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「得たいものを明確にすれば、必ずそれが得られる職場だと思います」まつもと漢方堂卒業生・株式会社RCM代表の高橋 万紀子さんにインタビュー

まつもと漢方堂卒業生で、現在は起業家として活躍されている高橋 万紀子さん。
まつもと漢方堂での経験や学びが、現在のお仕事に活かされている部分も大きいそうです。

高橋さんから見た「まつもと漢方堂で働くメリット」や「まつもと漢方堂で得られるもの」など、
実際に働かれた方ならではの率直なご意見をお聞きしました。

まつもと漢方堂社長・松本 比菜との、対談形式でお送りします。(記事:野村 )


(左:高橋 万紀子さん、右:松本 比菜)


自己紹介をお願いします。

高橋さん:株式会社RCM、代表取締役の高橋万紀子です。
主に、カウンセラーと、骨格コンディショニングのトレーナーをしております。


松本社長との出会いのきっかけは何ですか?

高橋さん:10年ほど前に、Facebookで繋がったのがきっかけです。
その後、まつもと漢方堂さんの講座に参加して、実際にお会いしました。


まつもと漢方堂では、どのようなお仕事をされていましたか?

高橋さん:レジ、経理の打ち込み、商品の発送などを担当していました。
3〜4か月、週3回ぐらいのペースで働いていましたね。


当時の、お互いの印象を教えてください。

高橋さん:「プロだな」という印象でした。その当時私も、将来的には自立をして、自分の手で稼いでいきたいって思っていたけれども、まだどうやって一人で仕事をしていけばいいのか、全然分からないときでした。比菜さんは、ご自分でお店を立てて、しっかり回してらっしゃるっていうところが、凄いと思っていました。

松本:とても一生懸命やっていただいたな、ということを覚えています。働いていただくうちに、トレーナーのお仕事だとかカウンセリングだとか、色々なことをなさっているというのが段々わかってきて、多才な方だな、と感じていました。


まつもと漢方堂で働かれたご経験が、今のお仕事に活きているな、と感じる部分はありますか?

高橋さん:たくさんあるんですよ。まつもと漢方堂さんで、経理の入力をさせてもらったおかげで、お金の出入りの見方っていうのを覚えました。今、株式会社にして、毎月のキャッシュフローを見るときにも、バーっと数字の出入りを見て、損益などがわかるのは、まつもと漢方堂さんで経験させてもらったのが良かったなあと思います。

あと、私がカウンセリングしているときに「カルテ」を作るんですが、そのカルテの作り方やシステムは、まつもと漢方堂さんからまるっといただいていまして。お客さまの情報がすぐ分かる、とても便利なファイリングの仕方が出来上がっていて。なんて合理的で素敵!と思って、それをそのまま真似させていただいてます(笑)。

あとは、仕事をする上での1日の流れの作り方なども、参考にさせていただきました。

お店の回し方や、お金の出入りの見方を勉強できたらいいな、と思って入ったんですが、そういうところも隠さず全部教えてくださるので、とっても勉強になりました。


お二人とも、起業家として活躍されていますが、起業家としてのお互いの強みは何でしょうか?

高橋さん:松本さんの強みは、「持っている情報量の多さ」だと思います。私よりもすごくたくさんの情報を持っておられて、かつそれをきちんと整理して頭の中に入れておられるので、話してくださることがとても分かりやすいです。私はすごく物覚えが悪いんですよ。米粒大の情報までは覚えられないんですけど、松本さんの「情報量の多さ」は、本当にすごいなあと感じています。

松本:高橋さんの強みは、洞察力。物事のディテールに惑わされないタイプですね。構造ごと理解しちゃうので、とにかく物事への理解度が深いです。新しいことやイレギュラーなことが起きても、構造に乗っ取って対処していけば特に困らない。


お二人の共通点は何だと思いますか?

高橋さん:いろいろなことを勉強してきているところですね。私は、音楽で大学を卒業した後に、解剖学を勉強して心理学を勉強して、全部の共通点を抽出して、自分のメソッドを作っているんですね。で、松本さんも、大学で勉強してきたことと、今なさっている中医学の内容と、会社員時代に学ばれたことと、全然違うことを勉強してきていらっしゃると思うんですね。分野が違うものを複数に渡って勉強してきているところが、一つの共通点かなあと思います。


お二人の、成功の秘訣を教えてください。

松本:上手くいったコツは、プロとしての技能、お金に変わるスキルが、得られていたことですかね。漠然とちょっと、「パートに出るより、もうちょっと稼げたらいいな」みたいな気持ちの方々って、自分に自信が無いので、「私でもできる」っていうことを基準にネタを探しがちなんですけど、私でもできるっていうことって誰にでもできるので、お金にはなりません。「私でもできる」から一歩進んで、「プロとして提供できる」何かまでいくと、お金は入ってくるんじゃないかな、と思います。

高橋さん:自分の中だけでお金を回すっていうところですかね。よく、主婦が起業したいってなると、ご主人のお給料からお金を引っ張ってきて、ビジネスを始めようとするんですけど、そうすると、足りない月とかにまたご主人のお給料から引いてきたり。結局赤字なんだけど、ご主人のお給料から引っ張って来られるので、会社を潰す必要もないし、楽しいことだけ続けていられる、という状況になりやすいな、と思って。でも私は、まつもと漢方堂で働いたお金、自分で貯めたお金でスタートして。その中でやりくりしながら額を増やしていくっていう意識で、誰かに頼らない。自分の中で完結するようにお金を回していくっていう意識は大きかったのかな、と思います。

女性はそこで覚悟が決められないというか。趣味の延長線上で何とかして行きたいし。稼ぎが少なくても旦那さんの稼ぎがあるからいいか~みたいな、どこかこう覚悟が決まりきらない人もいますよね。そういうところで、最初にまず逃げ道を潰しておくっていうところがありました。それがないとまず、上手くいかないんじゃないかな、と思いますね。


どんな人に、まつもと漢方堂で働くことをお勧めしますか?

高橋さん:中医学や漢方相談に限らず、起業とか見据えて、自分がどういう形で仕事をしたいかって考えている人には、とてもいいと思います。会社を回すっていうのが、大きな会社にいると一部分しか見えないですが、スモール企業だと全体を見渡すことができるので、全体を見れるって言うのはすごくいいと思います。

松本:細かいディテールに惑わされることなく、本質で動ける人が合っているかな、と思いました。マニュアルください、ではなく、本質を考えて自分で判断できる人。私も、社長ではありますが、漢方相談や講座講師として一線で働いてもいます。だから、うちみたいなベンチャーでは、マニュアルが欲しい人よりも、自分で決められる人の方が合っていると思います。


まつもと漢方堂で働く最大のメリットは何でしょうか?

高橋さん:欲しいものはもらえます。なので、何をここから得たいのかっていうことを明確にしたら、必ずそれが得られる場所だと思います。例えば「お金の出入りだけはしっかりわかるようにしたい」だとか、「商品を扱う上での棚卸、商品管理などの商品の流れを見たい」だとか、自分なりに、ここに入ったらこれを勉強するぞ!みたいな目標をしっかりと持って入ったら、それがどんな目標であれ、ある意味なんでもあるというか。講座もやってらっしゃるし、物販もやっていらっしゃるし。やっていらっしゃることの幅が広いんですよね。それでいて、全体を見ることができる規模なので。欲しいものを明確にして、自分はこれを学びたいっていうことを、はっきりさせて入ると、必ずそこについては学ぶことができるなあと思います。


まつもと漢方堂で働きたい方へのメッセージを、お願いします。

高橋さん:自分で考えて自分で動きたいとか、自分で成長して行きたい、身につけたいものがあるっていう方にはとってもいい職場だと思うので、そういう方にはぜひ、まつもと漢方堂に行っていただきたいなあと思います。

松本:起業を目指さない方も、もちろん大歓迎です。弊社では「これをやったら伸びる」というビジネスの種がいくつもあるんだけど、リソースが足りなくて収益化できていないものがいっぱいあるんですよ。そこを参加していただいて、ベンチャーが伸びる喜びを一緒に味わっていただきたいですね。ベンチャーが伸びる=収入が増えるってことなので。どんどん、うちを利用して稼いで欲しいな、と思っています。

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