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必ず覚えよう!よく使うWebアクセス解析用語とWebマーケティング用語

こんにちは^^
コクー株式会社の坂本です。

以前、別記事でデジタルマーケティングの概要についてお伝えしましたが、デジタルマーケティングやWebマーケティングに関わる事になった人が、まず絶対に覚えておかなければならない「Webアクセス解析用語」。

今回はそんなWebアクセス解析用語やWebマーケティング用語を初心者でも理解できるように、できるだけわかりやすくご紹介します。


これからWebの世界に足を踏み入れようとしている方は必見です!

そもそも「アクセス解析」とは?

アクセス解析とは、Webサイト上に訪問して来たユーザーの属性や行動を分析することです。

・ユーザーがどこから来たのか(流入元)
  例:メルマガ、SNS、検索エンジン…
・ユーザーがWebサイト内のどのページを見たのか
  例:トップページ、商品一覧ページ、会社概要…
・Webサイトでユーザーに行ってほしい行動がどの程度行われたか(コンバージョン)
  例:お問い合わせ、商品購入…

などを、アクセス解析ツールを使って検証します。

代表的なアクセス解析ツールといえば、Google社が提供している「Google Analytics」が有名ですね。
無償提供なので、導入のハードルは決して高くありませんが、単純に「アクセス解析ツールを使って検証する」だけでは、アクセス解析を行う意味がありません。

アクセス解析で何ができるの?

アクセス解析を行うことで、Webサイトに訪問するユーザーの情報を分析し、その情報をもとにWebサイト上の効果を上げ、さらには事業の成果向上につなげます。

コンバージョン数を増やすためのWebサイト制作につなげる手段のひとつが、アクセス解析と言えます



覚えておきたいアクセス解析用語

アクセス解析をはじめるにあたり、最初に覚えておくべき基本的な用語をご紹介します。

PV

Webサイトがブラウザ上で表示された回数
そのWebサイトがどれくらい閲覧されているかを計測する指標。
例えば、あるWebサイトのTOPページと下層ページAと下層ページBをそれぞれ1回ずつ閲覧した場合、そのサイトのPV数は3PVとカウントされます。


UU

決まった集計期間内にWebサイトを訪問した人数を表す指標
その期間内であれば、同じWebサイトに同じユーザーが何度も訪れても1UUとカウントされます。
ただし、異なるPCやデバイス、ブラウザなどで同じユーザーが同じWebサイトを閲覧した場合はCookieが異なるのでそれぞれ1UUとしてカウントされます。そのため、UUは必ずしも正確な人数とは限らないので注意しましょう。


セッション

Webサイトを訪問したユーザーが、そのサイトを離脱するまでの一連の流れを示す指標。Webサイトへの訪問数。

例えば、Google Analyticsの場合、あるWebページを閲覧してそのまま30分間以上Webページを開いたまま放置するとセッションは途切れてしまいます。
その後、同じWebページを閲覧すると新たに1セッションとしてカウントされます。

他にも、日付が変わった場合(24:00を越えた)場合や、前回のアクセスと違う新しい検索キーワード、AdWords、広告や参照元を経由して同じWebサイトにアクセスした場合もセッションが切り替わります。

Google アナリティクスのセッションの定義変更について



セッション時間

Webサイトを訪問したユーザーが、そのサイトを離脱するまでにかかった時間を表す指標
つまり、1つのセッションが切れるまでの時間です。
セッション時間は
最後に閲覧したページの時間-最初に閲覧を開始した時間
で、算出されます。
Google Analyticsの場合、セッション時間も滞在時間と同様に離脱したページは閲覧開始時間がわからず、滞在時間は計測することができません。また、直帰したページに関しては滞在時間が0秒としてカウントされます。

直帰率

Webサイトに訪問したユーザーがページ着地後に、他のページに閲覧せずに離脱してしまったセッションの割合

直帰率は、
直帰率(%)=直帰数÷セッション数×100で算出されます。
下記の図の場合、3名がTOPページを閲覧しています。つまり、3セッション発生しているということになります。そのうち2名が下層ページAも閲覧し、1名が他のページを閲覧する事なくTOPページで離脱するとします。
この場合の直帰率は、
1(直帰数)÷3(セッション数)×100=33%(直帰率)
となります。
セッション数で計算するのがポイントです。


離脱率

Webサイトに訪問したユーザーが他のページも閲覧後、そのセッションの最後に閲覧したページとなった割合
ユーザーが離脱前の最後に見たページをカウントします。

離脱率は、
離脱率(%)=離脱数÷ページビュー数×100で算出されます。

下記の図の場合の離脱率は、
TOPページの離脱率:0(離脱数)÷5(ページビュー数)×100=0%(離脱率)
下層ページAの離脱率:2(離脱数)÷5(ページビュー数)×100=40%(離脱率)
下層ページBの離脱率:1(離脱数)÷5(ページビュー数)×100=20%(離脱率)
となります。
直帰率はセッション数をもとに算出しますが、離脱率はページビュー数をもとに算出されるのがポイントです。


覚えておきたいWebマーケティング用語

アクセス解析用語と合わせて、覚えておくと便利なWebマーケティング用語もご紹介します。

CV(コンバージョン)

Webサイトにおける目標や最終的な成果

コンバージョン設定の定義は様々で、例えば、
・サイトの問い合わせフォームからの問い合わせ
・ECサイトにおける商品の購入
・情報提供サイトにおける会員登録
・採用サイトにおける採用応募
など、ユーザーにして欲しい行動をコンバージョンとして設定します。

マーケティングにおいて、コンバージョンをいかに効率的に獲得し、最大化するのかが課題と言えるでしょう。
ただし、コンバージョン数が少ないとデータが不足してしまいアクセス解析が難しくなる場合があるので、Webサイト運用においてあまりにもコンバージョンが少ない場合は、まずは達成しやすいゴールをコンバージョンポイントとして設定してみましょう。

CVR(コンバージョン率)

アクセス数に対して、どのくらいの人がコンバージョンしたかの割合
CVR(%)=コンバージョンした人の数÷Webサイト訪問数(セッション数)×100
で、算出されます。


KGI(キーゴールインジケーター)

Webサイトに設定されている最終目標が達成されているかを測るための指標
重要目標達成指標とも呼ばれます。

CSF(クリティカルサクセスファクター)

最終目標のKGIを達成するために最も重要となる要因であり、最も力を入れて取り組むべき活動や課題
主要成功要因とも呼ばれます。

KPI(キーパフォーマンスインジケーター)

最終目標であるKGIを達成するまでに必要な、目標達成プロセスの進捗度を測る中間的な指標。重要業績評価指標とも呼ばれます。
CSFに従って目標の達成に必要なプロセスを洗い出し、業務レベルで具体的な目標設定をしていきます。

目標達成管理は通常KGI、CSF、KPIを用いておこないます。
例えば、KGIが「売上20%アップ」とすれば、CSFが「ECサイトのアクセス数向上」、KPIが「ECサイトのセッション数」などになります。
アクセス解析はKPI分析を繰り返し、目標達成に向かって進捗の確認や業務の改善を行っていくことが重要です。


Webアクセス解析用語を覚えるなら?

ここまで最低限抑えておくべきWebアクセス解析用語を、図解を入れながら解説してきました。
しかしながら、この他にも知っておくべきWebアクセス解析用語はたくさん存在します。
広告運用となると、さらに覚えるべき英語3文字用語が増えていきます。
「これってどういう意味だったっけ?」と混乱を防ぐためにもひとつづつ覚えていくことが大切です。

私たちコクーでは、大手広告代理店企業を中心としたお客様先へ常駐し、事務業務やデジタル領域の支援を行う人財サービス「デジマ女子(R)」を提供しています

もちろん、Webアクセス解析用語をご存じではない未経験者も大歓迎!

●デジマ女子(R)について●
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アクセス解析ツールとを使ったデータ検証、レポート作成のほか、MA(マーケティングオートメーション)を中心としたデジタルツールの運用、広告やSNSの運用、Webサイトの制作ディレクション、など幅広い種類のお仕事をご用意しております。



お客さまからのニーズも拡大中なので、デジマで一緒に働く仲間もどんどん募集していきます。

「スキルもキャリアも身につけ長く働きたい」という方のエントリーをお待ちしています!

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