今回の社員インタビューでは最適化エンジニアとしてJijへ入社した後藤達也さんの入社の経緯や、現在の担当業務、やりがいをインタビューしました!
Jijに入社した理由を教えてください
私は学部で物理学を専攻し、大学院では時系列データの統計解析・統計モデリングの研究をしていたので、もともと物理や数理分野への興味関心は持っていました。ただ、就職活動時には金融やデータサイエンティスト、コンサルタントなどの幅広い業種・職種を見て、最終的に社会的インパクトのある仕事に就きたいという動機で外資系コンサルティングファームに入社しました。
コンサルティングファームでは、主には通信系企業をクライアントに、新規事業策定・データ活用戦略立案などのプロジェクトを担当しました。 常に社会潮流にアンテナを張り、幅広い知見をキャッチアップしながら成果を出す仕事はやりがいがあり自己成長に繋がりましたが、やはり数理的な側面が強い仕事に就きたいという思いを強め、転職を決意しました。
転職メディアで目にしたJijという会社は全く知らない企業でしたが、募集していた「数理最適化」ポジションの業務内容に強く興味を持ったと同時に、物理や数理のバックグランドを活かしてプロフェッショナルな仕事ができそうだと思ったことがきっかけです。また、経営陣である山城と西村との面談を通して、未来に向けてインパクトのある仕事ができそうだと感じたことも要因です。数回の面談や技術テストを経て、2022年1月に入社しました。
現在の担当業務とやりがいを教えてください
現在は、数理最適化エンジニアとして企業との共同研究プロジェクト(PoC)の推進を担当しています。具体的には、企業が持つ最適化課題をヒアリングして、どのような形式で解くべきかの道筋を作り、数理モデリングを行い、結果評価をすることまでが基本的な流れです。また課題によっては、JijZeptを活用できないかを検討し提案に繋げていくこともあります。特にプロジェクトリーダーの場合は、上記の基本的な業務以外にもお客様との窓口としての業務やプロジェクトメンバーやタスクのマネジメントなども加わるので、より緊張感を持って推進をしています。
またPoC以外にも、量子アニーリングのアルゴリズムに関する研究開発も他のメンバーと連携して進めており、主に実装部分を担っています。
このような業務を通してのやりがいは、先端的な技術や課題に携われる点です。興味のある分野を仕事にしながらも未知の事象に対峙できることもJijでの仕事の面白さです。
今後どんなことにチャレンジしていきたいですか
短期的には、PoCプロジェクトを多く経験し、リーダーとして企業の課題解決をよりスムーズに進められるようになりたいと思っています。
中長期的には、量子アルゴリズムの研究開発にさらに深く関わることを目標としています。量子計算など非常にハードルの高い領域ですが、研究開発を進めることで当社のプロダクトの性能を上げることができるとともに、研究開発の成果を出すことで業界の中でのJijの存在感を高められればと考えています。
候補者へのメッセージをお願いします
Jijには物理や数理最適化などの分野が好きなメンバーが多いので、日々議論しながら新しい知識を互いに与え合う環境があります。また新しいチャレンジや取り組みを自由にさせてもらえる社風なので、主体的にやりがいを持って業務に当たることができることも魅力の一つです。物理や数学が好きで、チャレンジングな風土に興味のある方にはとても合っている企業だと思います。