20代の頃、ラスベガスで行われていたIBMのイベントに参加しました。そこでは、自分が開発に参加していたテキストマイニングアプリケーションのユースケースが多数紹介されており、英語がわからないながらもある一つのセッションに参加しました。
そこでは、ある国の警察組織が自分たちが開発したアプリケーションを使って捜査を行なっているとのこと。詳細を聞いてみると、警察がTwitterを分析した結果、現場捜査では辿り着けなかった犯人候補の手がかりを発見。最終的に犯人逮捕に繋がったとのことでした。
私は当時心の底から感動し、めちゃくちゃな英語でセッションのスピーカーと会話したことを覚えてます。その場で関係者から感謝の言葉を聞き、エンジニアとして技術で世の中の役に立つことが、こんなに素晴らしいことなのかと強く思いました。
SOMPOでは、様々なデジタル施策を実施中です。他社と違うのは、ユーザがすぐ目の前にいることが多いことです。時にはネガティブな反応を見ることもありますが、自分の作ったシステムで喜ぶ人をの声を聞くのは、エンジニアとしてなによりのご褒美です。エンジニア統括としてそのような機会を可能な限り作っていこうと思ってます。