株式会社オムライス 代表取締役・松本へのインタビューをお届けします。
正直、最初は自分でも信じていなかった
TikTokで商品を売る、という話を最初に聞いたとき、「本当にそんなことができるのか」と半信半疑でした。
TikTokってダンス動画のイメージですよね。そこでリアルタイム配信しながら商品を買ってもらう——概念としてはわかっても、日本でビジネスになるかどうかは、やってみるまで正直わからなかった。でも2025年6月、TikTok Shopが日本に本格上陸したとき、「これは動く」と確信しました。
3ヶ月で2,300万円。数字が教えてくれた「市場の本気」
私たちが事業を本格始動したのは2025年9月です。そこから3ヶ月の数字を見てください。
- アカウント数:2→8
- 月間配信時間:100時間→560時間
- 累計GMV:2,300万円
この成長スピードは、私たちが優秀だったというよりも、市場そのものが動いていたということだと思っています。
参考にしたのは中国の事例です。中国のライブコマース市場は今や年間60兆円規模。日本がその10分の1だとしても6兆円です。その黎明期に私たちは立っている。それがわかったとき、「もっと早く動くべきだった」と思うくらいでした。
「プロがいない」という課題こそ、チャンスだと気づいた
この市場で痛感したのは、プロフェッショナルが圧倒的に少ないということです。
視聴者を惹きつけながら商品の魅力を伝えるMC、配信データを読み解いて戦略を立てるディレクター——「やってみたい」という人は増えているのに、ちゃんと育てる環境がない。教えられる人がいない。
私はそこに、事業機会と責任の両方を感じました。人を育てながら、市場をつくっていく。それがオムライスの役割だと思っています。
数字で事業を動かし、仕組みで未来を創る。TikTokライブコマース - 株式会社オムライスのプロジェクトマネージャーの採用 - Wantedly
ライブコマースの本質は「押し売り」じゃない
よく誤解されるんですが、ライブコマースは「売りつける」場ではないんです。
私が大切にしているのは、視聴者との本物のコミュニケーションです。コメントに即座に反応する。名前を呼ぶ。「この商品、こういう人には向いていないですよ」とちゃんと伝える。
エンターテインメントと誠実さが交差したとき、はじめて信頼が生まれる。その信頼が、購買につながる。これは、私がこの事業を通じて確信したことです。
「包み込み型マネジメント」——失敗を責めない組織をつくりたかった
オムライスには「包み込み型マネジメント」という考え方があります。
メンバーの個性をそのままに活かし、失敗を一緒に考える文化。成果を数字で可視化して、正当に評価する。
私自身、かつて「頑張っても認められない」という経験をしたことがあります。だからこそ、ここでは絶対にそういう組織にしたくなかった。
MCとディレクターが配信前・配信中・配信後を通じてチームとして動く。そのサイクルを回し続けることが、オムライスの強さだと思っています。
2028年、私はこの景色を見たい
目標は明確です。年商10億円、100名以上のMC・ディレクター、TikTokライブコマース市場のトップティアプレイヤー。でも数字以上に私が大切にしているのは、「オムライスで働いてよかった」と言ってくれる人を増やすことです。
市場はこれからもっと大きくなる。その中心に、私たちはいるつもりです。