「SES*の会社で働く」と聞いたとき、働き方やキャリアについて、こんな疑問を持つ方もいるかもしれません。
*SES(システムエンジニアリングサービス)とは、エンジニアが所属会社の社員として、お客様のプロジェクトに参画する働き方です。
「お客様先で働いていても、今の経験を次のキャリアにつなげられるのだろうか」
「自分の希望や経験は、配属にどこまで反映されるのだろうか」
「悩んだとき、自社に相談できる相手はいるのだろうか」
こうした疑問に対して、ナレッジビーンズが大切にしているのは、配属前だけでなく、プロジェクト参画後もエンジニアとの対話を続けることです。所属部門やマネージャーとのつながりを保ちながら、本人の経験や希望を確認し、これからのキャリアを一緒に考えています。
今回は、ナレッジビーンズでの実際の働き方と、それを支える仕組みをご紹介します。
仕事や人間関係は、実際に働いてみないと分からない
転職活動では、求人票や会社のWebサイト、面接などを通して、仕事内容や給与、勤務時間、事前に情報を集め、比較することが大切です。
それでも、上司や同僚との相性、相談しやすさ、実際の業務内容まで、入社前にすべて把握することはできません。
エン・ジャパン株式会社が2024年に実施した調査(複数回答可)では、退職経験者の54%が、会社に伝えなかった「本当の退職理由がある」と回答しています。
その中で最も多かったのが、「人間関係が悪い」の46%でした。
仕事内容や条件だけでなく、周囲との関係や職場の雰囲気も、働き続けるうえで大切な要素です。
仕事内容や職場環境を変えるために、転職が必要になることもあります。一方、SESは、一つの会社に所属しながら、異なるプロジェクトを経験することもできます。
ナレッジビーンズが考える「SESという働き方」
ナレッジビーンズでは、その特徴を活かし、現在の状況や今後のキャリアについて本人と継続的に話し合っています。
1)一人ひとりに合った経験の重ね方を考える
同じプロジェクトで長く働き「経験を深める」社員もいれば、複数のプロジェクトを経験して「仕事の幅を広げる」社員もいます。
評価や人間関係、今後のキャリアに悩みがある場合は、本人と相談しながら次の選択肢を考えます。
2)月平均残業は約10時間。働き方も継続して確認
勤務時間はプロジェクトによって異なりますが、ナレッジビーンズの残業時間は社内全体で月平均約10時間です。
負担が続いている場合は、本人の状況を確認し、必要に応じてプロジェクト先との調整も行います。
3)プロジェクトでの悩みを、相談しながら一緒に考える
同じプロジェクトで長く働き、周囲と時間をかけて信頼関係を築いている社員もいます。
プロジェクトで困りごとが生じたときは、1on1などを通してマネージャーに相談できます。現在の状況を共有し、より働きやすい環境にするための対応や、今後取り得る選択肢を一緒に考えていきます。
4)プロジェクトを越えて続く、社内のつながり
可能な限り、ナレッジビーンズの社員がチームでプロジェクトへ参加できる体制をつくっています。
1on1やテクニカルギルド、社内イベントを通して、プロジェクトや所属部門を越えたつながりも大切にしています。
5)現在の経験を、次のキャリアにつなげる
参加するプロジェクトは、一人ひとりの経験や希望、今後目指したいキャリアを踏まえて検討します。
現在の経験を次へどうつなげるか、そのためにどのような技術や経験が必要かを確認しながら、目指す領域へ近づくためのステップを一緒に考えていきます。
入社後は、所属部門とマネージャーがつきます
ナレッジビーンズへ入社すると、それぞれの部門へ所属します。
お客様先で働いているからといって、日々の状況やキャリアをすべて自分一人で考えなければならないわけではありません。
マネージャーとの定期的な1on1では、
- 現在担当している仕事
- 現場で困っていること
- 今後身につけたい技術
- 次に挑戦したい仕事
- 中長期的なキャリア
などを話します。
問題が起きてから初めて相談するのではなく、普段から状況を共有することで、本人と会社の認識が大きくずれないようにすることが目的です。
希望を聞くだけでなく、今後その仕事へ進むために、どのような経験や学習が必要なのかも一緒に考えます。
参加プロジェクト以外にも、成長できる機会をつくる
エンジニアの成長は、現在参加しているプロジェクトだけで決まるものではありません。
ナレッジビーンズでは、参加プロジェクト以外でも技術や知識を身につけられるよう、複数の制度を用意しています。
テクニカルギルド
興味のある技術やテーマについて、部門やプロジェクトを越えて学び、情報を共有する取り組みです(例:サイバーセキュリティ101 英語、Androidアプリ開発、React開発など)。
それぞれのプロジェクトで得た経験を社内へ持ち寄ることで、自分が担当していない領域についても知ることができます。
オンライン図書館
業務や資格学習に必要な技術書などを、オンラインで利用できる制度です。
現在の業務に必要な知識だけでなく、今後挑戦したい分野の学習にも活用できます。
資格取得支援・外部研修制度
資格取得や外部研修を通して、新しい知識やスキルを身につけることも支援しています。
現場で経験できることだけに学習範囲を限定せず、次のキャリアにつながる準備ができる環境を整えています。
プロジェクトが違っても、同じ会社の仲間であるために
SESで働くエンジニアは、それぞれ異なる場所で仕事をすることがあります。働く場所やプロジェクトが異なるからこそ、社員同士がつながれる機会を会社としてつくることが大切だと考えています。
ナレッジビーンズでは、技術的なつながりだけでなく、社員同士が顔を合わせて交流する機会も大切にしています。
忘年会や暑気払いといった食事の場に加えて、これまでにはNintendo Switchを使ったゲーム大会や、ボウリング、カラオケなど、さまざまなイベントを行ってきました。
普段は異なるプロジェクトで働く社員同士が、仕事から少し離れた場で話す。別の部門にどのような人がいるのかを知る。
そうした交流が、困ったときに相談しやすい関係や、新しい仕事や技術に興味を持つきっかけにつながっています。
所属部門や普段一緒に働くメンバーに限らず、会社全体で横のつながりをつくれるようにしています。
一人ひとりのキャリアに、継続して向き合う
SESには、さまざまなプロジェクトを経験し、仕事や技術の幅を広げられる特徴があります。一方で、働く場所が異なるからこそ、所属会社とのつながりや、本人の希望を継続的に確認する仕組みが欠かせません。
ナレッジビーンズでは、「エンジニアファースト」という考えを、具体的な仕組みや行動で示すことを大切にしています。
本人と相談しながら、参加するプロジェクトを検討する。
マネージャーとの1on1で、現在の状況やキャリアを確認する。
可能な限り、チームでプロジェクトに参加する。
テクニカルギルドや研修を通して、学べる機会をつくる。
社内イベントを通して、部門を越えたつながりをつくる。
こうした取り組みを重ねることで、プロジェクトが違っても会社とのつながりを感じられ、希望や悩みを相談しながら、自分のキャリアを考えられる環境をつくっていきたいと思っています。
本人の経験や希望、今後のキャリアを踏まえてプロジェクトを検討し、参画後も、現在感じていることや目指したい方向を共有する。そこで得た経験を振り返りながら、次のキャリアを一緒に考えていく。
ナレッジビーンズは、そうした継続的な関わりを大切にしています。
今の働き方や、これからのキャリアについて、まだ明確な答えを持っている必要はありません。
「今の働き方を変えたい」
「もっと技術を深めたい」
「自分らしく成長できる環境を探している」
そんな思いがある方は、まずは気軽にお話ししましょう。
出典
エン・ジャパン株式会社「本当の退職理由」調査(2024年)
調査対象:求人サイト「エンゲージ」利用者
有効回答数:5,168名
調査期間:2024年5月18日~7月12日