「エンジニアに興味はある。でも、何から始めればいいのかわからない」
プログラミングスクール、資格、独学。調べれば調べるほど情報が出てきて、かえって手が止まってしまう。未経験からエンジニアを目指す方の多くが、最初にぶつかる壁です。
こんにちは、株式会社テクノゼンです。前回の記事では「文系・IT未経験でもエンジニアになれるのか」についてお話ししました。今回はその続きとして、「では、具体的に何から始めればいいのか」という疑問にお答えします。
この記事では、未経験からエンジニアを目指すまでの道のりを、5つのステップに分けて紹介します。
まずは全体像:5つのステップ
- エンジニアの種類を知る
- 興味のある分野を選ぶ
- ITの基礎を学ぶ
- 実際に手を動かす
- 転職活動に向けて準備する
順番は目安です。学びながら分野を選び直したり、手を動かしてから基礎に戻ったりしても構いません。大切なのは、全体の地図を持ったうえで一歩目を踏み出すことです。
ステップ1:エンジニアの種類を知る
ひと口に「エンジニア」と言っても、仕事内容はさまざまです。代表的なものを挙げると、次のように分かれます。
- 開発エンジニア:Webサービスやアプリ、業務システムなどをつくる
- インフラエンジニア:サーバーやネットワークなど、システムが動く土台を設計・構築し、安定して動くよう守る
- クラウドエンジニア:AWSなどのクラウドサービス上で、システムの土台をつくる
種類によって、日々の仕事も、学ぶべきことも変わります。それぞれの違いは、このシリーズの別の記事でくわしく解説する予定です。
すぐ試せるヒントとして、求人サイトでエンジニアの求人を何件か開き、「業務内容」の欄を読み比べてみてください。実際の仕事のイメージが、ぐっとつかみやすくなります。
ステップ2:興味のある分野を選ぶ
種類がわかったら、まずは興味のある分野を1つ選びます。ここで一生の専門を決める必要はありません。
迷ったときは、自分の「好き」を手がかりにしてみてください。目に見えるものをつくるのが楽しそうなら開発、仕組みを安定して動かすことに興味があるならインフラ、という選び方もあります。
あわせて、未経験から入りやすいかどうかも判断材料になります。たとえばインフラの運用・監視の仕事は、決められた手順に沿って進める業務も多く、未経験からのスタートとして選ばれることが多い分野のひとつです。
ステップ3:ITの基礎を学ぶ
どの分野に進むとしても、共通して役立つ土台があります。コンピューターの仕組み、ネットワークの基本(IPアドレスやインターネットがつながる仕組み)、OS(パソコンやサーバーを動かす基本ソフト。サーバーではLinuxがよく使われます)などです。
学び方は、入門書、オンラインの学習サイト、資格の勉強などがあります。資格は、学ぶ範囲を整理する「地図」として使うのがおすすめです。
- IT全般:ITパスポート、基本情報技術者試験
- ネットワーク:CCNA
- Linux:LinuC、LPIC
- クラウド:AWS認定クラウドプラクティショナー
資格を取ること自体が目的になると、知識が点のまま終わりがちです。「何のために学ぶのか」を意識しながら進めましょう。
ステップ4:実際に手を動かす
本や動画で学ぶだけでは、なかなか身につきません。小さくても、実際に手を動かしてみることが大切です。
開発に興味があるなら、簡単なWebページやツールをつくってみる。インフラに興味があるなら、自分のパソコンに仮想環境(パソコンの中に別のパソコンを用意する仕組み)をつくってLinuxを触ってみる。クラウドの無料枠を使って、サーバーを立ててみるのもよい経験になります。(最初はオンラインの体験学習サイトや、手順通りに真似してみるだけで十分です)
思いどおりに動かない、原因を調べる、直す。この繰り返しこそ、エンジニアが現場で毎日使っている力です。学んだことやつまずいたことはメモに残しておくと、面接で自分の学びを具体的に話す材料にもなります。
ステップ5:転職活動に向けて準備する
未経験の採用では、今の知識量よりも「学び続けられるか」「わからないことにどう向き合うか」が重視されやすい傾向があります。次の3つを準備しておくと、面接で自分のことを伝えやすくなります。
- なぜエンジニアを目指すのかを、自分の言葉で話せるようにする
- これまでに学んだこと、つくったものを具体的に説明できるようにする
- 前職の経験を振り返り、エンジニアの仕事に活かせることを整理する
あわせて、会社選びの軸も考えておきましょう。入社後にどんな仕事から始めるのか、どう成長を支えてもらえるのか。気になることは面接やカジュアル面談で遠慮なく質問してください。
つまずきやすい3つのポイント
最後に、未経験からの学習でつまずきやすいポイントを紹介します。
- 完璧を目指して止まってしまう:全部わかってから次へ、では進めません。7割わかったら先に進んで大丈夫です。
- 一人で抱え込む:学習コミュニティやSNSなど、質問できる場所を持っておくと続けやすくなります。
- 情報収集だけで終わる:調べる時間より、手を動かす時間を多くとることを意識してみてください。
まとめ
未経験からエンジニアを目指す道のりは、「種類を知る → 分野を選ぶ → 基礎を学ぶ → 手を動かす → 転職の準備をする」の5ステップで考えると整理しやすくなります。
最初から完璧な計画は必要ありません。今日できる小さな一歩、たとえば求人を3件読んでみることから始めてみてください。
おわりに:テクノゼンがこの記事を届ける理由
株式会社テクノゼンは、2024年11月に設立したIT企業です。「挑戦を支える、エンジニアファースト」を掲げ、エンジニアが主役となれる環境づくりに取り組んでいます。案件単価をすべて公開し、努力やスキルが正しく評価される仕組みを整えているのも、その考えの表れです。
そしていま、テクノゼンは未経験からエンジニアを目指す方の採用を進めています。この連載では、これからも未経験の方が抱きやすい疑問にひとつずつお答えしていきます。次回は「プログラミングができなくても大丈夫?」をテーマにお届けする予定です。
テクノゼンでは、今後も未経験からIT業界を目指す方に役立つ情報を、このストーリーでお届けしていきます。最新の記事を見逃さないよう、ぜひ会社ページの「フォロー」をお願いします。
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