前回の記事では、ゴンドラの仕事の全体像をお伝えしました。
今回からは、各ポジションの実務にもう少し踏み込んでいきます。第一回は「デジタルマーケティング営業」と「システムコンサルタント」の2職種です。
どちらのポジションも、クライアントと直接向き合いながら課題解決を担う、コンサルティング色の強い働き方です。一般的な「モノを売る営業」とは少し違います。その違いを含めて、正直にお伝えします。
デジタルマーケティング営業
どんな仕事か
Web広告・SNS・CRMといったデジタルマーケティング領域において、クライアントの課題整理から戦略立案、施策提案、推進までを一気通貫で担うポジションです。金融・不動産業界を中心としたクライアントの事業構造を深く理解した上で、中長期的なマーケティング戦略の設計から実行統括、アカウントの成長責任までをリードします。
一日の流れ
朝礼でチームの状況を共有した後、午前中は提案書の作成や読み込みに充てることが多いです。午後はクライアントとの商談に臨み、終了後は振り返りと関係部署への情報連携を行います。終業前にその日のタスクを整理して一日が終わります。
担当案件数は平均5〜10件ほど(新規・既存合わせて)。大規模案件を担当する場合は2〜3件に絞って深く関わることもあります。
どんな人が活躍しているか
接客業など、一見デジタルマーケティングとは縁遠い業界からの転職者が活躍しているケースが多くあります。「相手の話をしっかり聞いて、何が必要かを考える力」は、業界を超えて通じるものだと感じています。
システムコンサルタント
どんな仕事か
Webシステム開発・Webサイト制作・CRM構築案件において、クライアントへの提案営業から、受注後の要件定義・制作ディレクション・プロジェクト推進までを一貫して担うポジションです。クライアントの課題整理やシステム構想設計を行い、エンジニアやデザイナーと連携しながら、ビジネスと開発の橋渡しを担う「技術フロント」としての役割を期待しています。
エンジニアとの違い
同じ開発・システム領域でも、エンジニアは実際の開発実務(プログラミング)を担うポジションです。システムコンサルタントは、上流工程である提案・要件定義・プロジェクト推進を担います。技術的な知識を持ちながら、クライアント側の窓口として動くイメージです。
具体的には、クライアントへのヒアリング・課題整理、Webシステム/Webサイト制作/CRM構築案件の企画・提案、社内の制作・開発チームとの連携・進行管理(スケジュール・品質・コスト管理)などが仕事の中心になります。また、ローコード開発プラットフォーム「SPIRAL」を活用したソリューション提案も担います。
どんな人が活躍しているか
こちらも、異業種・未経験からの転職者が活躍しています。技術的な知識よりも、「相手の課題を整理して、最適な解決策を提案する力」が求められるポジションなので、接客業など人と向き合う仕事をしてきた方が力を発揮しやすい傾向があります。
2職種に共通する「面白さ」と「難しさ」
最後に、2つのポジションに共通するポイントをお伝えします。
どちらのポジションも、本当に求められているのは「売る力」ではありません。クライアントの課題を構造化した上で、自社が持つ複数の解決策を戦略的に組み合わせて提案する力です。
面白さは、その自由度にあります。「この課題はCRM起点で組むべきか、広告とSNSの掛け合わせが効くか」といった戦略的な組み立てを、自分で考えられる余地があります。クライアントの事業成長に本質的に関われる実感を得やすいポジションです。
一方で難しさもあります。選択肢が多い分、思考を止めて「知っている商材」に飛びつくと、コンサル的な提案ではなく、ただの御用聞き営業になってしまうリスクがあります。広告・SNS・CRM・システムそれぞれの専門性を一定レベルで理解しながら、クライアントの経営目線で優先順位をつける力が求められます。
「物を売るのではなく、課題を解くのが仕事」——
そういう働き方に興味がある方には、ぜひ話を聞きに来てほしいと思っています。
次回は「Webデザイナー・システムエンジニア」の2職種についてお伝えします。
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