創業者の“社会への想い”に共感。それをテクノロジーの力で実現することに全力を傾けています
出会った頃に創業者が語っていたこと
会社の創業時から、システム開発を担当しています。
CEOの三浦とは、4年ほど前にプログラミングスクールで出会いました。三浦もその学校で半年ほどプログラミングの勉強をしていたんです。三浦は残念ながらプログラミングの才能はなかったようですが(笑)、当時から「将来は起業して、大人も子どもも、男性も女性も同じように自由に挑戦し、活躍できる社会を創りたい」という確固たるビジョンを持っていました。自らの理想を形にしようとするアクティブでパワフルなところ、そして“おちゃめ”な一面があるのも魅力で、将来、起業家として愛される存在になりそうだと感じました。そんな三浦から事業にかける想いを聞き、「面白そうだから一緒にやってみよう」ということになりました。
すべて自分で手がけるからこそ愛着がある
事業の立ち上げから2年ほどの間は、システム担当が私一人しかおらず、本当に目まぐるしい毎日でした。Webサービスの開発は立ち上げれば終わりというわけではなく、リリース後は、不具合の修正と、新たに必要となった機能の追加を同時進行で進めていく必要があります。こうやってより確実で強いシステムに育てていくわけですが、これを一人で進めるのはとても大変なことでした。
開発チームは現在も4人とまだまだ少人数なだけに、設計から実装、テスト、運用まで、すべてのフェーズを自分たちで計画し、実施しなければなりません。しかしそのぶん、サービス全体を見渡しながら取り組めますし、自分の手がけたシステムに対する愛着もひとしおです。きっとこれは私たちが募集するどの職種にもいえることではないかと思います。
仕事の上で心がけているのは、サービスを使ってくださるユーザーの生活やその背景をしっかり想像すること。保護者の皆さんは毎日多忙な中で子育てをされていますから、できるだけシンプルで使いやすく、短時間の操作で済むように工夫しています。授業の申込みは現在でもわずか3クリックで完了する仕組みですが、まだまだ改善の余地はありますね。
バックエンドについても、ユーザーの行動パターンの蓄積・活用、開発の成果をよりスピーディにリリースできる仕組みづくりをはじめ、今後取り組みたい課題は山ほどあります。キッズウィークエンドは、人間にたとえればまだ歩き始めたばかりの子どもにすぎません。ユーザーの声を絶えずフィードバックし、“成熟した大人”に成長させていくことがこれからの仕事だと思っています。
“働くことの意義”を感じながら仕事をする幸せ
私たちのサービスを通して子どもの可能性が広がり、保護者の方々の生活に少しでも余裕が生まれるというのは、社会的にもとても意味のあることだと自負しています。
昔から漠然と「何か“でっかいこと”がしたい」「人のために働きたい」と思っていました。その後、独学でプログラミングの勉強を始めたことをきっかけに、テクノロジーの力で人の生活より便利で豊かなものにしたいと考えるようになりました。ただ同時は、何をすべきかがまだわからなかった。だからこそ、三浦との出会いをきっかけに、その“取り組むべき対象”と出合ったことが私にとってはとても大きかったです。
仕事上、子どもたちや保護者の方々とは直に接するわけではありませんが、アンケートなどを通して喜びの声をいただくことは多いです。自分たちの提供するサービスに対してたくさんの方が価値を感じてくださっているのは本当にうれしいですし、何より自分が働くことの意義を感じながら仕事ができるのはとても幸せなことです。「でっかいことがしたい」と考えていた当時に比べ、自分自身もいくらか前進している実感がありますね。
「事業の主役は“自分”」。その想いが仕事を面白くする
キッズウィークエンドはまだまだ規模は小さく、参考にすべき前例は豊富ではないかもしれません。しかしその反面、社内に自分の声が届きやすく、声を挙げれば自分が主役となって事業を動かしていくことができます。「こういうサービスがあったら面白いんじゃないか」「ここを改善すればもっと働きやすい」、そうやって自ら提案し、自分で動ける人、つまり主導的に「自分の仕事をつくる」ことができる人なら、きっとやりがいをもって働けるはずです。私たちもそうした声を受けとめ、たとえそれが失敗でも、原因をはっきりさせた上で何度でも挑戦できる環境を用意したいと思っています。
日本では、オンライン教育はまだ比較的新しい市場領域ですから、今後もその市場をリードし続け、社会の中で教育インフラの一つとして認識される存在に成長することが一つの目標です。また、海外に進出してみたいという夢もあります。オンライン教育は海外でも成長著しい分野です。日本発のオンライン教育プラットフォームとして、文化の異なるたくさんの子どもたちの可能性を広げていければ素晴らしいですね。