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SDGsワークショップの体験②「Sustainable World BOARDGAME」

前回の続きです。

【ゲームの様子】

初めは自分の課題を解決することを意識していたチームメンバーでしたが、ゲームを進める上で他の人と協力することでより多くの課題が解決できると気が付きました。

教育機関プレイヤーが予算がなくて課題が解決出来ないときには「温室効果ガスを抑えるために新しい空調機器を導入したいので、誰か支援してくれませんか?」のように声をかけて出資者を募ることで課題を解決していけました。


ランダムに引く開発目標のカードには、社会課題とその解決方法が書かれているので、自分たちが今まで意識しなかった課題を自分ごととして意識することができ、チームメンバーも「なるほど」と言いながらゲームを進めていました。


最終的に多くのメンバーが協力をすることで、3ターンという短い時間でしたが「目標17.パートナーシップで目標を達成しよう」のポイントを最大まで上げることができました。

終わった感想

ワークショップを終えて漠然と勉強してSDGsに取り組んでいたときよりも視野が広くなり、多くの気付きを得ることができました。

その中でも特に大切だと思ったことは下記の3つです。

①視野を広げて課題を見つける

影山グループは製造業を主体とした企業グループなので、解決すべき課題としてエネルギーの効率化や資源の効率化に目が行きがちでした。
今回のワークショップでは開発目標がランダムに与えられるため「独身子育て女性の貧困化」など、自分が今まで意識しなかった課題に目を向けられるようになりました。

②コスト意識が大切

プレイヤーに1ターン毎に与えられるコインを有効に使うのがこのゲームのポイントですが、予算には限りがあります。
SDGsのプロジェクトを初めたときには「社会的に良いものだからお金がかかっても仕方ない」という意識もありましたが、予算は無限にあるものではないので、コスト意識を持つ大切さを実感しました。

会社として存続し続けることはESGsにとっても重要なことであり、企業として活動する以上コストへの意識は絶対に必要であることを体験することが出来ました。

③より多くの人に知ってもらい協力する

コストへの意識が強くなりすぎると「これはお金がないから出来ない」という思考に陥りがちですが、自分達が本当に社会的に解決すべき課題であれば、諦めるのではなくまず声を上げることの大切さに気が付きました。
今回のワークショップの中で、予算がなくて課題を解決出来なくて困っているプレイヤーが「協力してください」と声をかけることを諦めてしまい、大企業プレイヤーの予算が余っているのにターンが終了してしまうということがありました。
まずは、自分達が叶えたい課題目標を明確にし、大勢の人に知ってもらうことで影山グループだけでなく多くの企業、団体、個人の方たちと解決できる可能性があることに気が付きました。

今回のワークショップを終えて、予算が少なくても幅広い知識を身に着け、柔軟な発想で課題に向き合い、その意思や考えをより多くの方に知ってもらうことで、様々な社会課題に対応できるのだと理解できました。

影山グループでは、今後も引き続きSDGsに対して取り組んでいき、情報発信をしていきます。

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