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【マーケターインタビュー】幾度の挫折を乗り越え、未経験からフィットネス事業の集客のキーパーソンに。新たなキャリアで得た成長実感

2022年7月設立のBFM。パーソナルトレーニングジム『BEST FIT ME』を中心としたフィットネス事業は、着実に会員数を伸ばしています。

今回は『BEST FIT ME』の集客を担うマーケターの砂川さんにインタビュー。甲子園を目指しながらもプレイヤーとして出場機会を得られず、また進学塾でのキャリアでは自らの市場価値に限界を感じた砂川さん。2度の大きな挫折を乗り越え、「自分はどう成長できるのか」を問い続けながら歩んだ結果、理想のキャリアであるBFMに未経験でジョインし、現在はフィットネス事業部のWeb集客を担っています。彼の業務のやりがいや、過去の挫折をバネにし、努力を続ける砂川さんの考えや想いを伺いました。

砂川 大智 / マーケター

幼少から野球に取り組み、高校は強豪校に進学。出場機会は得られなかったものの、チームの応援団長として甲子園のスタンドを盛り上げた。将来、指導者として再び甲子園に戻ることを目指し大学は教育学部へ。教員免許を取得後したものの、就職を選択しアルバイトとして働いていた進学塾にそのまま就職しました。その後、塾の経営難により転職活動を余儀なくされキャリアを再考。まずはビジネスパーソンとしての市場価値を高めるため、指導者の夢はそのままに未経験からマーケターとしてBFMにジョイン。

高校時代に抱いた“夢”

ーー砂川さんは高校野球の強豪校に入学し、チームは甲子園ベスト16に進出しました。一方で、砂川さん自身はプレーする機会を得られませんでした。高校の3年間を振り返り、得られた経験は何でしょうか。

大きく学んだことは、コツコツと行動を積み重ねることです。私自身は高校3年間でベンチに1度も入れませんでした。チームはレギュラーを中心に練習が進みますし、ベンチに入れないメンバーは練習のサポートや他校の分析、応援がメインになります。そのなかでチャンスをつかむには行動しかありません。

そう考えて毎日夜中まで1人でバットを振り続けていたある日、監督から「頑張ってるね。明日バッティング練習に入って」と声をかけられ、練習に参加することができました。愚直な取り組みが実を結んだのだと思います。ただ、その上で結果を残さなければ当然ベンチ入りはできません。

私は結果的にチャンスをつかみきれず、そこで初めて大きな挫折を味わいました。その中で、チャンスは自ら手にするものであり、結果を出さなければならないという現実を痛感しました。その両方を知り、ある種社会の厳しさを身をもって学んだのです。

ーーその後、砂川さんは選手として区切りをつけました。そして「将来は指導者と甲子園に戻ろう」と考え、教育学部に進学します。しかし、教員免許は取得したものの教員の道は選びませんでした。その理由を教えてください。

在学中に“教員の役割”をテーマにした講義がありました。そして、その講義にてアメリカの学校では教科指導とキャリア支援の担当が別々にいることを知ります。日本の学校では、一人の教員がその両方を担います。それを踏まえて考えたときに、大学を出たばかりの教員が生徒の人生を左右する大切な進路相談に乗れるのか。その点に疑問を持ちました。

同時に、指導者を目指す最終的な目標を叶えるために学校の先生を目指すことは“手段”でしかないと強く感じまして。生徒を預かる大切な職業と考えたとき、それは誠実ではない。別の道を歩んだほうがいいと思い至り、就職しようと決めました。

ーー教員志望から方向転換し、どのように就職活動を進めましたか。

正直、就職活動はうまく進められませんでした。高校野球の指導者になる夢を思い描く中で、どのようにキャリアを歩めばいいのか掘り下げられずにいました。

どのようなスキルを身につけるべきか、そのうえでどのようにキャリアを歩むべきなのか。悩む日々でした。結局、学生時代にアルバイトをしていた進学塾にそのまま就職することになります。

葛藤しながらも現状を変えるべく行動を起こす

ーー就職した進学塾では、どのような業務をされていたのですか。

中学生を主に担当していました。生徒はタブレット端末で授業を見て学び、確認テストを受けます。私は生徒の成績管理、アルバイト講師のシフト作成、夏期・冬期・春期講習のカリキュラム作成など、教室運営全般を担っていました。高校生には講師として集団授業で英語と世界史を教え、面談にも対応していました。

指導者を目指すという観点では、しっかりと個人に向き合い対話する大切さを深く学びましたね。

ーーその後、転職を考えられた理由は?

大きな理由は経営不振ですね。給与や賞与がカットされる厳しい状況もあり、私はSNS運用などの副業をしていました。その関連から転職のお誘いを受け、あるスタートアップの副代表と面談する機会がありました。ただ、営業も兼任できる人材を探しているとのことで、その話は流れたんです。

このとき、ビジネスパーソンとしての自分の市場価値が低いことを痛感し、2度目の大きな挫折を味わいました。このままではいけないと危機感を覚え、キャリアの方向性を真剣に見直すようになったのです。夢は変わりませんでしたが、夢にとらわれ過ぎるとキャリアの選択肢を狭めることになると気づき、まずは自分の市場価値を高めることを最優先に考えました。

具体的には、SNS運用の経験を少しでも活かしたいと考え、Webマーケターを軸に活動を進めました。

ーー転職活動を進めるなかで、BFMと出会ったきっかけは。

友人の紹介です。その友人は、BFM代表の山本やマーケティングをリードする丸田と友達でした。友人の話ではWebマーケターを探していて、経験は問わないとのこと。

一度友人を交えて4人で話すことになり、私はその場で学生時代やキャリアについて話したことを覚えています。その後、あらためてオフィスに訪問した際に「一緒にやろう」と伝えられ、その場で入社を決めました。

他を凌駕する行動量で、マーケターとして確実に成長

ーーBFMで砂川さんが担う役割や業務内容を教えてください。

マーケターとして、フィットネス事業部のリード獲得を担っています。獲得したリードを商談につなげるまでが私の役割です。具体的には、インターネット広告を駆使して商談数の最大化を図ります。

インターネット広告の種類は、基本的にInstagramなどMetaの媒体が中心です。動画やバナーを自ら作って配信し、数値を分析し、改善する。日々PDCAのサイクルを回しています。ほかにも、Googleのリスティング広告やブリッジLPの新規作成や微調整も担っていますね。現在は新たにLINE広告も検証中で、今後も媒体が増える可能性があります。

ーーマーケターとして実務未経験でのスタートながら、場数を踏んで確かな成長ぶりを見せています。入社当初はどのように仕事を覚えたんですか?

入社後は、広告の数値を分析する研修プログラムがありました。数値を分析し、仮説を立ててPDCAを回していくというマーケターの基本を学んでいくイメージです。研修後は手を動かしながら業務を進め、実践を通じてマーケター業務の流れを覚えていきました。

ーー周囲からのサポートは?

当社のマーケティング戦略部分を担い、チームをリードする丸田とコミュニケーションをとりながら各種施策を進めています。丸田は最新のマーケトレンドを常にインプットして、知見をアップデートしながらチームを成功に導こうとしています。本当に頼れる存在ですね。

また、オフィスでは山本にもすぐに話を聞ける環境です。事業の方向性などの話を聞きながら施策を検討できる点も魅力ですね。マーケター業務やBFMの理解を深めながら経験やスキルを積めることに、面白味を感じています。

ーーマーケティングチームのメンバーは少数で、砂川さんは一人立ちまでスピーディだったと思います。入社から10ヶ月間を振り返って、特に努力した点はありますか?

シンプルですが、誰にも負けないくらい仕事をしたことが大きいのではないでしょうか。Webマーケティングは日々広告を出稿し、リアルタイムで数値を確認します。細やかな作業がとても多いなかで、いかに時間を費やして仕事を覚えていくか。その点は特に意識して前向きに取り組んできました。その結果、基本的な仕事の流れをひととおり覚えられたと思います。

現状は、まだまだ集客面で貢献しきれていません。その一方で、覚えるべきことが多いことは“伸びしろ”です。最近、丸田とは要所要所で相談する形になってきました。とはいえ、何か新しいことをはじめたいときには私から発信して丸田からフィードバックをもらっています。今後早い段階で貢献できるように、ポジティブに取り組みたいですね。

自信を手にキャリアを築いていく

ーー紆余曲折を経て、今は成長しながらキャリアを築いている実感があるのではないでしょうか。

そうですね。例えば今「塾の集客をして」と言われたら、戦略やクリエイティブなどある程度イメージが湧きます。そう考えると、BFMに入社した後の経験が自信になっていますね。マーケティングに1から取り組んでいる日々は、キャリアの面で本当に計り知れないほどのプラスになっていると思います。

数ある店舗ビジネスにおいて、マーケティング施策の立ち上げから実務までを担い、さらに掘り下げて集客をハックできれば、他業界・他ビジネスにおいてもビジネスパーソンとして価値を発揮できる。今は、そう手応えをつかんでいます。

ーー砂川さんが今後、当社で叶えたい目標はありますか?

『BEST FIT ME』の店舗を少しでも早く増やしていきたいですね。店舗が増えていくにしたがって、インターネット広告のインパクトも大きくなっていくため、マーケティング戦略の幅も広がっていくと考えています。

そのために、マーケティングチームのレベルアップを実現し、集客を増加させ、中長期的に経営面で好影響をもたらしていきます。丸田とは「フィットネスのマーケティングも“BEST FIT MEがNo.1”と周囲から認知いただけるくらいに、チームを強くしたいね」といつも話しています。成長環境でやりがいのある仕事に就きたいと考える意欲的な方と、ぜひ一緒に働きたいですね。

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