この記事では、自分の創業理由を通じて、どんな会社なのかを知ってもらい、同じような想いを持つ人との出会いになれたらと思い、筆を執りました。
自己紹介
改めまして、現在、東京でデジタルマーケティングの会社を経営しております。板橋翼と申します。
私は宮城県石巻市という、山も海も車で10分の小さな港町で育ちました。
実家は、亡くなった父が始め、母が引き継いだ会社で、鯖の押し寿司を作って売っていました。道の駅や高速道路のサービスエリア、地元のスーパーに商品を置いてもらい、コツコツと売上を作ってきた会社です。
当時の私は、東京で広告代理店に勤めていました。会社という後ろ盾があったので、「事業がなくなる」ということを、正直どこか他人事のように感じていたと思います。
その感覚が変わったのは、コロナ禍でした。
コロナで売上激減・通販サイトの月商1万円
道の駅や高速道路への納品が止まり、家業の売上は一気に落ち込みました。実家が持っていた通販サイトも、当時の売上は月に1万円ほど。ここで会社がなくなってしまうかもしれない、という状況になりました。
母から相談を受けて、平日の夜と土日の時間を使い、通販サイトの改善に取り組み始めました。それまでマーケティングの実務経験はあっても、自分の家族の生活に直接関わる仕事をするのは初めてでした。
SEOのみで月商1万円から100万円に改善
結果として、Googleの検索結果で「鯖寿司 通販」が3位、「鯖寿司 お取り寄せ」が2位、「鯖寿司」が4位まで上がり、検索経由だけで月100万円の売上を作れるようになりました。
ギフト需要の強化や、Amazon・楽天市場・au PAYマーケットへの出品、御歳暮シーズンの広告配信、クラウドファンディングなど、できることは一通り試しました。
もちろん、すべてがうまくいったわけではありません。お客様にご迷惑をかけてしまったこともあります。
実家の通販サイト改善を通じて感じた2つの事
それでも、「同じ商品なのに、マーケティングのやり方次第で売上が変わっていく」という感覚を、身をもって体験しました。
この経験で強く感じたのが、次の2つのことです。
ひとつは、会社や事業というのは、思っているよりずっと簡単に無くなってしまうという事実です。会社員として組織に守られていたときには、一度も実感したことがありませんでした。
もうひとつは、そんな状況でも、Webマーケティングの力があれば、田舎の小さな会社の通販サイトでも売上を伸ばし、都市部の会社と戦っていけるという事です。地方だから、規模が小さいからという理由で、勝負すらできないわけではないと分かりました。
もっといろんなお客様を助けられるのでは
この2つの気づきから、「いい商品を扱っているのに、売れずに苦しんでいる会社を救いたい」という想いが強くなりました。
地方や現場で頑張っている中小企業が、マーケティングを理由に潰れる世界にはしたくない。この想いが、今のピクシスのビジョンとミッションの土台になっています。
家業の件をきっかけに2022年に独立し、まず1年ほどフリーランスとして活動しながら経験を積み、2023年3月に株式会社ピクシスを立ち上げました。
社名の「ピクシス(Pyxis)」は、羅針盤(方角を知るための道具)を意味する星座の名前から取っています。
クライアントの「進むべき方向」を一緒に見つけること、目先のテクニックではなく長く残る仕組みを作ること。この2つを大事にしたいという想いを込めました。
ピクシスでは、単なる外注先ではなく、経営者と一緒に悩んで一緒に考えるパートナーであること。お客様を見るのではなく、お客様と同じものを見ること。このスタンスを大事にしながら、日々の支援を行っています。
少しでも興味を持ってくれた方、よければご飯でも食べながらマーケティングの話をしませんか?
ご応募お待ちしております。