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スタートアップという環境で働く楽しさ・土屋沙也加が描く「コミュ売れ」の設計図

SHINSEKAI Technologies(以下、シンセカイテクノロジーズ)では、シンセカイメンバーの経歴や、Web3への想いを連載中です

▼前回は、広報・川副に話を聞きました


様々な経験を糧にWeb3という新しい世界へ 広報・川副由紀が伝えるシンセカイの魅力 | 株式会社SHINSEKAI Technologies
SHINSEKAI Technologies(以下、シンセカイテクノロジーズ)では、シンセカイメンバーの経歴や、Web3への想いを連載中です。▼前回は、コミュニティグロース事業本部マネージャー/...
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今回は、コミュニティグロース事業本部 コミュニティデザイナーを務める土屋沙也加にインタビュー。


立教大学在学中からスタートアップのインターンに従事し、2019年SOELU株式会社に新卒入社。CRMチームと広報の立ち上げ、新規事業室の立ち上げ・オーナーとして事業開発やマーケティングを担当。 2022年LINE株式会社に参画。法人事業本部にて公式アカウントを起点とした事業開発・PMMを担う。2023年年明けから副業でシンセカイテクノロジーズに関わり、8月にジョイン。

人と人とのつながりや、ファンと企業とのつながりを作り、誰もが居心地の良さや生きがいを感じられる且つ、企業のマーケティング課題を解決するためのコミュニティをデザインする土屋に、仕事の面白さ、スタートアップという環境の魅力について聞いてきました。

株式会社SHINSEKAI Technologies
コミュニティグロース事業本部 コミュニティデザイナー
土屋 沙也加
Twitter:@tsuchinoko_dayo

スタートアップで始めた自身のキャリア

──はじめに、簡単に自己紹介をお願いします。

立教大学在学中からスタートアップのインターンとして従事しました。2019年に卒業してからは、インターンでお世話になった会社に新卒第一号として入社し、CRMチームや広報の立ち上げと新規事業室の立ち上げ・オーナーとして事業開発やマーケティングを担当していました。
その後、2022年LINE株式会社に転職し、法人事業本部にて公式アカウントを起点とした事業開発・PMMを担当しました。2023年の年明けから副業でシンセカイテクノロジーズに関わり始め、8月よりフルコミットすることになりました。

──在学中にスタートアップに興味を持ち、インターンをやってみようと思ったきっかけはなんですか?

舞台や芸術が好きだったので、大学では英語劇サークルに所属をしていました。その後、サークルとは別に演劇のプロデュースや企画制作も始めたのですが、その際に初めて、自ら企画しお金を稼ぐというようなスモールビジネスモデルを体験し、ビジネスの面白さを知りました。そこから、もっとビジネスについて学びたいという気持ちが高まったんです。

そしてちょうどその頃、同じ大学の1つ下の学生が、起業をして3億円調達をしたというニュースをみて、「学生でもこんなにお金を集めて、面白いビジネスができるんだ!」と益々興味が湧いてきました。そこでスタートアップという面白そうな環境でチャレンジをしてみたいと思ったことがきっかけです。

──新卒でスタートアップに入社してよかったと感じたことはなんですか?

1つは、自分自身の成長やレベルアップをしているという実感がしやすかったことです。
スタートアップならではのスピード感の速さや、やるべきことの多さがあり、辛いことももちろんありました。その分、挑戦機会や成長機会は多く、「先月はできなかったけど今月はこれができた!」ということを実感できました。

2つ目は、企業の成長に当事者意識を感じることができることです。
自分がやる仕事が次の大きな資金調達につながり、何十億・何百億の事業にできると想像ができることはスタートアップの魅力の一つだと思います。1人だと想像できない大きいチャレンジも、チームで動くことでできるし、その一員だと感じながら仕事ができる。新卒で入社したからこそ、そのダイナミックさにより楽しみを感じました。


──その後、スタートアップから大企業に転職したきっかけは何ですか?

新卒で入社して3年間勤めたんですが、最後の年に大きい事業に携わることができて、自分の中で一旦やりきったなと感じました。そこで今後のことを考える中で、スタートアップでジャンルレスに様々な業務を経験することができたので、ここからは自分のスキルをあげるためにも、軸足を置いて、より専門性を身につけたいと思ったんです。そのためには、大企業に身を置いて何かを極めてみるのも良いんじゃないかと思ったことがきっかけです。

もともとスタートアップでCRMチームに所属をし、LINE公式アカウントの運用や設計を担っていました。toCのマーケティングをしていく中で、LINE公式アカウントの可能性や面白さを実感していたこともあり、LINE株式会社への転職を決めました。

転職後は、BtoBで価値を提供する立場になり、視点が大きく変わりました。お客様のニーズや、企業にどういう価値を提供できるか?ということを考える中で、ロイヤル顧客を作りたい・お客様と密にコミュニケーションをとっていきたいという需要がすごく高いことにも気づきました。

ーシンセカイテクノロジーズを知ったきっかけは?

TwitterでCBDOの伊藤が「Notionが得意な人いないかな?」とツイートをしていたことがきっかけです。
当時、業務改善コンサルとしてNotionを整える仕事を副業で行っていたので、コンタクトをとりました。ちょうどシンセカイテクノロジーズが創業して2〜3ヶ月のタイミングですね。


NotionはLINE株式会社に入社する前くらいから興味を持っていて、色々触っていく中で「これなら何でも作れるんじゃないか」という可能性を感じたんです。コードを書いたり、エンジニア経験があるわけではない私でも、Notionだと使いやすいように設計ができることが楽しくて。しかも、周りに上手くNotionを活用できる人は少なかったので、お金になると思い副業で始めました(笑)
この「使いやすいように整える」という考えは、現在のコミュニティデザインという仕事にもつながっていますね。

自身も「赤髪海賊団」の一員に。シンセカイテクノロジーズとの出会い

ーシンセカイテクノロジーズにジョインを決めたのはなぜですか?

大企業で働く安心感もあったんですが、やっぱり、スタートアップならではのスピード感や、目まぐるしく景色が変わっていく感じをまた体験したいと思ったんです。


それに加えて、シンセカイテクノロジーズに出会ってWeb3に興味を持ったのですが、Web3が今後未来の当たり前を作っていくという可能性や、様々なバックグラウンドを持ったシンセカイテクノロジーズメンバーの魅力にもワクワクを覚えました。
メンバーも魅力的だし、仕事内容も、これから発展していく産業も面白い!となったら、迷う暇はないなって。成長産業に身を置くことで自分も急成長したいという思いからジョインすることを決めました。

ーチームメンバーの印象は?

「かっこいい大人たち」という印象です。
それぞれがそれまでのキャリアでトップを走っていて、そのままそこに居続けてもきっと成功を重ねていただろうに、新しいWeb3という業界に飛び込み、さらに全力疾走をし続けている姿が本当にかっこよくて。ワンピースでいうと赤髪海賊団ですね(笑)
人柄や雰囲気だけでなく、各領域のプロフェッショナルな大人が本気で走っていて、波動が高いんです。


ーシンセカイはWeb3業界でどんな存在だと思いますか?

Web3ってまだ、エンジニアとかテクノロジー関係の人たちだけで、ビジネス職はなかなか入る隙があまりないイメージだと思うんです。
そんな中で、シンセカイテクノロジーズは、エンジニアよりもビジネス職の人が多い環境で、”コミュニティ”という太古の昔から存在していたものをテーマにWeb3業界でやっていく、新しいテクノロジーの上に乗っかる文化を作る役割を担おうとしていると感じています。
Web2.Xという、Web2とWeb3の架け橋的存在ですね。

ーシンセカイと出会ってWeb3を知ったとのことですが、初めて買ったNFTはなんですか?

MetaKawaiiです!クリエイティブが可愛かったのと、金額的に買いやすかったのもあります。サウナとシーシャのユーティリティがつくMOKU MOKUも最近購入しました。


気になっているのはLOM BABYですね。
新しい技術をつかっているところや、この市況で完売したところもすごいなって。
いつかは自分自身でもNFTを作ってみたいと思っています!

生きがい✖︎マーケティング=”コミュ売れ”をデザインするコミュニティデザイナーという仕事

ーコミュニティデザイナーの仕事とは?

コミュニティを成功させるための設計図を描くことですね。
コミュニティには大きく3つのフェーズがあります。

①オンボーディング ②アクティブ ③いきがいを感じる(ロイヤルカスタマー)


新しいコミュニティに入る時って、ワクワク感もありますが、本当に受け入れられるかという不安を抱えている人も多いんです。そういう人たちが、コミュニティに生きがいを感じられるように設計をするんです。例えば、コミュニティに入ってきたタイミングで自動で通知がされて、自己紹介をするように促される。自己紹介を書くことで、コミュニティのメンバーから反応がきたり、価値観が合う人が見つかるような仕掛けを作ることで、コミュニティに歓迎されていることを体感してもらうんです。様々な人たちがコミュニティに参加するので、どんな人がきても、その状態になるようにパターンも色々設計します。

そういったコミュニティの設計をして、それをマーケティングにつなげ、「コミュ売れ」を作ることが私たちコミュニティデザイナーの仕事です。「コミュ売れ」をさせるための研究室(ラボ)も社内で立ち上がったんですよ!

ーどのような研究をしているんですか?

まだ始まったばかりのラボですが、ものがたくさん、情報もたくさんある中で、どうやったら人がものを買うのか?お金を使うのか?をコミュニティでサポートするために、マーケティングの考えや、人の感情・心の動きを研究して成功モデルを作り出す研究です

例えば、お店やホテルのスタッフの接客の中で感動したことがあれば、それを共有して、コミュニティの設計に活かせるようにする。さらに、その体験を「売れる」に繋げるためにはどうしたら良いかというマーケティングの視点も持って日々研究を重ねています。

日常に小さいものから大きいものまでコミュニティは多数存在しているので、ヒントは無数に転がっていますね。

ーコミュニティマーケティングの未来ってどうなると思いますか?

まずは、「コミュ売れ」の事例をシンセカイでたくさん作りたいです。「TikTok売れ」のような、そういう事例がすごい勢いで世の中に広がっていくと思うんですよ。

コミュニティマーケティングって昔から存在はしているんですが、大企業のマーケティング担当の方々からすると、コミュニティづくりは成果が計りづらかったり時間もかかるので後回しにしてしまいがちなところだと思います。でも、きっと一度完成したコミュニティは、人と人の絆があるからなかなか崩れないんです。面倒でみんなやりたがらないけど、すごく大事な要素であることはわかっている。だからこそ、シンセカイテクノロジーズが型を作ることで、みんながコミュニティマーケティングをできる未来が来ると思っています。


ーコミュニティマーケティングを学ぶ上で、おすすめの本やメディアはありますか?

一番地に足がついていてわかりやすく、面白かったのは中嶋聡さんの「シリコンバレーのエンジニアはWeb3の未来に何を見るのか」という本ですね。
あとは澤山モッツァレラさんという方のツイートはコミュニティの勉強になってます。

──どんな人と一緒に働いてみたいですか?

あたりまえのことを大切にできる人ですね。働くって人対人の関わりになるので、例えば「ありがとう」とか「ごめんなさい」がちゃんと言える人であったり、店員さんや友達から言われたり、されたりして嬉しかったことなどに気づけるような人だと良いなと思います。


コミュニティデザイナー
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あなたには家庭・仕事以外のサードプレイスがありますか? ここ数年、共通の興味を持つ人々が集まって、 例えば釣りやキャンプなどのニッチな趣味を楽しむコミュニティが増えています。 こうしたコミュニティでは、日常生活と自然に調和し、深い関係が築きやすく、 多くの企業も興味を持っています。 好きなことのコミュニティで、得意なことを活かし、必要とされて、稼ぎながら、 好きなことを支援できる。これこそが生きがいを感じられるということ。 シンセカイテクノロジーズでは、「生きがい」を実現できる人を増やしていくための 挑戦を行っています。 シンセカイテクノロジーズは「コミュニティの力でビジネスを加速させる」をミッションに、熱量の高いファンコミュニティ形成を支援する会社です。 デジタルコミュニティ構築をワンストップで支援しております。 ・Discordコミュニティ構築・運営支援サービス ・コミュニティマネジメント分析サービス ・自社開発コミュニティプラットフォーム シンセカイテクノロジーズプレスリリース:https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/115234
株式会社SHINSEKAI Technologies

あとは、今までマーケティングを担当していた人たちも、コミュニティマーケティングって、まだ「これだ」という正解がない領域で、私たちも日々、仮説を立てながらやっているので、新しい「あたりまえ」や勝ち筋を作りたい人には面白い仕事だと思います。


ますます注目を浴びるコミュニティマーケティングにおいて、基礎となる設計図を描くコミュニティデザイナーという新しい仕事に挑戦をしてみたい方は、ぜひ下記のリンクからお気軽にお問い合わせください!


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シンセカイテクノロジーズは、これまで様々な業界でのコミュニティ運営で培った独自のコミュニティ理論をもとに、コミュニティ関連サービス群「MURA(ムーラ)」を開発・運営しています。データを活用しながら企業やブランドのコミュニティ運営を一気通貫で支援することで、コミュニティに関わる全ての人に「生きがい」を生み出し、コミュニティの力でビジネスを加速させます。
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