Climate Integrateは7月18日、レポート「What’s AZEC ?:アジア・ゼロエミッション共同体とは?」を公表しました。
AZECは、2023年3月にアジアのカーボンニュートラル/ネット・ゼロ排出に向けた協力を推進する枠組みとして発足しました。発足以来、4回のハイレベル会合が開催され、共同声明、200件を超える覚書、新たな組織の設立、10カ年行動計画などが発表・決定されています。
本レポートでは、公表情報に基づいて「AZECとは何か?」を解説し、AZECで締結された覚書について分析しています。
📊本レポートのポイント
AZECの首脳会合と閣僚会合で公表された合計217件(重複を除く)の覚書案件について、参加国、協力分野、参加主体の3つの観点から分析を行い、以下の結果を得ました。
🔍 参加国別では、217件すべてに日本の公的機関や企業が関わっています。締結相手のうち、インドネシアの公的機関や企業が全体の4割を占めています。
🔍 協力分野については、全体の3割が燃料に関する協力(水素・アンモニア、バイオマス・バイオ燃料、液化天然ガス(LNG)、合成燃料など)で、最も多いのは水素・アンモニアに関する協力であり、火力部門に利用されるものもかなりあります。再エネや省エネの案件は全体の1割未満です(図4)。 協力分野については、全体の3割が燃料に関する協力(水素・アンモニア、バイオマス・バイオ燃料、液化天然ガス(LNG)、合成燃料など)で、最も多いのは水素・アンモニアに関する協力であり、火力部門に利用されるものもかなりあります。再エネや省エネの案件は全体の1割未満です。
📝 レポート全文を参照されたい方はこちらをご覧ください。
日本語: https://lnkd.in/g5_ZpJ-v
英語: https://lnkd.in/gkVXpSvn