今回は普段の店舗での業務とは違う、プロジェクト活動について。
果物を担当するスタッフが集まる「接客販売プロジェクト」。所属メンバーは12名で、関西、関東、中部など普段はそれぞれの店舗にてお仕事をしていますが、1~2か月に1回程度、本社でミーティングを行ったり、大型店舗の催事のヘルプに入ったりしています。9月某日に行われたミーティングを少しだけご紹介。
今回のミーティングでは、夏終わりから秋にかけての商品勉強会、そして今後のプロジェクト活動内容について話し合いました。
果物仕入れ担当者との勉強会 ― 野菜や果物を扱う難しさとは?
今年(2023年)は気温が高かった夏…。私たちが日常生活を過ごすのも大変でしたが、作物も同じです。夜温が下がらず、昼と夜の寒暖差があまり生じないために、これから旬を迎えるりんごや柿、みかんなどは例年よりも小玉傾向のものが多めなんだとか。
お客様はできるだけ大玉のものが欲しい、私たちもそんなお客様のニーズに応えたい!しかし、私たちが扱うのは自然のもの。思い通りにはいきません…!そして小玉だからといって決して劣っているわけではありません。
今年の状況(やむを得ないことも含めて)を踏まえた商品情報をお客様に丸ごとお伝えすることも、私たちにとってはとても大切なお仕事の一つです。お客様が欲しいものだけを提案するのではなく、『今あるものの良いところをどのようにお客様にわかっていただくか』を考え、生産者と消費者をつなぐ役割にならなければなりません。そんなことを考えながら店舗運営をしていく必要があることも、今回改めて勉強になりました。
今後の活動方針をミーティング ― もっとお客様のお役に立つ接客販売をするために
このプロジェクト活動が始まって1年と少し経ちました。活動内容についてはメンバーも試行錯誤しているところですが、昨年対比で見てみると、果物の売上向上という形で徐々に成果が出始めています。
日々忙しい中で、どのようにすればお客様に気持ちよくお買い物してもらえるのか、自分自身も楽しんで仕事ができるのか、そんな内容でお話しが進んでいきました。