【1日密着】新卒2年目×機械系エンジニア×チームビルディング
今回は弊社センター沖縄うるまで自動車の作図業務を担当している新卒2年目の親泊(おやどまり)さんの1日に密着しました。仕事のお話だけなく、学生時代の経験やトランスコスモス入社までのエピソード、プライベートのことも教えてくれました!
目次
プロフィール
1日のスケジュール
密着取材後インタビュー
プロフィール
1日のスケジュール
まずは1日のスケジュールから紹介します!
8:30 出社・朝礼
沖縄の正装服 かりゆしを着て出社しています。出社後はチーム内で朝礼を実施しています。
9:00 オンサイトとの打ち合わせ
私たちはお取引先に常駐し業務を行っているオンサイトチームと、沖縄から遠隔で業務を行うオフサイトチームで構成されています。オンサイトチームがお取引先との窓口となり業務調整し、オフサイトチームが図面作成などの実業務を行っています。2拠点での連携が重要となるため、タスクや納期の確認・お取引先への報告事項の共有を欠かさずに行っています。
10:00 図面作成
現在は車の車体部品にあたるルーフやドアなどの作図を担当しており、オンサイトから送られてきた3Dの形状データを前型車をもとに2D図面を作成しています。その作成図面から部品の作成や発注を行っていくため、図面に不備があった場合には追加で工数がかかりコストも増大します。それだけでなく車の安全性にも関わってくるため、チームでのミスや手戻りをゼロにすることを目標として掲げています。
一人ひとりが作業レベルを上げるのはもちろんですが、図面の作成を効率化する自動化ツールを導入・活用することでチーム内でチェックする時間をさらに捻出できるような体制を作っています。
12:45 昼休み
センターに勤務するメンバーたちと一緒にランチしています!また、うるまのセンターでは社員同士のコミュニケーション促進を目的に「おごり自販機」が設置されおり、センター長からチーム単位で自動販売機の飲料を無料で受け取ることができます。勉強会や交流会開催時に活用し、仕事のアイディアを出し合ったり、メンバーと積極的にコミュニケーションを取れる機会なので楽しみにしています。
14:00 お取引先への報告会議
進捗状況や完成図面の確認、課題を報告しています。アウトプットの品質があがるよう、お取引先から設計に関する事例を共有いただくこともあります。
15:00 検図・修正→納品
目視だけでなく自動化ツールも活用しながら作成図面のチェックを行います。チェックが完了後、オンサイトへ納品します。
16:30 ツール作成依頼
作図や検図におけるツール作成を検討します。チームで話し合い、作業の効率化が可能なチェック項目を洗い出し、自動化ツールの作成を依頼するための資料を作成します。作成した資料を基にDX推進部門と打ち合わせを実施します。
17:00 進捗報告・終礼
当日のタスクの進捗を確認し、明日の業務に向けて準備をします。
17:30 帰宅 お疲れ様でした!
密着取材後インタビュー
―学生時代はどのように過ごされていましたか?
一番印象に残っているのは高校時代のエコデンカーレースの全国大会出場です。エコデンカーとは、原付のバッテリーを動力源とする手作りの電気自動車のことで、レースでは自分たちで設計したエコデンカーに運営から支給されるバッテリーを搭載してその走行距離を競います。CADを勉強していたことと先輩が出場していたことがきっかけで興味を持ち、5人のメンバーと夏休みを返上するほど没頭しました。沖縄の20チームから予選を突破し、全国大会に出場することができました!残念ながら入賞とはなりませんでしたが、いろいろな規定があるなかで試行錯誤しながら進めていくことの楽しさを感じる良い経験でした。
大学では地域に特化したことを学び、団体職員になることも視野に入れていました。経済学部だったので文系なのですが、プログラミングや収集データをもとに卒論を書く理系のゼミに所属していました。
―入社の決め手はなんでしたか?
最初は団体職員になることをイメージしていましたが、エコデンカーの経験が自分にとっては大きく、その経験を活かせる仕事へとシフトチェンジしました。 トランスコスモスという社名はもともと知っていましたが、何をやっている会社なのかは把握していませんでした。そんななかで人事担当からエントリーしてぜひ話を聞きに来てほしいと連絡があり、就職フェアに参加しました。そこで沖縄で自動車の作図業務ができると知り、トランスコスモスへの入社を決めました。
―現在の業務でやりがいはなんですか?
業務が始まるまでは設計者だけが黙々とこなしていく印象だったので技術力が全てだと思っていました。しかし実際は厳しい納期の中で多くの人が関わっており、コミュニケーションを取りながら1つのモノを作り上げていました。「活発」という言葉がピッタリだなと感じます。そんな中で自分が作図した図面データが蓄積され、モノとして生産されていくことにこの仕事のやりがいを感じます。技術力だけでなく、細分化された調整業務やコミュニケーションをもとに成り立っているのだと気づくことができました。いつか自分が携わった車が日常で走っているのを見られることを楽しみにしています。
―今後はどんなことにチャレンジしたいですか?
3Dでの設計業務はぜひチャレンジしていきたいなと思っています。以前、お取引先での業務を把握するために2週間出張に行ってきました。そこで見せてもらった3Dの設計業務はとても興味深く、自分も挑戦したい!と思えるものでした。沖縄のセンターでは2D設計がメインとなっているため、トランスコスモスの強みでもあるDXを活かして3Dでの設計業務が取り入れられるような仕組みを構築していきたいと思っています。もちろん難易度は上がるので自分のアップデートも必要ですが、それ以上にやりがいを感じられると思います。
―最後に休日のリフレッシュ方法を教えてください!
休日は友人と飲みに出かけたり、趣味のゴルフを楽しんでいます。ちょうど先日、うるまのセンター長と一緒にゴルフに行ってきました!目上の方からも誘ってもらえてありがたいなと思いますし、自分もめいっぱい楽しめているのでトランスコスモスのという会社が肌に合っていると感じますね。
【取材後記】このインタビューを通して、親泊さんのパーソナリティを知ることができました。エコデンカーのお話を伺った際、実は他のメンバーから「夏休みは出ない」と言われていたそうです。しかし、納得できるものを作るためには必要な時間であり、親泊さんの熱意が伝わったことからメンバー一丸となって取り組んだようです。インタビューの中でもマイナスなワードを使わない親泊さん。成功経験も失敗経験も同じくらい大切なものと認識しているように感じました。やりたいことに全力で取り組む性格がこれまでの経験と自信につながっていると思います。社会人2年目というまだまだ若手でありながらも、自分の行動がチームやお取引先にどのような影響があるのかしっかり責任を感じながら取り組む姿勢に圧倒されました。これからの活躍を期待しています。ご協力いただきありがとうございました!