【社員インタビュー #5】近視眼にならず、俯瞰して価値を届ける。組織の効率化を推進する新卒マーケターが語るprismaで働く面白さとは
「仕事というものにとらわれずに、自分が楽しいと思えるものに向き合いたい。」
株式会社prismaのマーケティング事業部で活躍する齋藤柊希さんは、穏やかな口調でそう語ります。
学生時代、マーケティングと組織行動論を学び、テクノロジーへの好奇心を胸に就職活動を行っていた彼が、なぜ東京ではなく福岡のprismaを選んだのか。そして、入社1年目にしてどのように組織に貢献し、自身の「得意」を価値に変えているのか。
今回は、齋藤さんのこれまでの経歴から、マーケターとしてのこだわり、そして彼が見据える今後のビジョンまでを深掘りしてお届けします。新卒ならではの葛藤や、それを乗り越えた先に見えた景色など、等身大のエピソード満載です。
「東京で何か大切なものを見失う気がした」直感を信じて選んだ、福岡での挑戦
ーー齋藤さんのご経歴と、マーケティング職を選ばれた背景について教えていただけますか。
出身は福岡県の北九州市です。小学3年生の時に転勤で移り住んでから高校までをそこで過ごしました。大学は、大分県にある立命館アジア太平洋大学(APU)に進学しました。そこは学生の半数が留学生という特殊な環境で、多様な価値観に触れながら、マーケティングや組織行動論について学んでいました。
もともとガジェットや最新のテクノロジーが好きだったこともあり、「最新の技術を使っている会社でマーケティングをしたい」という思いが芽生えたのが、この職種を選んだ原点です。
ーー就職活動では、東京の企業も視野に入れていたのですか?
はい、大学の周りの友人は東京へ行く人が多かったので、私も一度は検討しました。ただ、自分に合うかどうかを確かめるために、実際に2週間ほど東京に滞在してみたんです。ドミトリーを借りて生活してみたのですが、そこでふと、「東京に住んだら、何か自分にとって大切なものを見失う気がする」と感じてしまったんですよね。すれ違う人の表情や街の雰囲気を肌で感じて、ここは「最先端の情報を得に行く場所」であって、「住んで仕事をする場所」ではないな、と感じました。
そんな時に出会ったのが、prismaの親会社である株式会社オモヤでした。
ーー数ある企業の中で、prismaへの入社の決め手となったのは何だったのでしょうか。
一番の決め手は、「夢を語り、それを実現しようとする熱量」でした。
一次面接の後に、代表の古川と川辺との面談の機会があったのですが、二人がそれぞれの夢ややりたいことを自信を持って語っていたのが非常に印象的でした。「この会社なら、夢を語るだけでなく、本当に実現できる」と直感的に感じたんです。
また、内定をいただいた時期が早かったこともありましたが、「ここに行かないと後悔する」という強い思いがあったので、他社の選考は辞退し、迷いなく入社を決めました。
ーー実際に入社されてみて、入社前のイメージとのギャップはありましたか?
内定者インターンとして少しずつ業務に関わらせていただいていたので、業務内容に関する大きなギャップはありませんでした。むしろ、インターンの時期から社員の方々とコミュニケーションを取り、関係性を築けていたことで、入社後もスムーズに馴染むことができました。入社直後から、既に「話しやすい場所作り」ができていたのは、非常に良かったと思いますね。
「近視眼」にならず、顧客の真のニーズを捉える。マーケターとしてのこだわり
ーーprismaのマーケターとして、日々の業務で最もこだわっているポイントは何ですか?
私たちはインハウスでマーケティングを行っているのが特徴ですが、「お客様目線に立つ」ということを徹底しています。
入社時の研修で、実際にお客様の電話対応を聞く機会がありました。そこで「お客様が何を求めているのか」「どんな悩みを抱えているのか」を肌で感じることができたんです。この経験があるからこそ、単に商品を売るのではなく、「お客様の課題解決のために何ができるか」という視点でマーケティング施策を考えることができています。
依頼主であるブランド、商品を購入されるお客様、そして私たち。この「三方よし」の状態を作り出し、LTV(顧客生涯価値)を高めていくことを常に意識しています。
ーー「商品を売る」こと以上に「価値を届ける」ことを重視されているのですね。
そうですね。マーケティング用語で「マーケティング近視眼」という言葉があるのですが、これは私がとても大切にしている考え方です。
例えば、鉄道会社が自らを「鉄道事業」と定義してしまうと、車や飛行機といった他の移動手段の台頭に気づけなくなってしまいます。しかし、「輸送事業」と捉えれば、視野はぐっと広がりますよね。
これと同じで、私たちも目先の「商品を売る」という行為だけに囚われず、「商品はお客様の「求めていること」や「課題」を解決するための一つの手段に過ぎない」というふうに、常に俯瞰して物事を見るように心がけています。
ーー入社後、ご自身の施策が上手くハマった事例があれば教えてください。
ある商品のバナー広告を作成した際のエピソードがあります。
通常、バナーでは割引率や商品の効能をアピールすることが多いのですが、私は「季節感」を取り入れてみることにしました。街中を見渡すと、クリスマス時期には赤や緑の服を着ている人が増えるように、季節に合ったカラーやイメージを目にすることで、親近感が湧き、購入への心理的ハードルが下がるのではないかと考えたんです。
そこで、担当していた商品のバナーを一新し、季節感のあるデザインに変更してテストを行いました。すると、狙い通り購入率が向上したんです。
この結果を社内で共有したところ、他の先輩運用者たちも同様の施策を取り入れ、全体的な成果向上に繋がりました。自分の仮説が数字として実証され、それが組織全体のナレッジとして展開されたときは、大きなやりがいを感じましたね。
ーーご自身の強みである「テクノロジー好き」な面も業務に活かされているのでしょうか?
はい。私が大学時代からテクノロジーが好きだったというのもあり、最新のツールを使用した業務効率化という点で、強みが活かせていると感じています。
最近では、AIを活用した画像生成やテキスト作成など、時代の流れに合わせたツール導入を積極的に提案しています。また、既存のシステムにはまだアナログな部分もあるので、そこをデジタル化して自動入力できるようにするなど、「ツールを使用した効率化」を推進していけたらと考えています。
prismaには『得意が見つかり、得意が極められ、得意が価値になる』という文化がありますが、まさに自分の「好き」や「得意」が業務の効率化や成果に直結している実感があります。
物理的な「壁」と心理的な「繋がり」。成長を支える環境とカルチャー
ーー1年目から活躍されている齋藤さんですが、これまでに苦労した経験(壁)はありましたか?
正直に言うと、物理的な業務量の多さに圧倒された時期はありました(笑)。
オモヤグループの特徴として、運動会や決起集会のムービー制作など、新卒が主体となって企画・運営するイベントが多いんです。昨年の11月から12月にかけては、そうしたイベントの準備と、マーケターとしての通常業務が重なってしまい、本当に目が回るような忙しさでした。
ただ、それがマイナスだったかと言うと、決してそうではなかったと思います。「自分たちでやりたい」と手を挙げて始めたことでもありますし、その経験を通じて多くのもの(同期との絆やマルチタスクスキル)を得ることができたと感じています。今となっては、自分を成長させてくれた良い思い出ですね。
ーー忙しい中でも前向きに取り組めるのは、周囲の環境(繋がり)も大きいのでしょうか。
それは間違いなくあります。
マーケティング事業部は、運用チームとクリエイティブチーム(アドクリ)の席がぎゅっと近くに配置されているんです。そのため、運用で迷ったことがあればすぐに相談できますし、逆にクリエイティブの相談を受けることもあります。
「話しやすい場所作り」が自然とできているので、わからないことを一人で抱え込むことがありません。ベテランの先輩方も、新卒の私たちの意見にしっかりと耳を傾けてくれます。
「すでにノウハウを持っている人たちにすぐに聞ける環境」がありつつ、「新卒の新しい視点も尊重してくれる土壌」がある。この相互作用が、個人の成長と組織の成果最大化に繋がっているのだと思います。
ーーグループ会社ならではの強みを感じることはありますか?
オモヤグループ全体として、「知の共有」を大切にする文化が根付いています。
ブランドや部署の垣根を超えて、「この施策がうまくいった」「ここはお客様が悩んでいるポイントだ」といった情報が惜しみなく共有されます。代表自身がこの文化を推奨していることもあり、社内の風通しは非常に良いと感じます。
また、「シャッフルランチ」や「1on1」などの制度も充実していて、普段関わりの少ない他部署の方ともコミュニケーションを取る機会が多くあります。マーケティングだけをしていると思考が凝り固まってしまいがちですが、CS(カスタマーサポート)やバックオフィスの方々と話すことで、多角的な視点を持つことができていると感じます。
組織の「効率化」を担い、新たな事業の柱を作る。次なるビジョン
ーー今後、マーケティング事業部をどのようなチームにしていきたいですか?
今の環境は人間関係も含めて非常に良い状態なので、今後は「業務の効率化」にさらに注力していきたいと考えています。
運用者一人ひとりの負担を減らし、クリエイティブな思考や分析に使える時間を増やすことで、チーム全体の生産性をもっと高めていけると考えています。私の得意なテクノロジーやツールの知識を活かして、システム面の改善やフローの自動化を推進し、「運用者がより働きやすく、成果を出しやすい組織」を作っていきたいですね。
ーー齋藤さんご自身の、マーケターとしての今後の目標を教えてください。
1年目で視野が大きく広がったので、次は会社全体としてさらに利益が上がるような組織作りに貢献したいです。
現在は通販の獲得広告がメインですが、今後は「認知広告」や「動画広告」の領域にも手を広げていきたいと考えています。新しい広告手法に挑戦することで、prismaの事業の幅を広げ、新たな収益の柱を作っていきたいです。
既存の枠にとどまらず、新しい事業を自らの手で創り出していくこと、それが今の私の目標であり、次に進むべきステップだと思っています。
読者へのメッセージ
ーー最後に、prismaに興味を持っている方や、成長環境を求めている候補者の方へメッセージをお願いします。
仕事というのは、人生の時間の多くを費やすものです。だからこそ、「自分が楽しいと思えるもの」に向き合ってほしいと思います。
企業と個人の関係は、「選ぶ・選ばれる」という一方的なものではなく、「お互いが必要としている状態」が理想的です。無理に合わせるのではなく、自分の「やりたい」と会社の「方向性」が重なる場所を見つけることが、幸せに働くための第一歩だと感じています。
prismaには、楽しみながら仕事に没頭し、成果を出すことに喜びを感じるメンバーが集まっています。
もし、私たちのカルチャーや考え方に少しでも共感して、「いいな」と思っていただけたなら、ぜひ足踏みせずに挑戦してみてください。
「楽しみながら貢献したい」という欲求がある方にとって、ここは最高の環境だと思います。私たちと一緒に、新しい価値を創り出していけることを楽しみにしています!