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美容師から未経験IT業界へ転職 仲本 拓弘

こんにちは!Brully (ブルーリー)人事部です!

今回は仲本 拓弘(なかもと たくひろ)さんに転職を決意したキッカケや中身について大翔さんが深掘りしていきたいと思います!

では早速行ってきます!!



美容師時代

(大翔):美容師の歴は何年くらいされてたのですか。


(仲本):専門学校を出て、勤務していた期間でいうと10年ですね。


(大翔):10年ですとかなりベテランの域ですよね。美容師をしてて一番辛かったなというようなことはどんなことですか。


(仲本):基本的には楽しかったのですが、辛いのは最初の2~3年でしたね。最初の下積みはアシスタントといういわゆるスタイリストのサポートをする業務だったのですが、お客様の髪をデザインすることができなかったので早く一人前になりたい!という思いでした。

美容師は割と体力勝負と言われているのですが、その由縁としては業務の中で技術を高めることができないからです。

当たり前ですがお客様に失敗は許されないので、最初は失敗してもいいようなカツラや仲間の髪の毛を切らせてもらったりするので、出勤前の2時間と営業終了後の3時間を利用して練習する日々を過ごしてました。

(大翔):そうすると1日13時間以上ですね(笑)

(仲本):まぁそうなりますね(笑)ただ、それ自体は全く辛くなかったですね。もう無我夢中だったので。

単純にプロとしてお客様と向き合える土俵に立つためには、その技術力を自分で保持する必要があったので毎日ガムシャラでした。

現場で先輩達を目の当たりにするとその凄さに圧倒されて、自分も追いついてやる!という一心でしたのでそれがモチベーションだったのかなと当時を振り返ると感じますね。


(大翔):努力は夢中ってものには勝てないですもんね。ちなみに最終的にはどういったポジションだったのですか。


(仲本):トップスタイリストという肩書きでして、いわゆる全てのことができる人ですね。あとは副店長という立場でもあったので教育だったり、陣形といいますか現場は生き物なので、あらゆるアクシデントやトラブルに対処しなければいけませんのでそういった人海戦術が試される環境でした。


仲本 拓弘(なかもと たくひろ) 生年月日:1991年10月10日


IT業界に転職するキッカケ


(大翔):なるほど。そこまでのポジションに上りつめて今回ブルーリーへの転職だったのですがどのような心境からだったのですか。


(仲本):もともとガジェットといいますか、ガラケーやスマホとかが好きだったんですよ。凄まじい時は2ヶ月に1回とか機種変してました(笑)

ITって言われると何か難しそうだなと正直今でも思ってるのですが、何となくそこに自分が居たらどうなってるんだろう。とずっと心に秘めていたんですよね。

誰でも色んなことしてみたいなという気持ちはあると思うんですが、自分はたまたまそういったものが好きだったんです。

とはいえ下積みを長年してようやく一人前になれたのにという気持ちもあったのですが、30代後半に自分が美容師をしてるイメージができなくて、もっと言えば明るくないなという感じです。

なので思い切って転職して、「新しい自分にまた出会ってみたいな」という前向きな気持ちで転職することを決意しました。


(大翔):おそらく仲本さんは1日1日を全力で過ごされていたので普通の人の何倍も時間を大切に使っていたんだなと思います。だからこそ本当は10年ですけど、20、30年分くらいの時間が経過してるような。

弊社としては仲本さんのような全くの未経験でも、これまでの人生経験が多いに活用できると思うのですがご自身ではどう分析されますか。


(仲本):美容師そのもののスキルはもちろん意味を成さないかも知れませんが、美容師としての経験上で私自身が1番感じることとしましては、技術力どうこうよりも人間力だなと思ってるんですよ。

髪の毛を切ったり染めたりするその作品の見せ方だったりという意味では表現者なのかなと思う反面、結局は人との関わりの中で指名をもらったりしてるので技術力はあくまでも付加価値なんです。

価値そのものというか土台になっているのは自分という人格や対人関で起きるストーリーだったりコミュニケーションなのでそこが母体になると思います。

もちろんその価値を評価していただいて入社させていただいたと思っているので今後自分がどのような貢献ができるか楽しみです。

(左)仲本 拓弘  (右)中田 大翔


(大翔):仰るとおりで、僕もお客さんとして月に一度は美容室に行くのですが、仲本さんにこんな事言うのは失礼かもしれないんですけど、正直僕らからしたらそこまで技術の差ってあまり分からなくて。

なので、僕は最終的にいつも伺う美容室は結局その人との相性で決まってますね。美容室というか美容師に行ってる。の方が正しいかもしれないです。


(仲本):そうなんですね!僕も現役の頃はそういったお言葉をお客様に直接言われた時は涙がでるくらい嬉しかったですしそれが何よりのやり甲斐でした。


(大翔):改めてお聞きしたいのですが、本来はやはり新卒一括採用、年功序列という日本社会の縮図や歴史から見ても転職するのは勇気がいることじゃないですか。例えば美容師を続けながら勉強してみるとか。


(仲本):たしかにそうなのですが、シンプルに僕が不器用なだけかもしれないです。マルチタスクが苦手というのもあるんですけど、テクノロジーをリスペクトしてるからこそなんです。

IT技術の進歩発展って凄まじいので、安直に二刀流とか言ってられないですし、僕も31歳になるので焦りもあったのは事実です。

それでもそこの環境にダイブしたかったので今回の転職に至ったという感じです。やはり何かを捨てる覚悟があればどんなことでも挑戦できるとは思ってます。


(大翔):今後はどのような挑戦をしていきたいですか。


(仲本):やるからにはどんなチャンスでも取り逃がさずに掴んでいきたいのですが、僕は美容の業界から来たこともあってデザインに興味があります。

もちろんデザインだけできてもダメだと思ってまして、自分はお店のマーケティングの一環で口コミのレビュー返信やSNSを主体とした広告宣伝にも力を入れていたので、経営の観点からマーケティングを戦略させていただければと思っております。

因みに大翔さんもこれまでになんと言いますか、チャレンジで崖から飛び降りたみたいなご経験とかあったりしますか。


(大翔):崖ですか(笑)そうですね。第三者が判断することなので自分では分からないですけど、戦略も何も無しに無謀なことをしたことはありますね。

出身が沖縄なのですが、19歳の頃に奥さんと子どもを抱えて東京出てきたことですかね(笑)正直笑っちゃいますよね。

東京きてから家探して仕事探してみたいなことをして、とにかく必死でした(笑)

(仲本):それは大変でしたねw


(大翔):若気の至りですよね。仲本さんはお客様とかで対応に困って必死になったというか焦ったこととかありましたか。


(仲本):思い返すと1人いました。シャンプーの時だったのですが「どこか痒いところありますか」って聞くと「ここが痒い」と仰るのでかいてあげると次は違うところが痒いと仰ってるのでかいたんですね。

そうするとさっきかいた所をまた痒いと仰ってそれを10回くらい繰り返してたんですよ(笑)。その後だんだん頭じゃない違うところで首とか手とか肩とかも痒いと指示してくるので大変でしたw

お客様に「もう自分でかいてください!」なんて言えなくて。

(大翔):仲本さん!僕が求めてた話と違うような(笑)。でも凄く面白いですね(笑)。

仲本さんの人柄の良さも出て、ホントにいい記事を “かいて” いただけそうです。

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