「正直、壁にぶつかって悩んだことは何度もあります」
そう語るのは、株式会社スケールメイトでデザイナーを務める吉田文美さん。営業職を経験したのち、デザイナーへとキャリアチェンジした経歴の持ち主です。
彼女を待ち受けていたのは、同世代の優秀なメンバーに囲まれた環境で感じた大きな刺激と、数字に向き合うマーケティング現場ならではの高い要求水準。
的確で率直なフィードバックを受ける中で、自分自身の未熟さと向き合う日々が続きました。それでも彼女がスケールメイトという環境で挑戦し続ける理由とは何なのか。
悔しさや迷いを成長のエネルギーに変えてきた、デザイナーとしてのリアルな歩みをお届けします。
── 現在はデザイナーとして活躍されていますが、学生時代について教えてください。
吉田:少し変わった経歴かもしれませんが、私は韓国の大学に4年間通っていました。父が韓国人なのですが、私は日本で育ったため、当初は韓国語がほとんど話せなくて。言語をしっかりと身につけたいという思いから、韓国の大学への進学を決めました。
大学ではデザイン学科に所属していましたが、指導がとても厳しい教授のもとで、課題量も多く、決して楽な学生生活ではなかったですね。
それでも最後までやり切れたのは、学生時代に打ち込んでいた剣道の経験が大きかったと思います。 粘り強く取り組む姿勢や、簡単に諦めない心構えは、その頃に培われたものだと感じています。
── 帰国後すぐにデザインの道へ進まれたんですか?
吉田:帰国後はデザイン事務所への就職も考えましたが、当時は業界全体に対して「忙しそう」「大変そう」という印象が強く、少し慎重になっていました。
そこで、もっと柔軟な働き方やスキルの広げ方はないかと模索する中で、フリーランスやSNS運用、Webデザインを学べるスクールに出会います。そのスクールをきっかけに、スケールメイトのグループ会社と関わるようになりました。
── 最初からデザイナーとして入社したわけではなかったんですよね。
吉田:はい。最初は営業として入社しました。営業や新規コミュニティの立ち上げに携わる中で、多くの経験をさせてもらいましたが、「このまま続けていくべきか」と自分の適性について悩む時期もありました。
そんなタイミングで「マーケティング部の制作ポジションがあるよ」と声をかけてもらい、デザイナーとして新たなスタートを切ることになります。
今振り返ると、ここからが本当の意味での挑戦だったと思います。
── 何が一番大変だったのでしょうか?
吉田:一番大きかったのは、自分自身の実力不足を痛感したことです。当時の上司・宗安さんは私と同い年でしたが、制作スキルもマーケティング思考も非常に高いレベルで、「まだまだ学ぶことがたくさんある」と日々感じていました。
マーケティング部では、単に見た目が良いだけでは評価されません。「なぜこのデザインなのか」「どう成果につながるのか」を常に考える必要があり、その思考に慣れるまでは大変でしたね。
また、当時は制作を担当するデザイナーが私一人だったこともあり、責任の重さを強く感じていました。
── プレッシャーの大きい環境だったんですね。
吉田:そうですね。周囲のメンバーがそれぞれの分野で成果を出していく中で、焦りを感じることもありました。
正直に言うと、「この環境についていけているのかな」と悩んだこともあります。それでも続けてこられたのは、一緒に働くメンバーの存在が大きいです。
吉田:会社がまだ立ち上がったばかりの頃から、みんなで試行錯誤しながら事業を作ってきました。苦労を共有してきた仲間がいるからこそ、「もう少し頑張ってみよう」と思えたんですよね。
スケールメイトには、仕事に対して本気で向き合っている人が多く集まっています。目標に向かって真剣に取り組むからこそ意見がぶつかることもありますが、その根底には「より良くしたい」という共通の想いがあると感じています。
── 吉田さんにとっては、厳しいけれど、温かい。そんな組織なんですね。
吉田:まさにその通りだと思います。代表をはじめ、経営陣が本気でメンバー一人ひとりの成長を考えてくれています。
高い基準を求められる分、悩むこともありますが、それを乗り越えた時に一緒に喜んでくれる仲間がいる。その関係性があるから、前向きに挑戦し続けられるんだと思います。
── 入社してから、ご自身の中で特に変わったと感じる部分を教えてください。
吉田:一番は、気持ちの切り替えが早くなったことです。以前はフィードバックを受けるたびに落ち込んでいましたが、今は「次にどう活かすか」を自然と考えられるようになりました。
スピード感のある環境の中で経験を積むことで、精神的にも安定してきたと感じています。
── スキル面での変化はいかがですか?
吉田:「マーケティング視点を持ってデザインする」という意識が身につきました。スケールメイトでは、マーケターと密に連携しながら「誰に届けるのか」「何を伝えるべきか」「どうすれば成果につながるか」を徹底的に考えます。
そのプロセスを重ねる中で、感覚だけに頼らない、ロジカルなデザインができるようになったと思います。
── 最後に、今後の目標を教えてください。
吉田:現在は制作だけでなく、新しく入ってくるデザインメンバーの育成やサポートにも関わっています。
これまで多くの人に支えてもらったからこそ、今度は自分がその役割を担っていきたい。デザインスキルだけでなく、マーケティングや組織づくりの視点もさらに深めていきたいと考えています。
スケールメイトは、決して楽な環境ではありませんが、本気で成長したい人にとっては大きなチャンスがある場所です。もし今の環境に物足りなさを感じている方がいたら、ぜひ一度お話しできたら嬉しいです。