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先生と生徒がリアルタイムにマッチングする質問アプリ『Rakumon』 SIerが教育にチャレンジしたきっかけはコロナ禍

こんにちは!六元素情報システム株式会社です。

『Rakumon』は小中高生・大学受験生のための質問アプリです。質問をすると、難関大の学生やプロ講師と5分以内にマッチし、チャット形式で個別指導を受けられます。

このアプリは、2021年六元素が立ち上げたラクモン株式会社からリリースされました。

金融システム開発を中心に行っている弊社が教育にチャレンジしたのは、日本の教育に対する強い問題意識と、社長のビジョンが大きく関わっています。

一体どういうことなのか、お伝えしていきたいと思います!

六元素情報システム株式会社 立ち上げのきっかけ

ーー 会社員時代 勤めていた会社が突然売却に

社長は以前、IT企業で会社員として働いていましたが、ある日突然会社が売却されてしまったそうです。それに対して「会社は資本家だけのものなのか」とショックを受け、社員のための会社を立ち上げようと六元素情報システム株式会社を起業しました。

このような経緯で設立したため、弊社は受託開発を中心としつつも、当初から自社事業に取り組んできました。

世の中に必要なサービスは何なのかを真剣に考え、世の中のニーズや市場調査・定期的な議論を行い、時間をかけて試行錯誤していました。


余平社長

コロナ禍で痛感した自社事業の必要性

ーー 社員にリモートワークをさせてあげられなかった

そんななか、新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、顧客企業の考え方や環境によって社員のテレワークの可否が分かれました。社員の命に関わることを自社で決断できないという歯がゆい状況でした。

また、システム開発プロジェクトの多くが停止を余儀なくされたことに危機感を感じ、新規サービスの開発を急ピッチで進めました。

ーー 立ち上げ過程で感じた世の中の教育実情

コロナ禍において話題になったのが、アルバイトなどの収入を得ることが困難になり、学費を払えない大学生の問題です。ここから教育における貧富の差に目をつけました。

実際に調査してみたところ、「私立と公立の教育の質」や「家庭の経済状況」という問題が新たに浮上しました。中国でも似た状況があり、中華系メンバーの多い弊社社員たちも深く共感しました。

そこで、教育における経済状況の格差を無くすことをビジョンに掲げるRakumonの設立に至りました。

日本の教育格差を解決する 自社開発サービス「Rakumonラクモン」リリース

ーー 学生向け質問アプリ「Rakumon」

利用対象者は、小学生〜高校生(大学受験者含む)。分からない問題やテキストを専用アプリに投稿すると、講師がチャットですぐに回答してくれます。

回答する大学生については、書類選考や面接、ペーパーテストを行い、質にこだわって採用しています。また、答えだけを単純に教えるのではなく、解き方を教えるといったガイドラインを用意するなど、利用者の学力向上につながる仕組みを整えています。

講師に対しては、給与を支払う仕組みもあります。この仕組みにより、大学生を救うサービスとしての一面も担っています。

今後のサービス展望

ーー 実現させたいのは教育の枠を越えたマッチングプラットフォーム

Rakumonでは、IT技術を活用することで利用者が優秀な講師を簡単に低コストで見つけることが出来るようになりました。

今後は、日本の教育をサポートすると共に、このサービスを日本国外へも拡大させていきたいと考えています。また、現在行っている教育サービスに加えて「困っている人と解決できる人をマッチングできる」サービスを発展させたいと考えています。

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