広報・PR担当のあやなです。
どの時代も「ゆとり世代」「ミレニアル世代」や「Y世代」というような「〇〇世代」という呼び方生まれています。
ちなみに私は、「ゆとり世代」です。
今回は、よく耳にするようになった「Z世代(ゼット世代)」についてお話していこうと思います。
「Z世代」とは
「Z世代」というと、なんとなく若者のことを指しているんだなと思う方は多いと思います。
ですが、Z世代はどんな特徴があって、どういった世代の事を示しているのかお話していきます。
Z世代の年齢
1990年代後半から2012年頃に生まれた世代の事をいいます。
現在(2023年)でいうと、28歳〜10歳くらいの人が「Z世代」に該当します。
ちなみに、Z世代のその先もあり、2013年から2022年に生まれた世代を「α(アルファ)世代」と呼ばれています。
Z世代の特徴
Z世代は、「デジタルネイティブ世代」とも言われています。
というのも、インターネットが1995年から2000年頃に普及したため、Z世代は生まれた頃からインターネットはもちろん、
パソコン・スマートフォンが当たり前にある環境で育っているからです。
テレビや雑誌などから情報を収集するのが当たり前だった、Z世代に一番近いゆとり世代(ミレニアル世代)やY世代などと違い、
インターネットやSNS等で情報を収集するのが当たり前です。
総務省が13歳から69歳までの男女1,500人を対象とした「情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査」によると、
平日、休日ともに10代や20代の「モバイル機器」によるインターネットの平均利用時間が長い傾向にあり、
「モバイル機器」によるインターネット利用の行為者率について、平日の20代及び30代、休日の20代で90%を超過となっています。
主な機器によるインターネット利用時間と行為者率
(参考:調査結果報告書)
Z世代の関心
YoutubeやInstagramといった動画や画像での共有サービスも広まった事により、情報を収集だけでなくSNSでの発信も増え、
溢れている情報の中から自分自信がいいと思ったもの(価値観が合うもの)を選んで情報を収集しているのも事実です。
そして、購入する備品に関しても、自分の価値観に合うものやインフルエンサーがおすすめしているものを選ぶなど、自分自信で調査をし選んでいます。
また、そえれぞれの個性を尊重し、人種やセクシャリティ(LGBTQ)、性別といった他との違いに対する抵抗が低い傾向にあります。
なぜ「Z世代」が注目されるのか
日本では少子高齢化が進み、若者の数は減少しており日本の人口に対するZ世代の割合は15%(2022年)となっていますが、
世界に目を向けると世界の人口に対するZ世代の割合は32%(2020年時点)と高くなっています。
そのため、世界におけるZ世代の購買力は約15兆円といわれています。
そして、アメリカでは総消費の40%をZ世代が占めおり、その購買力は22兆円まで成長すると予想されています。
このように、後世界の中心を担う観点からZ世代は注目をされています。
最後に
デジタルネイティブ世代といわれるZ世代は、これまでの世代とは違う価値観を持っている傾向があります。
これからの時代を担い、トレンドを生み出す存在になっている「Z世代」に注目していく事が企業にとって大切になってきます。