どうも、stakのあつきです。
今回は「バズる」という現象について解説します。
といっても、媒体によっても概念が全く変わってくるので、TikTokに絞ります。
「バズる」ってなぁに?
「バズる」とは、一つの情報やコンテンツが一気に広まり、大量のユーザーから注目を浴びる現象のことを指します。
例えば、1つの動画が数時間で何百万回も再生されたり、何十万回も「いいね」されたりすることがあります。
バズの基準は?
バズる動画の基準を絞ることは難しいところです。
再生回数1万回という意見もあれば、50万回からだという意見もあります。
私がPRのお仕事をする上で「バズった」という指標は、(TikTokでは)表示が変わるタイミングだと提唱しています。
すなわち再生数であれば、1M(100万再生)、いいね数であれば、1K(1,000いいね)からと言えます。
バズるのために必要な要素
結論、TikTokでバズるために必要なことは次の4つです。
・ユニーク性
・エンゲージメント
・タイミング
・音楽
1つずつ紐解いていきます。
ユニーク性の重要性について
TikTokはユーザーが大量の動画をスクロールして見ていくプラットフォームです。
他の動画と差別化できるユニークなコンテンツが必要です。
また、スクロールされるまでに視聴者に気になってもらう必要があり、その猶予時間はなんと「1.5 〜 2秒」程度です。
すなわち、この2秒間でいかにファーストインパクトを与えられるかがポイントとなります。
エンゲージメントの重要性について
「いいね」や「コメント」、「シェア」など、ユーザーがアクションを起こしやすい動画はバズる可能性が高いです。
エンゲージメントを上げるためには、細かく分解すると様々な要素が存在しますが、ざっくりと特徴を列挙するとこんな感じです。
・高品質
・共感性
・話題性
・端的でわかりやすい
・エモーショナル
・呼びかけ
etc…
詳細については、またの機会にまとめます。
タイミングの重要性について
TikTokのトレンドは非常に早く移り変わります。
これは、TikTokの独自のアルゴリズムとそのユーザー基盤の若さによるものです。
トレンドは数時間から数日でピークを迎え、次のトレンドに移ることも少なくありません。
よって、流行ってると感じて投稿したダンス、音楽、チャレンジが「もうそれ古いよ…..」とコメントされ恥ずかしい思いをすることも!
逆を言えば、トレンドをいち早くキャッチし投稿するだけで高い評価を得れます。
音楽の重要性について
TikTokは元々音楽ベースのアプリケーションとして開始され、そのコア機能として音楽を引き続き強調しています。
すなわち、これまでに上げた3つすべてに密接に関係します。
適切な音楽を選定して投稿することで、再生数に顕著な影響をもたらします。
実際のに何度も遭遇した例を挙げます。
全く同一の映像に異なる音楽を用いて投稿した場合に、一方はわずか10回の再生に留まる一方で、他方は驚くべき100万回を超える再生数を記録しました。
これにより、音楽の選択がどれほど重要な要素であるかが明らかになります。
バズることは最重要項目ではない
これまでに上げた要素を意識してもバズるかどうかは、視聴者の反応やその時のトレンドなど、コントロールできない要素も多く存在します。
だからこそ、バズること自体が目的ではなく、手段であると考えるのが鉄板です。
例えば、あなたがファッションに関心があり、自身のスタイルを発信しているとします。
それがバズり、多くの人々から注目を集めると、「その人のファッションセンスが良い」というブランドイメージが構築されます。
これは、「バズる」ことによって価値を生む一例です。
しかし、必ずしもバズり続ける必要はありません。
一度バズった経験を活かし、一貫したメッセージや個性を発信し続けることで、確固たるブランドイメージを築き上げることが可能です。
その結果、新規の視聴者だけでなく、既存のフォロワーからも長期的な信頼と支持を獲得することができます。
バズるという現象は、瞬間的な注目を集めるための手法ですが、その先に見据えるべきは、自己のブランド価値の向上とフォロワーとの繋がりの深化です。
また、TikTokは世界中の人々に自分自身を紹介する絶好のプラットフォームであり、個々の発信が社会に与える影響力は計り知れません。
個人だけでなく、企業もTikTokを活用してブランド価値を向上させ、多くの人々とつながりを持つことができます。
まとめ
バズるためには意識することは下記4つです。
・ユニーク性:動画の最初の2秒間を意識する
・エンゲージメント:アクションをもらえる動画の作り込み
・タイミング:トレンドをいち早くキャッチする
・音楽:適切な音源を選定
そして、それ以上に重要なのは、自己のブランド価値を高め、持続的な視聴者とのつながりを築くことです。
兎にも角にも、TikTokでバズる一歩を踏み出してみてはいかがでしょうか?
その一歩とは、投稿することです。
数打ち当たればいずれバズを経験することはできるはずです。
バズることによる興奮を感じることはもちろん、それを通じて自己のブランド価値を高めることの喜びも体験してみてください。
それでは、次回のブログでお会いしましょう。
今後もTikTokについてのブログを定期的に更新します。