まずは自己紹介と簡単な略歴をお願いします。
株式会社Dots代表取締役社長の奥田真弘です。
大阪府堺市出身で、以前は人事系コンサルティング会社の営業兼コンサルティング職として勤めておりました。そして、2017年1月に株式会社Dotsを立ち上げ、採用・教育・評価・報酬といった人事面とAIやRPAといった業務改善面でサービスを提供しています。
Dotsという会社名に込められた想いを教えてください。
「Dots」は「dot(点)の複数形」であり、繋げることで新たな価値を創造するという想いから社名にしました。人事系のサービスやTech系のサービスを通じて「従業員と経営者を」、「個人と組織を」、「ITと人を」繋ぎ合わせていくことで、中小企業の課題解決に繋げたいという想いを込めております。
起業したきっかけや想いを教えてください。
新卒で入社した会社で「働き方」や「評価」「給与」などに興味を持つようになり、いつか人事系サービスで会社を立ち上げたいと思っていました。ただ、その時は提供したいサービスが明確にあったわけではなく、どちらかというと自分の限界ってどこなんだろうというような「チャレンジしたい」という想いが中心だったと思います。
2社目で人事系のコンサルティング会社に入社し、働き方改革や人手不足によって苦しむ中小ベンチャー企業を目の当たりにして、「もっと深く入り込みたい」「もっと幅広い角度から貢献したい」と思えたのがDotsを立ち上げたきっかけです。
起業したときの感想は?
不安8割、ワクワク2割の起業でしたね。設立後には、準備段階では想像もしていなかった不安が一気に押し寄せてきたのを覚えています。
当時26歳で、お金も知識も経験もなく、周りからの反対もあり、今思い返すと無謀な起業だったと思います。設立前は、「こんなことをやりたい」「こんなサービスで社会貢献したい」「こんな人と一緒にビジネスがしたい」など、様々な想いを持っていましたが、いざ設立をすると生きていくのに必死でしたね。(笑)
反対されることもあったんですね。
そうですね。若気の至りというか勢いで起業した部分がありましたので。
ただそんな中でも、前職の代表や上司・メンバー・顧客など、多くの方に助けてもらっていたというのも事実です。今があるのは、当時応援してくださった方がいたからと心から思います。
設立時に意識していたことは何ですか?
「誰に対しても誠実である事」「お金がないなら時間を投資すること」「1人でも多くの人に会うこと」の3つですね。
今もですが、当社は「誠実さ」を最も大切にしています。対顧客はもちろん、パートナーやメンバーに対しても誠実に接すること、人に言えないことは初めからやらないこと、などは当時から意識していましたね。
2つ目は、前職の代表から「投資をするお金がないなら時間を投資すればいい」とアドバイスを頂き、人の2倍3倍働くしかないというのは常に考えていました。
そして、何に時間を割くかというと、「とりあえず人に会うこと」を意識していました。PCと向き合っていても何進まないので、いろんな人にアポイントを取って、アドバイスを頂いたり、相談に乗ってもらっていたりしました。
思い返すと、当時の記憶がないくらいに、がむしゃらに目の前のことをしていましたね(笑)
当時想定していたビジョンは実現できていますか?
全くですね。(笑) まだまだ成長段階です。
もっと自社のノウハウや経験を溜め、今まで以上に顧客に価値を提供できる会社にしていく必要があると思っています。
働き方改革やコロナ禍の影響もあり、少しずつ日本社会や企業の働き方は変わってきましたが、今まで以上に「働きやすい社会」「頑張る人が報われる社会」をつくってきたいです。
今後はどのような計画を考えておられますか?
今、必要としているのは人材です。増員し、そして私含め1人1人がより成長し、筋肉質な組織にしていきたいと思っています。
単なる販売員ではなく、単なる作業員ではなく、一人ひとりが相手にとっての価値を提供できる組織にしていきたいです。
営業職であれば顧客の課題の本質を聞き出し最適な提案をする力、事務職であればメンバーのしてほしいことを先読みする力、そういった部分を身につけていく必要があると思っています。
今Dotsが必要とするチームメンバーは、どのような人物像でしょうか?
当社が求める人物像は大きく2つ「誠実さ」と「自己革新」を持っている人です。知識や経験というより、まずは相手を尊重することや自分自身でおしりに火を付けられる人を求めています。
スタートアップ企業だからこそ、経験できることや成長に繋がることがたくさんあると思っています。サービスや営業方法など、日々改善を繰り返しながら進めておりますので、そういった企画開発から展開までを一気通貫で経験したい方や、他社より倍速で成長したい方などは是非一度エントリーして頂きたいですね。