に当時全く認知されていなかったラグビーワールドカップを運営する組織委員会に転職しました。世界で約40億人が観戦する大会で日本はもちろんアジアで初めて開催されるにも関わらず、世の中に全く認知されていない状況があり、「賛同する人のほとんどいない、自分だけが知っている真実」を発見したことに加えて、グローバル人材として活躍するにはベストな場所だと思い決断しました。2019年の開催に向け、経営企画部を経て人事企画部長として、事業の初期段階から前例がない中で全ての仕組みを構築し、開催に漕ぎ着けたことは貴重な経験でした。しかしながら、世界的な組織が決める枠組みの中で意向や決定に添わなければいけない状況に対し屈辱を感じたこともありました。その経験によって「自分はグローバルでゲームを作る側に行きたい」と強く思うようになりました。

組織委員会解散後は、複数のスタートアップでプロダクト開発の支援を行いましたが「世界で勝負する」想いはまだ道半ばだったため、次のキャリアを模索していました。

そんな時に母校のホームページを見ていたら量子アニーリング研究者である山城を発見しました。講演を聞いて、サイエンスに情熱を捧げられることを持っている山城がとても羨ましく感じるとともに強い興味を持ちました。すぐにJijにコンタクトを取り、山城とじっくり話したところ「グローバルで勝負する」という山城の想いを知り、自分が進むべき道はこの会社だと確信したことを記憶しています。最終的には、JIjには世界で勝負できる環境があること、メンバーが人格的に優れていること、そして自分が好きな数学ができることなどから、Jij一人目のビジネス職として入社を決断しました。


現在の担当業務とやりがいを教えてください

私のミッションは「事業を通して世界で勝つ会社を創る」ことです。

入社後、業界や市場を客観的に眺めてみたところ、Jijは世界トップクラスの技術を持っていることがわかりました。しかしながら技術が優れていれば事業がうまくいくということではないので、ここにはまだまだ多くの課題があります。民間企業としての使命である「社会実装を実現する」ことにコミットし、課題解決を図りながら次のステージに昇るため、世界で勝つための様々な施策推進を担っています。

短期的には、関係企業とのアライアンスを強固なものにし事業開発を加速化しつつ、中期的には国内外の政府・企業・アカデミアと協力しながらこの市場を盛り上げていくことも実現させます。

私自身が担うべきミッションとして「アンストラクチャーのストラクチャー化」を標語に掲げており、会社における各種事業をきちんと構造化して回る仕組みを作る役割を担っています。このことを具現化するために困難なことにもチャレンジし続けます。

ちなみに、Jijに入社してすごく楽しいなぁと思うことは、数式を解きながらメンバーと会話することです。数学物理の基礎知識やプロダクトの技術背景・レイヤーが深く理解でき、事業に活かせることが数多くあるため、この時間は私にとって貴重な時間です。


今後どんなことにチャレンジしていきたいですか

グローバルでの事業構築のために、英語ベースでの組織作りを実現します。それは会話だけではなくドキュメントやチャットなども同様です。英語環境を作るために、組織に対しマインドチェンジのための働きかけをすることが一つ目のチャレンジです。

もう一つは、数理最適化のOSレイヤーで世界No.1になるために、事業構築をスピーディに進め、Jijjの認知度を高めるためのアクションを推進することです。


候補者へのメッセージをお願いします

Jijは初期ステージのベンチャーのため、まだ少ないメンバーで構成されています。ベンチャー企業なので不確実性を伴うこともありますが、その状況を楽しめる方には非常に刺激的でチャレンジングな環境があります。

また勃興市場である量子業界の中でJijはアーリーアダプターの地位を築いているため、事業のダイナミズムを感じるには今がベストなタイミングでとてもやりがいのあるフェーズだと思っています。

Jijでチャレンジすることに興味のある方はぜひお声がけください。

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