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Asahara Story #2:展示会に初出展したが

2022年12月の国際画像機器展でDLP式3Dセンサーのプロトタイプ機の展示を初めてしました。2022年9月から構想をお客様から頂き、協力会社の商社とカメラメーカー様に物を借用→光学設計→機械設計→機械加工業者探し→機械加工→組み立て→電気設計→電気配線→ソフトウェア開発→連動テストと3か月間ほぼ寝ずに一人で完成させました。

国際画像機器展での反応

寝ずに作り上げましたが、反応はイマイチで、3社のみ興味がある企業があっただけでした。このまま、起業に向けて頑張ってて意味があるのかと自信を失いかけている時期でした。

インターネプコンジャパンでの反応

1回目の展示会で不発に終わったので、さらにソフトウェアに磨きをあげて2023年1月の2回目の展示会に出展しました。ここでも、ほとんど仕事に繋がる話はなく、不安な日々が続きました。

JISSO PROTECTでの反応

さらに改良を加えたハードウェアとソフトウェアにより2023年5月に出展したJISSO PROTECTでかなりの反響がありました。この装置の1台目が半導体メーカー様に採用されただけでなく、別の半導体メーカー様、材料メーカー様、電子部品メーカー様など引き合いや受注が増え、急成長が始まりました。

下のバリューで大事にしている「雑草魂」、「成果主義」という内容を思いついた時でもありました。ただ、興味を持って改善するだけでは、結果は出ません。成果にこだわり、苦しい時も逃げずにやり続けることがマネジャーとして必要な資質だと考えるようになりました。

・VALUE

1.好奇心旺盛

企業の支援は、情報感度が高く、新しいことにも果敢に挑戦する気概がなければ出来ません。何事にも興味を持ち、積極的に考え、スピーディーに行動する「考動」が自発的に行える精神(好奇心)を重んじます。

2.現状不満足

Asaharaは、常に現状に満足せず、モアポジ(More Positive)の精神で自らの能力を高め、”より良い技術”、”より良いサービス”、”より良い仕組み”を作り上げ、自分→他の社員→顧客へと良いモノを発信できる影響力を持たなければならない。

3.雑草魂

企業活動には必ず苦難があります。その時に逃げるのではなく、次の成長機会に向けて、どう改善し飛躍するのかを耐え忍びチャンスメイクしなければなりません。雑草のように苦しい環境を乗り越え生み出した「苦し紛れの知恵」※1で人間の持つ最大限の力を発揮し、Asaharaは何度でも困難を乗り越えます。

※1 リスペクトする本田宗一郎氏の言葉を引用

4.成果主義

新しい技術を作るだけでは価値はありません。現場で使える技術を提供し、お客様の喜びがあって初めて価値あるものと評価できます。「作る」「使いこなす」「改善する」の言葉にもあるように自分で技術を生み出しても、世の中にあるものを利用して上手く使いこなしても手段は問いません。成果にこだわり、現場で使える技術を大切にします。

5.成長体験

人は、権限を持つことで責任を持ち、プロフェッショナルとして成長します。若い人でも能力があれば積極的に仕事を任せ、失敗・成功の体験の機会を与えて成長を温かく見守ります。育成のように教えるのではなく、環境を整え自発的に学ぶことを大切にします。ここでしか出来ない成長体験をした社員がやりがいを持てるように支援し、自己の成長、会社の成長、顧客企業の成長を促します。

次回は、プロフェッショナル達の加入秘話をお伝えします。

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