異業種への挑戦
働き方改革がニュースになっていた数年前、デザイン業界では、まだまだ長時間労働の文化が根強く残っており、グラインドニードでも女性が出産を機にキャリアを断念するケースがありました。
従業員本人が望んでいない場合、本人の損失はもちろん、会社としての損失、さらには社会の損失も生じます。これを踏まえて始まったのが、企業主導型保育園の設立プロジェクトです。
保育園設立の壁
ただし、当然のことながら保育園設立は容易ではありませんでした。
まず、ワーキングペアレントに最適なサービスを提供し、子どもたちにとって安心できる場所を作るためには、多くの課題を乗り越える必要がありました。
各所管への申請手続き、資金調達、物件探しなど、さまざまな壁が立ちはだかっていましたが、それでも諦めることなくプロジェクトメンバーが一丸となって、努力を重ねた結果、ついに開園を迎えることができました。
開園初期も試行錯誤の連続でした。定員10名に対して応募が1名という厳しい状況を経験しつつも、保育士さんや保護者の皆様との信頼関係を築き、提供するサービスの質を向上させることで、徐々に評価を高めていきました。
園が生んだ意外な効果
保育園の設立は、大きな影響を与えました。
従業員が利用すること以外にも、ママ目線のプロジェクトの受注が発生したり、既存のクライアントからの印象も上がり、会社のブランディングとしても大きな成果を上げています。
その先にある豊かな人生
保育園の設立を通じて、私たちは一つの答えにたどり着きました。それは、「働きやすさ」を追求することが、社員一人ひとりの可能性を広げ、会社の成長に直結するということです。
また、個人としても選択肢や可能性が広がることで、人生そのものが豊かになると、グラインドニードは考えています。
その道のりを一緒に歩んでいきませんか?