システムエンジニアの育成と就業支援を行っているVuetech。「未来を変える“きっかけ”」を作ることを理念に、未経験からパソコンの操作などの基本的なことを0から1まで教育し、即戦力エンジニアを輩出していきます。そんな中、Vuetechが、今、力を入れたいのがエンジニアと、クライアント先をつなぐSES営業。VuetechでのSES営業とは何なのか？具体的な働き方、そして求めている人材のイメージまで、代表取締役の萩原勇輝さんにお話を伺いました。

SES営業の業務内容についてご紹介！

――御社がSES事業にかける想いを教えてください。

起業以来、一貫した理念として掲げているのは「未来を変える“きっかけ”」を作ること。『Not Limited By Career』のVISIONのとおり、学歴や経歴は重要視していません。学歴重視の旧来の雇用状況に対して、『過去は変えられなくても、未来は変えられることを証明したい。未来を変えるきっかけになりたい』と考え、未経験者でもエンジニアの知識を学べる環境を整えて、IT業界に転職を希望する人達の、人生の分岐点を創出しています。

そこで、エンジニアたちの可能性を広げてくれるSES営業メンバーを募集しています。

――御社が必要としている、SES営業の業務について教えてください。

VuetechのSES営業は、システムエンジニアを必要としている会社に、おもに弊社で育成した技術者を紹介しクライアント様の事業を技術的にサポートしていく仕事です。具体的にはクライアント様から『こういったエンジニアが必要なんですが……』と、ご相談いただくか、もしくは我々のほうから『優秀な人財がいますが、御社で活躍できる場所はありませんか？』というご提案、どちらかから始まりますね。

大まかには、以下がSES営業の主要な業務になります

① クライアントの獲得
② クライアント先へ、弊社が抱えている技術者のスキルシートの作成・提案
③ 先方がマッチングを希望した場合、技術者との面談練習及び日程調整
④ 面談で双方の合意が取れれば、参画日などの確認や調整
⑤ 参画後、クライアントと技術者との関係性をサポート
⑥ 技術者のマネジメント、業務に対するモチベーション応援、クライアントとの昇給単価交渉

――これを今、萩原社長がほとんど一人でなさっているのだとか。

そうなんです（笑）。だからぜひ、私と二人三脚で動いて下さるSES営業の方を募集しています。最初は私と2TOPでスタートすると思いますが、業務が安定してきたら、個人の裁量に任せて、ゆくゆくはSES営業部署全体の管理・育成ができるようになって欲しいと思っています。

――特に希望されているのは、どういった点になるのでしょうか。

①のクライアントの獲得から、積極的になっていただける方がありがたいですね。弊社の場合、これまでにお世話になっているクライアント様や、そのクライアント様からのご紹介などを通じて技術者の就業を支援しています。これらはもともと、私や、今いる幹部のつながりから関係を深めてきたものです。それは大変有難い状況ではありますが、新人エンジニアを自社社員として育成できる弊社の強みを活かすには、より弊社のエンジニアにあった活躍の場を開拓する必要があると思っております。『Vuetechで技術を身につけた新人が活躍できるクライアントを開拓したい』など、積極的に企画・提案できる方を求めています。

弊社の強みは、知識ゼロの状態から、給料をもらいながら研修を受けてエンジニアになれることですが、そのきっかけとなる場所を創造し、支える存在がSES営業。いわば、弊社の中でも最重要業務を担うポジションです。

――SES営業は、「モノか人か」で言えば、人の営業です。その上でエンジニアという専門職の支援になるので、営業職を経験されている方でも「専門の知識がないと難しいのか？」と、不安を抱く方がいるかもしれないのですが。

そうですよね。営業職を経験している方でしたら要領さえ掴めばすぐに活躍できると思います。その点は私たちのほうでも全力でサポートしますし、必要であればITパスポートの資格を取得して頂ければ基本的なところは充分カバーできると思います。ITパスポートの資格は集中して取り組めば、半月〜1ヶ月程度の準備期間で取得できるものです。取得のために我々も協力しますし、資格支援の福利厚生で受講料もサポートします。やる気さえあれば、SES営業は未経験という方も大歓迎です。むしろ、今までの営業で培ったノウハウを、ＩＴの世界で応用していただければ、これほど心強いことはないです。

SES営業の1日のスケジュールをご紹介！

――VuetechでSES営業に転職した場合、大きな魅力は「社長の直属になり、共に働ける」ことだと思います。その上で、1日のスケジュールはどのような感じになるのでしょうか？

基本的な就業時間は10時～19時です。例えばある日の場合ですと、午前中は私とマンツーマンでミーティング。これは週に1度は必ず行いたいですね。お昼休みを挟み、午後からは、ミーティングを基にした営業活動をスタート。18時ぐらいまで続き、夕方以降は翌日のタスクに備えて、19時には終業・退社します。

・10時～11時ー出社、社長と1on1MTG
・11時〜12時ースタッフフォロー
・12時～13時―お昼休憩
・13時～18時―営業活動
・18時～19時―翌日のタスクに向けての準備
・19時―退社

※自走できる経験/能力が備われば、出社やリモートワークは自由にお選びいただけます。

――社長との1on1MTGでは、どんなことを話すのでしょうか。

まずは年間目標や予算、目標達成までにどのようなことをすべきかを話し合います。それから弊社が抱えている技術者の履歴の確認、またクライアント様からリクエストいただいた案件で、弊社の社員以外に、ビジネスパートナー様へ応援をお願いしたいエンジニアの数の確認や、それぞれの技術レベルの深掘りや調整をする時間にも当てたいと思っています。そして、今抱えているクライアントのみならず、新規クライアントの開拓についても相談したいと思っています。

SES営業は会社の屋台骨を支える大事な部分です。営業戦略として具体的な数字の相談、その先にあるビジョンの共有と具体化についての相談はこまめにしていけたらと思っています。さらに社内に関して言えば、営業部署も作りたいと考えていますので、自身の後に続く営業職のマネジメントなどについても話し合えればと思いますね。

――SESの営業活動では、どのように独り立ちしていくのでしょうか？

最初は私が一緒に挨拶周りをし、既存のクライアント様とSES営業担当とをつないでいきます。その他の細かい営業方法に関しても、私がサポートします。その上で仕事の流れを理解し、慣れてきたら独り立ち。Web面談、メール、LINE、電話でも、自身のやりたい方向性で営業をかけてもらえたらと思いますね。ミーティングの際に『このような方法でやってみたいのですが』と、相談してもらうのも大歓迎です。私自身、部下を拘束するような仕事の仕方は好みません。独り立ちした後は、大きな方針を共有しつつ、細かい部分はその方の創意工夫を尊重したいですね。のびのびと働いていただけたらと思います。

営業の仕組みを１から作り、エンジニアの人生を好転させるやりがい。

――VuetechでSES営業として働く魅力とは何でしょうか？

冒頭でも述べましたが、社長の私と二人三脚の環境で、営業の仕組みづくりや戦略等の上流工程を一緒に作っていけることは、今後のキャリアにおいてもかなり大きいと思います。

最初のフォローやマネジメントは私や会社全体で行いますが、慣れてくれば事業責任者をお任せしますので、一国一城の主……ではないですけれども。最終的には１部署の事業を任される＝１つの小さな会社を動かしている、という充実感も味わっていただけると思います。

――「未来を変える“きっかけ”」といった側面でもやりがいがありそうです。

弊社で育成した社員たちの成長を間近で見られることも、大きなやりがいになります。実際にゼロベースからプログラミングを学び、営業担当がマッチングしたPJに参画したエンジニア達の生活が安定し、人生が好転していく様子を隣で感じることができます。うちに来た頃は、“生活が不安定で、パートナーとの結婚を踏みとどまっている”といった悩みを抱えた人も、家庭を持てました、子どもが産まれました、と次のライフステージへと進んでいける。この過程を目の当たりにできるのは、SES営業職へのモチベーションアップにもつながると思います。営業というと、どうしても目標達成やそのためのプロセス構築に目がいってしまいますし、それも大切なことですが、弊社の場合は、それだけではなく関わる人の人生を幸せに変えるきっかけを作れる仕事です。

――裁量が多い仕事に思える分、報酬面ではどのような融通が利くのかが、気になります。

『これだけやったので、報酬を上げて下さい！』、もしくは『今期の目標を達成したので、ボーナスください！』といった、前向きな交渉はウェルカムです。もちろん私のほうでも評価基準がありますので、言われればすぐに昇給というわけにはいかないかもしれませんが（笑）。それぐらいの意気込みを持って、私の懐に飛び込んできてくれれば嬉しいですね。

SES営業が創る、会社の未来。

――エンジニアの育成と就業支援で事業を拡大中のVuetechですが、今後はどのような展望を思い描いていますか？

短期的な展望としては、クライアント先に弊社の開発チームを積極的に作っていければと考えています。どうしても未経験エンジニアだと、クライアントからいただく案件にぴったりと応えることが難しいことも多く、ハードルが上がってしまうんですよね。そこを、個人ではなくVuetechチームとして受注することができると、チームで技術を補完しあえるので、未経験でも関われるハードルが下がるんですよね。そうすることで、「未来を変える“きっかけ”」をより多く創出できると考えています。

――その先には、どのような未来があるのでしょうか？

多数のエンジニアを抱える技術者企業としてのネームバリューの拡大と、ノウハウの蓄積。そしてこれらを基に、ゆくゆくはVuetech独自のSES営業のサービス開発ができたらと思っています。それこそ、今のオフィスだけではなく、営業専門の支店を作る必要が出てくるかもしれません。これからVuetechのSES営業職を目指して下さる方は、こういったたくさんの可能性があることもご理解いただき、一緒にワクワクしながら働ければと思います。