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【社長インタビューvol.1】創業ストーリー〜マーケティング・エッセンシャルズができるまで〜

こんにちは!株式会社マーケティング・エッセンシャルズ、広報担当の藤田です。

これから、弊社の素顔を多方面からお伝えするべく、社員インタビューを行っていくこととなりました。トップバッターは弊社代表・栃本。起業のきっかけから社員への想い、今後の展望まで、じっくりと聞かせていただきました。栃本のインタビューは3回連載の形でお届けいたします。

第1回目の今日は、栃本の起業ストーリーです。マーケティング・エッセンシャルズの誕生秘話、弊社にご興味をお持ちの方はぜひご一読を!

「本物」のマーケティングをベースに、顧客成長に貢献できるビジネスを

ーーまずは、マーケティング・エッセンシャルズ創業までのお話を。起業する前は、どのようなお仕事をしていたのでしょうか?

新卒で入ったのは人材系の会社でした。アパレルなど自分の好きな分野に進むことも考えましたが、好きなことができるかどうかより、自分がどれだけ成長できるかどうかで選びました。人のキャリア形成に関わり、求職者や派遣先・紹介先企業の方など、さまざまな立場の人と接することにより、自分が成長できる魅力的な環境だと感じたのです。

ーー3年ほどで転職したということですが、なぜですか?

人間力の高い人が多いことに魅力を感じて入社しましたが、入社1年目でリーマンショックに。会社は大幅な人員削減を行い、憧れだった人や、いわゆる「できる」人からどんどんいなくなっていきました。会社がこれまでのチャレンジングな姿勢から守りの態勢に入り、残った人も保守的な人が多くて、自分が求めていた「成長できる」環境ではなくなってしまった。3年働いたところで見切りをつけ、転職することになりました。

ーー転職先がWeb業界だったんですよね。なぜ、Webの仕事を選んだのですか?

正直、Web業界に興味があったわけではなかったんです。ただただ、もっと成長できる環境、刺激のある環境を求めていました。そうして転職活動を行う中で出会ったのが、Web系のベンチャー企業だったということです。そこでは、クリニックや歯科医院の先生に、Web制作を提案する営業の仕事をしていました。

ーーその後、2015年に創業。なぜ独立し、起業しようと思ったのでしょうか?

最大の理由は、将来への不安でした。Webベンチャーで働きながら、「このままこの会社に居続けていいのか?」という疑問がどんどん大きくなっていきました。トップセールスにもなったのですが、会社の方針は「売上第一」。売るか売らんかの世界で、自分の仕事が本当にお客様や世の中のためになっているとは思えなかったのです。最初は起業しようなんていう頭はなかったのですが、視野を広げるために交流会などに参加し、多くの人と話をする中で、「起業したら?」と何人かに言われたことがあって。それがきっかけで、起業という選択肢を考えるようになりました。

ーー将来への不安というと、転職より起業の方が先が見通せず、不安定な気がしますが…

もちろん最初は苦労するだろうなと思っていました。想像以上に苦労しましたけど…いろんな意味で(笑)。でも、5年くらいは大変だとしても、10年、15年と考えた時に、自分でビジネスの仕組みを作った方が絶対に将来安心だという妙な確信があったんですね。会社員だと、自分の意に沿わなくても会社や上司の方針にどうしても従わなければならないことも多々ありますが、自分で経営すれば主導権を自身で持つことができます。コントロールできる領域が増えるという感覚ですね。

ーー創業時の想いは。

関わったお客様の成果につながるサポートをしていきたいと考えていました。そのために、起業前後にマーケティングを一から学びました。会社員時代は経験と感覚だけに頼ってやってきましたが、今自分が学んでいるマーケティングこそがクライアントに提供すべき価値だという使命感がふつふつと湧いてきたのです。そこで、最初にマーケティングをベースにした集客支援を始めました。

ーーマーケティングが、栃本さんの方向性を決めたのですね。その後、約2年後に法人化していますが、きっかけは?

起業して2年ほどは個人事業主として、コンサルティングからWeb制作、セミナー開催などを手がけてきました。外注も活用していましたが、やはり自分だけでできることには限界がある、自分ひとりじゃ何もできないなと痛感したのです。また当時、前職の上司が独立して会社を立ち上げていて、そこで2人ほどが引き抜かれて働いていました。その中の一人とちょこちょこ会っていて、会社での悩みなんかをよく聞いていたんです。そうして相談に乗っているうちに、「この人を助けてやりたいな」と。すごくいい人間でしたし。ちょうど独立して2年経つし、思い切って彼を採用して一緒にやろうかと踏み切ったのが法人化のきっかけですね。チームで仕事をしていく形に舵を切ったのです。その彼というのが伊藤くん(※注必要)なんですよ。

今だから話せる、起業初期に起こった大事件

ーー創業から6年、法人化からは4年ほど経ちましたね。今振り返ってみて大変だったことは?

本当に、いろいろ大変でした。独立当初の頃は、まずは妻ですね。「サラリーマンでいるんだよね?」「もちろん!」と婚約する運びになったのですが、その半年後に急に僕が起業すると言い出した。妻としては、「は?何言ってんの?」ですよね(笑)。妻は自営業なので、将来の住宅ローンなんかを見据えて、僕が会社員でいる方が良かったみたいなんですね。でも、当時の僕は今よりずっと我が強くて、聞く耳を持たず強引に押し切って起業してしまいました。しかもちょうどそのタイミングで妻の妊娠が発覚。独立と妻の妊娠、婚約がほぼ同時期に重なり、妻も大変だっただろうし、僕も独立直後で心身ともに余裕がなく、この時期は本当にきつかったですね。

ーー人生の重大イベントが一気に…。それは本当に大変でしたね。

あと、もうひとつ大変な話があって…。妻には何とか起業を許してもらったのですが、ひとつ条件があったんです。それは、「借金は絶対にしない」こと。ですが、僕はもともと有り金は使ってしまうタイプで貯金があまりなかったし、起業初月は売上が立たず、その後もなかなか安定しませんでした。内緒で副業したりもしていましたが、そうして稼いだお金もいろんな教材やセミナーに消えてしまって。そして、妻との約束を破って300万円くらいのカードローンを組んでしまったのです。

1年半ほど経ち、事業は軌道に乗り始めました。しかし、その頃に1通のハガキによって300万の借金が妻にバレてしまったのです。毎月きちんと返済を続けていたのですが、たまたま1回忘れてしまったんですね。それで自宅に督促のハガキが届いてしまい…。仕事中で外にいる時、急に妻から「何これ?」とハガキの画像付きLINEが。もう一瞬で世界が凍りつきました(笑)。「ヤバい、ヤバい…」とその言葉ばかりが頭の中をぐるぐるして、なんかふらふら歩いているんだけど、自分でも今どこを歩いているのかわからないような状態になってしまって。

ーーそれは大事件ですね…帰宅するのが恐ろしい。

それはもう修羅場でしたね。帰ったらまず土下座です。しかし、唯一とも言える約束を破ったのですから、当然そんなことで許してくれるわけはありません。翌日には離婚届が用意されていました。僕は「離婚だけはしないでくれ」と、自分の母親にまで来てもらって一緒に懇願したのですが、妻の意志は固く、結局離婚届を書くことになってしまったのです。しかし、僕が書く欄を間違えてしまった。それでその日には出せなくなって、また改めて用紙をもらってくるということになりました。

ーー現在変わらず夫婦でいらっしゃるから、その間に何かあったということですね。

借金をしてしまったことはもう取り返しがつかないのでどうしようもないのですが、事業はうまくいっているということを、数字を全部出して妻に説明したのです。自分のビジネスや売上などのことは、これまで妻にはきちんと話したことがありませんでした。何もわからないままという不安が妻にはあったのだろうと思います。すべて話したことで少し安心してくれて、一緒に歩む将来について話し合うこともでき、離婚を踏みとどまってくれました。僕の2人目の子どもはその後誕生しているので、離婚していたらその子は生まれていなかったということですね。

ーー離婚届を書き間違えたことで流れが変わった。なんだか運命めいたものも感じます。

今では当時の借金もすべてなくなりましたし、事業も軌道に乗っています。過去の傷は癒せませんが、この時の経験は僕を人として強くしてくれたのではないかと思います。起業にせよ転職にせよ、人生の大きな転換点では思い切って決断するのも大切ですが、家族やパートナーがいる場合はしっかり話し合って、お互い納得してから行動を起こさなければいけないということは、この時に得た大きな学びです。

「何をするか」より、「誰と」「何のために」仕事するかを考えてほしい

ーー法人化してから、大変だったことはありますか?

やはり、キャッシュが残らないことですね。法人化に際して伊藤くんを雇いましたが、決して人を雇えるほど十分な売上や利益があったわけではありませんでした。社会保険や給与をコンスタントに出していくのは大変で、自分の給与を削って払ったことも幾度もありました。責任もありますし、毎月毎月、本当に胃が痛い日々でした。

ーー創業から6年、法人化からは4年ほど経ちました。何度も大変な思いをしながらもずっと続けてこられて、事業を安定させられることができた要因は何だと思いますか?

シンプルですが、諦めず、次々起こる問題にきちんと向き合って、変化し続けていったことではないでしょうか。問題に向き合うことから逃げなければ、基本的に良くなるしかないですから。スタート時点ではめちゃくちゃ未熟でしたが、問題が起きては対処して…というのを愚直に繰り返してきたことが、ビジネスを軌道に乗せられた最大の要因だと思います。

ーー最後に、転職を考えている方にメッセージをお願いします。

やりがいのある仕事ができているかどうか、自分と向き合って考えてほしいと思います。楽しさはキャッキャすることからではなく、やりがいから生まれると思うのです。もし、やりがいがないと感じるのなら、なぜなのかを分解して考えてみてください。おそらく、お客様や周りから必要とされているか、認められているかどうかが、やりがいの大きさを左右しているのではないでしょうか。何をするかも大事ですが、誰と仕事をするか、何のために仕事するかの方が実はとても大切だと思います。

ーーご自身もやりがいを感じているから、どんなに大変でも諦めずに続けてこられたのですよね。

やりがいはもちろんのこと、家族も社員も守っていかなければなりませんから。人は、自分だけのためにはそんなに頑張れない。人の顔が見えるようになると、より頑張れるようになると思うのです。自分が頑張る原動力は何なのか、誰なのか。それを深く考えると、進むべき道が見えてくると思いますよ。


最後までお読みいただき、ありがとうございました!

栃本のインタビューはこの後も続きます。次の掲載をお楽しみに。

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