FastLabel、パーパスを制定しました。|上田英介@FastLabel
はじめに みなさん、遅くなりましたが、新年あけましておめでとうございます。FastLabel株式会社の上田です。久しぶりの投稿になります。昨年よりこのnoteを出せる日を楽しみにしていました。 ...
https://note.com/eisukeai/n/n66af03d40d29
※執筆:2023年8月時点
はじめまして。2023年5月にFastLabel株式会社へ入社した村山と申します。
BtoB企業、特にベンチャー企業では珍しい部署かと思うのですが、「企業のブランドを確固たるものにし、社内外の"FastLabelファン"を増やす」というミッションのもと、"Brand Promotion Office"に所属しています。
こちらの投稿では、私がFastLabelに入社するという意志決定に至った背景を、「やりたいことの見つけ方」というテーマと絡めながらお話しようと思います。
そのような皆様にとって私の経験が少しでも参考になれば幸いです。
約9年の社会人人生を振り返ってみます。
といった流れで、IT業界、メディア・広告業界、人材業界(上記では割愛しましたが、1年ほど複業のような形で仕事をしていました)と全く異なる業界へ。
そして、法人営業(直販・代理店販売)、動画などの制作、新規事業担当、現在はマーケティング系と全く異なる職種。
更には、サラリーマンと個人事業主も経験をいたしました。
こうして文字に起こしてみると、とても変だな。と思います。笑
さて、先程お話をしたそれぞれの会社や仕事を選んできた理由を振り返ってみようと思います。
経営学部で、絵に書いたような文系大学生活を駆け抜けた私は、大学3年生で就職活動に直面します。
学生委員会というものに所属し、新入生向けの企画に打ち込みました。
新入生に無理やり「ラブ注入」させている私(写真左)。
そんな私ですので、専門性も無ければ、「やりたいこと」や「仕事を通じて実現したいこと」など、もちろんあるはずがございません。
どうやって就職活動をすればよいのか、わかるはずもなく…。
見よう見まねで、友達から聞いた「自己分析」に取り組んでみたものの、どの角度から掘っていっても、最後に行き着くのは「う〜ん、働きたくないな」という、どうしようもない結果でした。
しかしながら、フラフラと遊んで過ごせるほど世の中は甘くないので、どうにか一つの選社軸を設定することに。
それは「やりたいことが出来た時に、やりたいことができる能力を身につけられる会社」でした。
そうして、就活に立ち向かう私ですが、ここまで読んでいただいたらお分かりの通り、どこにでもいる、特筆するべき能力もない文系学生を雇いたいと思う会社はなかなか存在しません。私の就職活動は典型的な失敗例と言えるでしょう。
様々な業界の様々な企業に手当たり次第にエントリーシートを送り付け、面接までは辿り着けても、ほとんどが一次面接でお祈りメール。何社か最終面接にもこぎつけますが、内定までは至らず。
(余談ですが、当時就活の正式な解禁は4年生の4月。しかし既に就活というものに辟易してしまい、これからが本番だ!という4月2日になぜか大手企業の面接の予定を断り、部屋でジョジョの奇妙な冒険とスラムダンクを読んでいました。奇妙な話です。)
そして、内定が無いまま4年生の夏を迎えました。
「流石にやばいのかも知れない。」
そう思った私は数ヶ月ぶりに就職活動を再開します。
そして、最後の最後に「ピン」とくる会社に出会いました。のちに新卒入社することになるその会社が謳っていたのは、若手に裁量権を与え、成長の機会を最大化するとのこと。
「ここでチャレンジしてみよう。」
その思いは伝わり、IT業界、そして法人営業という世界へ飛び込む事になりました。
1社目にて全社会議の様子
この会社では、とにかく「自分の頭で考えること」の重要性を学びました。
さらに、クライアントである大手企業から求められる仕事のクオリティや組織の動かし方、意思決定をしてもらうための組織力学、営業としての心構えや基礎、相手に行動してもらうために必要なことなど、イチから色々なことを学ばせてもらいました。
お客様のメリット徹底的に考え抜きました。
1社目では、当初の目論見通り、若手ながらに規模感の大きなビジネスに取り組むことができ、優秀なチームメンバーと共にある程度の成長の実感を得ていました。
そんな折、事業の方針転換があり、目の前のことだけに必死取り組んできた数年間の状況が少し緩やかになりました。
そこで転職を考えることとなります。ちょうど3年目くらいでした。
その時の思いは、もっともっとチャレンジするぞ!というキラキラしたものではなく、今、ハードな環境に身を置かないと、周りの同世代の優秀な人達に置いていかれてしまうのではないか、という強迫観念に近いものでした。
その際も改めて色々な業界を見たのですが、IT業界の面白みを多少感じていた私は、IT業界かつ、当時日本でも導入が加速度的に進んでいたSaaSを扱う会社が良いと考えました。
また、職種の観点でも営業職以外も模索をしたのですが、法人営業というフィールドでやりきったという思いが無く、この感覚で他の職種へチャレンジすることに未練がありました。
そのため「SaaS」と「トップレベルの法人営業を経験できる」という2点が転職軸となりました。
その結果、外資系SaaS企業での法人営業が選択肢となり、運良く日本支社立ち上げフェーズの企業に入社することとなります。
NY本社への出張。おそらくタイムズスクエアにて
グローバルの社員が一同に会する全社会議の様子
この会社では、数字に対する責任とコミットメントを学びました。
一番歳の近い営業の先輩は、丸10個上であり、トッププレイヤーです。
自走が求められる環境で、自身の能力と課せられる責任とのギャップに苦しみ、死物狂いで仕事に取り組みます。
振り返ると楽ではない環境でしたが、そうした環境に身を投じることを決断したこと、その環境で努力したという過程と結果については、とても大きな財産になっていると思います。
営業の「仕組み」を徹底的に学びました。
そのような環境の中で、法人営業としての、ある程度の自信と経験を携えた私は、また転職を考えるようになります。
法人営業というキャリアの10年、15年先を肌で感じたことが理由です。
一緒に働く一番近い営業メンバーが10年以上キャリアの長い先輩となりますので、10年先の自分の働き方が物凄くリアルにイメージできる環境でした。
課せられる数字や責任、期待役割、もちろん営業の質という面では、変化があるものの、雑に言ってしまえば「今の延長線上」だと思ったのです。
法人営業という領域である程度の自負を感じていた私は、「営業という職種のプロフェッショナルとして、他の業界にチャレンジ出来ないか?」と考えます。
そこで選択肢に挙がったのが、元々興味があったのものの、新卒時にチャレンジを諦めたメディアや広告という業界でした。
これまた本当に恵まれている話ではありますが、縁があり、大手メディアでの業務委託の話をいただくこととなります。
そこでは広告営業を中心としながら、新規事業の立ち上げやCM制作のディレクションなどを経験しました。
協賛イベントに参加した際に謎のポーズをする私。
更に個人事業主として、自身の趣味と営業のバックグランドをかけあわせて、BtoB企業向けに導入事例を動画にする、という仕事を始めます。
そして、この時の私のクライアントがFastLabelだったのです。
こうしてFastLabelと出会うこととなります。
事例動画の作成では、FastLabel営業の小田、エンジニア風見と共に。後に同僚となります。
さて、入社エントリーと銘打ちながら、FastLabelへの入社にたどり着くまでに3000文字以上を要しました。ここまで読み進めて頂いた皆様には感謝しかありません。
FastLabelへの入社の理由はいくつかありますが、最も大きなものは「自分がやりたいこと」にチャレンジできるから、でした。
さらには、やりたいことを通して、自身の成長と社会への貢献ができるのではないかという思いから、ここ(FastLabel)しかない、と思って入社を決めました。
スタートアップ・アカデミア に登壇させて頂いた際のお写真。
タイトルにもあるように「やりたいことの見つけ方」について、私なりの解釈をまとめてみようと思います。
結論として、やりたいことは「やったことのあることの中からしか出てこない」と考えています。
極端な例ですが、平安時代に紫式部は源氏物語を書いたわけですが、それは紙と筆しかなかったからではないでしょうか。紙と筆しかない平安時代の人々は、YoutuberにもTikTokerにも機械学習エンジニアにも、なりたいともやりたいとも思わないのです。
自分のやりたいことを悶々と考えていた新卒の時を振り返ると、それもそのはずで、圧倒的に社会のことを知りませんでした。
私なりのやりたいことの見つけ方をまとめると、
かな、と思います。
FastLabelへの入社理由は「やりたいことができるから」と記載しましたが、それだけではありません。様々な魅力がFastLabelにはあります。
例えば、事業を展開している市場について。
現在、そして今後も急速な伸長が見込まれるAI市場において、FastLabelは、パーパスに掲げるようにインフラとなろうとしています。
パーパスについてCEOの上田の想いを綴った記事はこちら。
つまり、ゴールドラッシュ(AI市場の急激な発展)におけるツルハシ(インフラ)のような存在というわけです。
FastLabelがイノベーションを仕掛けようとしている領域にセンスがあること、そして、未成熟なAI市場だからこそ若い会社に勝ち筋があることは、非常に魅力的です。
また、FastLabelのパーパスのその先には、社会的にポジティブなインパクトがあることは間違いがなく、自身の努力や自己成長のその先に、独りよがりではない結果が待っていることも、とても魅力的だと感じています。
最後になりますが、FastLabelで働くメンバーはそれぞれが強みを持ち、個性的で、そのようなメンバーと共に働くことは、日々学びの連続です。
そうした環境でチャレンジしてみたい方、是非一緒に働きましょう!
お待ちしています。
長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!