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目次
学生時代の原点とベンチャーへの決断
入社直後の“ルールづくり”と0→1開発
いま担っている役割とチームづくり
成長実感とこれからの挑戦
応募者へのメッセージ
まとめ
PROFILE
情報系大学でネットワーク/セキュリティを学び、研究と並行してコードリーディングで実装力を磨く。2022年にBrightechへ新卒入社し、海外向け漫画サービスのバックエンドを0→1で立ち上げ、途中からPMも兼務。現在は漫画投稿サービスとLink-U Productsの自社プロダクトである「ゆれしる」の開発を担当し、バックエンドを軸にフロント領域まで守備範囲を拡張中。
学業も部活もアルバイトも“全力”。そんな学生時代を経て、Brightechの立ち上げフェーズに新卒で飛び込んだ白波瀬零遠さん。入社直後から海外向け漫画サービスの開発やPMを担い、エンジニアリング以外でもインターン運営や社員旅行の企画など、組織づくりにも汗をかいてきました。挑戦の裏側と、これからの目標を聞きました。
学生時代の原点とベンチャーへの決断
──学生時代はどんなことに力を入れていましたか?
部活動は大学祭実行委員会・バスケットボール部・茶道部の3つで、アルバイトも2つ掛け持ち、大学での課題を夜遅くまでやったり、常に何かに取り組んでいました。自分で「やる」と決めたことは最後まで全力でやり切るという姿勢を大事にしていて、そこは今も変わりません。バスケットボールは中学から大学まで続け、司令塔のポイントガードとしてチームを動かす面白さを学びました。茶道では所作だけでなく、道具や空間を大切にする“心”を教わり、ものづくりにも通じる視点が養われたと思います。
──Brightechへの入社の決め手はなんでしょうか?
当初は大学院進学(セキュリティ領域)を考えていましたが、当時所属していた研究室の教授経由でBrightechが広島へ開発拠点を立ち上げるという話を聞き「新卒で会社の立ち上げメンバーとして参画できる!」というところに強く魅力を感じて就職を選びました。
スタートアップで自分の裁量を広く持って会社に貢献できることや、今までやったことのないことを幅広く経験ができるのはもちろんですが、そもそもこのような経験はなかなかできない貴重な経験だと感じ、一度きりの人生なのでチャレンジすることを決めました。
──Brightechの選考での印象は?
淡々と的確に質問される場面もあれば、リアクション豊かに話を引き出してくれる面接官もいて、過度な緊張なく自分の伝えたいことはしっかりと伝えることができた選考でした。最終的に「ポテンシャルと伸びしろを評価したんだ」と言っていただき、入社後の期待に応えようと決意が固まりました。
入社直後の“ルールづくり”と0→1開発
──入社して感じたギャップや驚きはありましたか?
社内ルールが未整備な項目が多く、想像以上に“自分たちで決めていいんだ”と驚きましたね。例えばフレックスタイム制度の実施可否や備品発注の方法など、細かな運用に至るまで一つひとつを同じ立ち上げメンバーと議論しながらどんどん形にしていって、決めては試し、改善するサイクルが自然と身につきました。
──最初に担当したプロジェクトは?
入社後3ヶ月の研修を経て、すぐに海外向け漫画サービスの新規立ち上げの開発にバックエンドエンジニアとして参画させていただきました。右も左も分からなかったので「分からないことはとにかく勉強して学ぶ」というスタンスで、他のプロジェクトで使われているソースコードを読み込み、人のコードから学ぶことを徹底しました。キャッシュ戦略やDB設計など、漫画サービス特有の実装思想をキャッチアップするのに苦労しましたが、その分、地力がついた実感があります。そのプロジェクトでは、途中からPMも担当しました。
──PMを任されて何か得たものはありますか?
最初は手探りで、タスク設計や認識合わせ、摩擦が生まれたときの論点整理を徹底し「どこがボトルネックか」を整理して言語化する力が鍛えられましたね。
さらに、自分たちが携わったものをユーザーに届けられること自体は大きな喜びですが、それ以上に「より良い体験を届けたい」という想いが一層強まりました。この姿勢こそが、プロジェクトを通じて得られた大きな学びだと感じています。
いま担っている役割とチームづくり
──現在の担当領域は?
バックエンドエンジニアとして2つのプロジェクトを兼任しています。ひとつは別の国内向け漫画サービス(フロント2名・バックエンド3名体制)です。もうひとつはLink-U Productsの自社プロダクトである「ゆれしる」で、こちらは基本的に自分ひとりで進めています。座組は案件ごとに異なりますが、いずれも「自走できるバックエンド」として期待値を持って任せてもらっています。
──チームの雰囲気はどうですか?
真面目で素直な人が多いです。忙しい時期でも「それ自分もやりますよ」とお互いがお互いを助け合える、全員が支え合って一つのプロジェクトをやっていく土壌がありますね。私は週1程度のリモート勤務で、広島オフィスへの出社がメインですが、雑談も含めた密なコミュニケーションが、チームの強さにつながっています。
──業務外で力を入れていることは?
インターン企画・運営や新卒採用の企業説明会、社員旅行の企画など、エンジニアリング以外でもやれることは全部やっていこうという精神で取り組んでいます。Link-Uグループは和歌山にもオフィスがあるのですが、そこでインターン運営を学ばせていただき、広島で開催するインターンとしてアレンジして実施しました。広島でのインターンから実際に入社につながったケースもあり、やってよかったと心から思っています。社員旅行は短期間での意思決定の連続でしたが、結果的に組織の一体感を高められました。
成長実感とこれからの挑戦
──入社後のこの4年間で、一番伸びたと感じる力は?
色んな物事への視野が広がりました。1~3年目は自分が任されたタスクに集中しがちでしたが、今は社内のメンバーが増えてきて、今のメンバーやこれから入るメンバーまで視野に入れて考えられるようになりました。
──今後チャレンジしたい技術領域や、将来の理想像はありますか?
バックエンドを軸にしつつ、フロントエンドの理解を深めたいです。フロントも理解した上でのバックエンドは強い。フルスタック一辺倒ではなく、領域を横断できる強みを育てたいですね。
また、将来の自分の理想像としては、みんなを引っ張っていく存在になりたいと考えてます。立ち上げから関わってきた自分だからこそ、みんなが気持ちよく働き、スキルが伸びる環境をつくる役割を担いたい。必要なら施策に“最初の声”を上げる人でありたいです。
応募者へのメッセージ
──これからBrightechに挑戦する新卒の人へ
誰でも最初は初心者。怖さはあって当たり前ですが、チャレンジの先には必ず成長があります。Brightechというスタートアップで、0→1の現場に飛び込み、任されながら一緒に成長していってほしいです!
まとめ
立ち上げメンバーとして“決めて、動かす”を地でいく白波瀬さん。プロダクトの裏側だけでなく、採用・育成・カルチャーづくりまでを自分ごと化する姿は、まさにベンチャーの醍醐味です。裁量の大きさも、チームで助け合う空気も、成長を加速させる土壌は整っています。0→1の中で実践したい人、ぜひ一緒に挑戦しましょう!