営業を影ながら支え、会社の土台となる存在がいます。
それがバックオフィス業務を一手に担う藤澤雄貴さん。
代表からは「周りに振り回されない安心感のある人」と言われるほど、会社に無くてはならない存在です。
今回は、そんな藤澤さんにバックオフィスからみた会社の雰囲気や、ご自身の仕事のやりがいを聞きました！

人物紹介：藤澤 雄貴

東京都出身の27歳。大学卒業後、車関係の会社に就職し営業を担当。その後、知人の紹介からBumpに入社し、現在はバックオフィスメンバーとして営業以外のほぼ全ての業務を一手に担っている。学生の頃、バレーボールをしていた時も様々なポジションをこなしていたことから、昔からマルチタイプな資質を持っていたことがわかる。どんなタイプの人とでもコミュニケーションを取れるBump『影の大黒柱』。キングダムが好きすぎてキングダム関連のビジネス本を読み尽くした。

入社して強くなった責任感とポジティブさ。代表との距離の近さがメンバーに良い影響を与えていると感じる

ーーーBumpに入社したきっかけを教えてください。

藤澤：前職を辞めたいと思っていたときに、相談した友人がBumpにいたことがきっかけでした。ちょうどバックオフィスの仕事をしている人が、「他にやりたいことがある」という理由でBumpを辞められたんです。その人の代わりが空いているからと、誘われたのがきっかけですね。

その後、実際にBumpを見学し、朝のミーティングの様子など見させてもらって「ここで働きたい」と素直に思いました。

ーーー実際に働いてみて良かったと思う点はどんなところでしょうか。

藤澤：今の役割が自分一人だということもあり、会社に必要とされていると感じる部分も多く、責任感が強くなったことだと思います。責任感と、ネガティブなことを考えなくなったところは大きいですね。

Bumpで働き始めてから、仕事に取り組む姿勢が自然と変わりました。とにかくポジティブな人が多い環境なので、自然と影響されているのかなと。ネガティブなワードを話す人が、ほとんどいないんですよね。

前職は中古車関係の、割と大きな会社で営業をしていてたのですが、基本的に上司が言うことが絶対で成果が出ないとかなり問い詰められるような環境でした。Bumpは対照的で、とにかく楽しそうに仕事をしている人が多いんですよね。もちろん仕事上、誰かを叱ったり、成果に対しても厳しく向き合っている部分もありますよ。

基本的には自主性を大事にしている職場なので、個々がやりたいように挑戦できる環境があります。

ーーー営業さんも、同じようなことをおっしゃっていました。Bumpで働くとみんな変わるのはなぜなのでしょう。

藤澤：代表に影響されているのは大きいですね。ほぼ毎日出会うからみんなに伝染するのかなと思います。代表に直接考え方を教えられたことは特にないんですけど、みんな雰囲気で感じ取っていくのかも。

大きな会社だと、代表のような立場の人と関わることは滅多にありません。それがここでは「代表と話す時間がほしい」と言えば作ってもらえます。何かと相談しやすい環境があるのは、不満もたまらないのでいいと思っています。

モチベーションを高く保てる組織の仕組みがあるなかで自分の役割を果たす

ーーーバックオフィスという立場から、自社はどのような会社に見えていますか。

藤澤：強く感じるのは「やらされている人がいない」ということですね。また、無理に誰かに強要する人もいません。変に「会社のため」と思わずに、個々がまず自分の目標を決めて自分のために頑張っています。その行動が結果として会社の利益になる。それが自社の強みだと感じています。

ーーーそういった会社の雰囲気を作るために、社内のルールや組織として工夫されていることはなんでしょう。

藤澤：営業さんが頑張れる一番の理由は独立支援があるというところではないでしょうか。Bumpで成長し、自分で事業を立ち上げられるというのが、一番のモチベーションになっているのかなと思います。

私の場合は、自分が独立することはありませんが、独立した人の会社で今の自分がしている業務を教えたり、自分自身がお手伝いしたりができます。Bump以外の会社と関わる機会が増えれば、その分、自分の収入も増える可能性があります。

ですがシンプルに、一緒に働いているスタッフがオーナーや社長になったり、成長が見れたりできるのは嬉しいですね。

ーーーバックオフィス目線から、藤澤さんが「こういう風にしたらもっとよくなる」、「こんなこと取り組んだらどうか」など、社内のメンバーに提案することはありますか。

藤澤：営業さんに対して「営業のやり方」は言えませんが、営業しやすい環境作りとして「こうすればもっと営業に専念しやすくなるのでは」という提案はします。あとは提案ではないですが、基本として決まっていることが守られていない時は言うようにはしています。表のまとめかたや書類の計算ミスなどがあると、本人も困りますが会社も困るんですね。だからそういったことを働きかけるのは、自分の役割だと思って取り組んでいます。

ーーー組織にそんな存在がいるのといないのでは全然違いますね。

藤澤：適当に仕事している人に対しては言わないし、なにも手伝わないと思います。周りには目標に向かって取り組んでる人ばかりで、つい応援したくなるくらいの働きぶりなので、こちらも適当にするわけにはいかないと思えるんですよね。

ーーーメンバーへの信頼がうかがえますね。代表の影響だけでなく、互いに良い影響を与え合ってるからこその働きやすい環境だとも思います。

藤澤：スタッフ同士のコミュニケーションの時間も長いし回数も多いですね。意見交換がしやすいのでお互い影響し合っているところはあると思います。

何かあれば自分から聞きに行く自発的な人が多いのと、答える側もそうして聞きに来た人を適当にあしらうこともありません。まじめに答えるし、たまに意見がぶつかってギクシャクすることがあっても最終的にはしっかり納得して終わります。言い合える環境があるのは大事ですね。

ーーーコミュニケーションを取りやすくなるように皆さんが工夫していることはありますか。

藤澤：毎朝の自由時間が大きいかもしれません。朝のミーティング前にグループに分かれて、自分達のために使う時間というのがあるんです。人によって使い方は様々ですが、簡単な意見交換や情報共有をする人もいれば、何か勉強をしてお互いに教えあうなど、自由な時間の使い方をしています。そういったことを毎朝している会社は珍しいかもしれないですね。

ーーーちなみに藤澤さんはその自由時間をどう使っているのでしょうか。

藤澤：私は前日の売り上げの計算や、頼まれた用意や資料の作成、求人のメール対応などをしています。基本的に私は横耳で聞いていることがほとんどですね。

影の大黒柱として「これだけのことをしている」という自負が社内の安心感にもつながっている

ーーーBumpで働きながら「こんなことがやりたい」など達成したい目標はありますか。

藤澤：Bumpから独立していく人が増えて、ゆくゆくは様々な会社のバックオフィスを管理したり、自分が誰かに教えたりできる日を楽しみにしています。

Bumpを通じて関わる人たちは社内外含め、オーナーになって独立する人が多いので、様々な会社のオーナーさんや社長さんと話す機会があります。そんな人達の話を聞いていると、本当に意識が高いなと感じる人が多いんですよね。私もその人達と同じ目線でいたいと思っています。

ーーー藤澤さんが大事にされているお仕事の考え方を教えていただけないでしょうか。

藤澤：私は営業ではないので直接利益につながる仕事はしていません。だから自分にできるのは、会社のメンバーが仕事をしやすいようにすることです。そのためには、なるべく何でもできるようにしないといけないと思っています。

今の仕事は一人でも滞りなく進められているのですが、「もっとこれができた方が」と思うと、自分で動画作ったり、SNS運用をしたり、最近だとECサイトを作ったりもしています。自分のできることが増えれば、同じことをルーティーンでやり続けることもないので楽しいですね。

ーーーバックオフィスというよりも、もはや営業以外の仕事を全部していませんか（笑）

藤澤：確かに（笑）。だからやりがいがあるのかもしれないですね。自分のしている仕事を他人に「どうだ」と言うつもりはないですが、自分の中では「これだけの仕事ができる」と思えることが自信につながっています。

ーーー本当にBumpの影の大黒柱ですね。藤澤さんがいることで安心感が増している気がします。

藤澤：どうなんでしょうね。直接、感謝の言葉を言われることなんて少ないですし、たまには「わかってくれているのかな」と思うこともなくはないですが……（笑）。自分のなかで「しっかりやれている」と思って取り組むことで、結果として存在感が大きくなればいいなと思います。