コミッショニング事業の一環としてアメリカの電気検査規格であるANSI NETA ATS(Standard for Acceptance Testing Specifications for Electrical Power Equipment and Systems)を調査しています。日本では、電気設備の検査は施工者がおこないます。一方でアメリカは第三者がすべて検査して施主に報告することになっています。チェックの内容も日本は耐電圧、漏電に特化しているのに対して、アメリカは様々な視点から設備の電気性能確認を行います。
文化的な違いがありますが、大きく違うと思います。アメリカのほうが網羅的で信頼できますが、検査にかかる費用が大きそうです。
ZEB株式会社
私たちはZEB実現のための支援を行う会社です。 ZEBとは、net-Zero Energy Buildingの略。 建物が年間で消費するエネルギーと、同じ期間内に自ら生産する再生可能エネルギーが同等になること、つまりエネルギー消費量が“実質ゼロ”になる建物を指します。 役所・学校・商業施設といった非住宅建物が対象です。 ◆ZEB実現のためのポイント <建物の大幅な省エネ> 高効率な断熱材や窓、エネルギー効率の高い機器や照明などを取り入れます。 <再生可能エネルギーによる創エネ> 太陽光発電を利用し、自らエネルギーを生産できるような状態を創り出します。 ◆私たちの強み:既存建築物のZEB ZEB化は、商業施設のような新規建築物を中心に進められています。 これは、初めからエネルギー効率を考慮して設計・施工する方が、費用対効果や技術的な観点からZEBを実現しやすいためです。 しかし当社では、 ・既存建築物の方がCO2削減効果が大きいこと ・将来的には既存建築物のZEBが主流になること から 今後は既存建築物のZEBが注目されると考え、力を入れています。 さらに設計だけでなく、建築設備が想定通りに稼働することを設計から竣工まで通して検証するコミッショニングや、建てた後のメンテナンスに至るまで、一連の流れを支援できることも強みです。