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仲間がいたから乗り越えられた。失敗経験を経て学んだ、PMとして大切なこと

こんにちは、エボラニ広報部です。

今回は、エボラニでプロジェクトマネージャーとして働くメンバーのインタビューをお届けします。

社内、クライアントとコミュニケーションをとりながら、企業の課題を解決へと導くプロジェクトマネージャー。エボラニ創業期に入社し、PM未経験から現在は大手クライアントも相手に数多くの案件に携わる堀岡に、エボラニでのキャリア、様々な経験を経て学んだPMとして心掛けていることについて聞きました。

【プロフィール】                                        堀岡 寿和(ほりおか としかず)エンジニア/プロジェクトマネージャー                独学でエンジニアを学んだのち、創業期のエボラニに入社。社内で数々の役割を兼務したのち、現在は社内で自社サービス「anybot」のプロジェクトマネージャーとして、大手企業を含む数多くのプロジェクトに携わる。

エボラニに入社する前は、元々どんなお仕事をされていたのですか?

新卒で外資系企業にSlerでSEとして働いていました。半年間国内で研修を終えたのち、新卒対象のグローバル人材育成プログラムの一環で1年間インドへ出向しました。

エンジニアとしての力を試したい、という思いがあったのですが、そこでは中々エンジニアとしての業務を任される機会がありませんでした。そこで、業務のかたわら独学でフロントエンドの開発の勉強をしていました。

エボラニに入社したきっかけについて教えてください。

インドに駐在中、「独学で勉強した知識を生かしたい」と思って一応LinkedInにプロフィールの登録をしていたんです。そのプロフィールからヘッドハントして頂いたのがきっかけでした。

オンラインで一度お話ししたのち、帰国後直接代表の宋と会ってサービスの内容や今後の展望を聞きました。そこでサービスの内容に面白みを感じたと同時に、自分の勉強した知識が生かせそうだと感じました。当時まだ5人ほどのメンバーだったのですが、代表が元々エンジニアであり近くで色々と学ぶことができそうだと思ったのも入社の決め手の一つでした。

最初はどんな業務を担当しましたか?

最初の2ヶ月ぐらいはフロントエンドのエンジニアとしての業務を担当しました。業務を行いながら代表でエンジニアである宋からみっちりエンジニアとしての指導を受け、 フルスタックエンジニアになりました。その後は、エンジニアとして自社ツールの新機能で顧客管理システムの開発を担当しました。フルスタックエンジニアになったものの、実際の業務になると知識の足りない部分が多く、苦難の連続でした。毎日のように遅くまでオフィスに残ってたくさん指摘も受けたのですが、最終的には完成まで持っていくことができました。そういった経験を経て、業務やサービスを段々と把握できるようになってきました。当時は人も少なかったので、その後エンジニアの他に営業、PM、CSの職種も兼務し最終的にPMを現在担当することもありました。

PMとしての仕事は、どんなことがありますか?

営業の方とヒアリングした要件を基に、まずは概算の費用と工数の見積もりをします。そして発注を頂いた後は、社内でエンジニアをアサインし開発依頼を行います。その後、実装する機能の認識のすり合わせを行いながら開発の進捗・品質管理までお客様と併走していきます。

エンジニア→PMOになってどんな部分で苦労しましたか?

クライアントの要件を明確に理解し、本質的な課題を突き止めるという部分です。入社して3ヶ月ほど経ったタイミングで、ある予約サービスのPM、CS、エンジニアの全てを担当することになりました。元々エンジニアをやっていたので、とにかく開発するということを中心に考えていました。でも、お客様のヒアリングをもとに頑張って実装した機能が最初全く活用頂けなかったんです。ヒアリングが上手くできておらず、本質的なお客様の課題を突き止められていなかったんですね。結果、開発した後に全く違う要件でつくり直すことがあったりと、かなり手戻りが発生してしまいました。

その時はすごく大変だったのですが、要件や優先度の変更に対する対応や、トラブル発生時の対応を行う中で勉強になることが多かったです。今仕事を進める上でこの経験が生きていると感じています。

印象に残っている大変だったことについて教えてください。

沢山ありましたね。でも毎回トラブルがあったり、深夜更新作業があって僕が手が離せない時に、社内でその案件に携わっていない人が買い出しに行ってくれたりして、一緒に残って気にかけてくれたんです。そうやってみんなで一緒に戦っていく中で、なんとかピンチを乗り越えることができました。みんなにはすごく迷惑をかけてしまったのですが、その後もチームで一枚岩になりながら、沢山のトラブルを乗り越えていくことができました。

エボラニのサービスは、「町の店長に自動化社会を届ける」というビジョンを基に運営しているのですが、根底にはそれが社会の役に立つことに繋がるという思いがあります。組織の中にでも、何か大きな問題があった時に、チームで問題解決のために一緒に戦う、困っている人がいたら自然と自分ができる行動をとる、という文化があると感じます。

その後現在、PMとして働く中で心がけていることはありますか?

先ほどの話にもあるように、ひとつは「チームで仕事している」というマインドを持つということです。PMとして実際にプロジェクトを担当すると、色々な困難、トラブルに直面します。多分、僕は社内の中で一番失敗した経験があるんじゃないかと思っています。責任感、プレッシャーが大きい中で、PMが全て抱え込むのではなくチームのみんなで一緒に乗り越えていくという意識を持つことが業務的な面でも精神的な面でも大事だと思います。

もうひとつは、クライアントとの認識合わせ、リスク管理を行いながらプロジェクトの段取りの部分を如何にスムーズに進めるかという部分はすごく意識しています。開発を進める上で、必要な情報、環境が揃っていなかったり認識の齟齬があったりすると、スケジュールに大きな影響が出てしまいます。そういったことを防ぐために、ドキュメントで全体像を整理してクライアントの方に説明をして認識のすり合わせを行い、課題がある場合は早期に解決できるよう調整を行います。また、その後も何か困りそうなことはないか、リストアップして事前に整理したりして先回りするよう心がけています。

PMとして働く上で、どんな方が向いていると思いますか?

スキル面では、ビジネス要件、本質的な課題を突き止めるという部分だと思います。また、課題に沿ったソリューションを考えるという頭の使い方をすることも求められています。マインド面では、チームで協力して課題を乗り越えていける人だと思います。ほとんどのプロジェクトは少人数ではなく多くの人が関わっています。そういった面で、チームワークを大切にしながら思いやりと責任感を持って取り組める人が向いていると思います。

エボラニで働きたいと考えている人に、メッセージを!

失敗を恐れず、挑戦をしたいというマインドを持っている人はすごく成長できる環境だと思います。エボラニは若いメンバーが多く、手を挙げたら挑戦させてくれる風土があります。目の前の物事に主体的に取り組んでいくことで、自分のキャリアを切り開いていってください!

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