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生まれたときよりもっと良い社会を創る。HRFan開発ストーリー【代表インタビュー】

野球で全国大会出場、世界一周と学生インターン。社会貢献につながる”何か”をしたいと考えた学生時代

小学校から大学までずっと野球をしていました。小学校のときは、県大会で2回優勝して、高校の時は浜松市立高校の初代エース、大学1年生のときはピッチャーとして全国大会に出場をしました。

メンバーにも恵まれて、大学1年・2年連続で全国大会に出場することができて、2年の秋には首都リーグオールスター選手として大学軟式野球オールスター大会に出場し、優勝することができました。

そんな野球漬けの学生時代だったので、教師になって高校野球の監督を目指そうと、大学では数学やプログラミングを学びながら、教員免許の取得をしました。


このまま教師の道を進むのかなと考えていたものの、大学2年生のときに「教師になったら海外に行けなくなるな」と気付き、休学して、バックパッカーで世界一周をしました。

いろんなバイトをしながらお金を貯めて、海外に出発。海外で刺激的な日々を過ごす中で、たまたま出会った方が「日本に帰ったら起業するからインターン1期生として働かないか」と声をかけてくださいました。

帰国後、この会社でインターンに打ち込むことになるのですが、この会社は後に有名なフリマアプリの会社として急成長することになります。インターンとして、アプリ開発段階でのユーザーインタビューや社内wiki作成など、開発段階のさまざまなことにチャレンジさせてもらいました。


並行して、発展途上国向けの教育事業を立ち上げました。発展途上国、貧困国と言われる地域の人々に対して、e-learningの教育支援をする、というものです。

この頃からなんとなく、ソーシャルグッドなことがやりたいなとか、社会貢献につながる何かをやりたいと思っていました。

このように、野球・起業家のもとでインターンをした経験・発展途上国での教育事業を中心に、漠然と”社会的意義のある事業をやりたい”という思いを抱えながら学生時代を過ごしていました。


教育事業で痛感した、事業を回し利益を生み出すことの重要性

どの経験も貴重で、面白いものばかりでしたが、教育事業で感じたことがひとつあります。

当時、バングラデシュの方に向けたe-learning教育支援をしていたのですが、きちんと事業としてキャッシュが回らないと、持続的に社会にインパクトを与えるのは難しいと痛感したんです。

もっといい社会をつくりたいな、とか社会的価値のある何かをやりたいと考えたときに、自分の力できちんと売上を立てることは非常に重要だと感じました。

このときの気付きが、「自分で成長して独立をしよう」という思いを後押ししたと思います。


候補者体験が重要視されていない日本の採用市場

今、弊社で開発しているHRFanというプロダクトは、選考を受けた候補者体験の本音を聞き出し、採用選考に活かすアンケートツールです。

数年前から私は、海外の候補者体験(Candidate experience)という言葉に非常に関心を持っていました。

せっかく企業のファンとして応募をし、採用面接を受けたにも関わらず、圧迫面接やひどい態度をとられて候補者が嫌な思いをする。そして、「こんな最悪な企業の商品は買わない」と、不買行動が発生してしまいます。

実際、新卒採用の就活中に、とある企業に圧迫面接をされてネガティブな感情を持った経験があります。一方、採用お見送りになった候補者に対して自社商品とお礼状を送り、候補者体験を高めファンを増やしている好事例もあることを知り驚きました。

ただでさえ少子高齢化、採用売り手市場と言われる日本において、候補者が企業のアンチになってネガキャンをしてしまっては、誰も得をしません。

このネガティブな要素をなくしたいという思いからHRFanの開発をスタートしました。


社長1人、社員ゼロ人。副業・業務委託メンバーで進めてきた1年半

私は新卒でアクセンチュアという外資コンサル企業にて、ITコンサルタントを務めていました。入社1年目の終わりから、海外現地でのプロジェクトや、その後は戦略コンサルタントやCTOを経験し、ハードワークな日々を送っていました。

独立を決めてからは、当時一緒に働いていたエンジニアやデザイナーに声をかけて、HRFanの開発を一緒に進めてもらっています。

技術系のメンバーが多いので、社内はスタートアップっぽい元気でうるさい感じと言うよりは、比較的落ち着いた雰囲気です。基本はリモートなので社内やり取りはslackで行い、営業系のメンバーとは渋谷のオフィスで対面MTGをすることもあります。


開発フェーズが落ち着いてきたので、この6月からはセールスサイドのメンバーを拡充していくため、インターン生の募集を開始しました。募集開始してから、予想外に多くの方に関心を持っていただけていて、面接のたびに非常にわくわくしています。

私は表に立って目立つのがそこまで得意ではないので(笑)。

ぜひインターン生の皆さんには、積極的に動いてもらい、どんどん外に発信をしてsasry組織を底上げしていって欲しいと思っています。

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