日常生活でも悩まされることが多い静電気。
この静電気はライフサイエンスの分野においても時期を問わず研究者を悩ませる存在です。分注・計量の作業効率や正確性が損なわれたり、貴重な試薬やサンプルをロスするなど、その悩みはさまざまです。 多くのライフサイエンス関連製品はプラスチック製のため帯電しやすい性質を持っており、その非帯電化が望まれていました。
そこで弊社では半導体市場において幅広く使用されている高分子型帯電防止剤に着目し、ライフサイエンス関連製品の開発・製造に着手しました。防止剤の配合比率や生物学的実験に必須なエンドトキシン非含有の証明など、2年の歳月をかけて、半永久的に帯電防止効果を持続する製品を開発しました。
いまでは多くのユーザー(大学/民間企業/生産現場・品質管理部門など)からリピート購入されるベストセラー製品になっています。
このように研究者の悩みを解決する製品を開発することで、ライフサイエンス研究の効率化に貢献しています。