「なぜこの1円が下がったのか」「どうすればあと1万円上げられるか」
真剣な眼差しで話すのは、香港から日本へ渡り、当社のホテル事業におけるレベニューマネジメントやインバウンドプロモーションの最前線で活躍するリョウ ホーイーさん。学生時代から大の日本好きで、年に4~5回も来日していたといいます。
コロナ禍での葛藤を経て日本のホテル業界へ飛び込んだ彼女が、どのような挑戦を経て「数字で事業を動かすプロ」へと変化を遂げたのか。
挑戦できる環境を求めるあなたの「次の一歩」のヒントが、ここにあるかもしれません。
プロフィール
- 名前: リョウ ホーイー(文中では英語名の「ホリー」)
- 役職: ホテルグループ Sales & Marketingチーム メンバー
- 経歴:
- 香港出身。高校で日本語を勉強し始め、日本語能力試験N1を取得。大学で歴史を専攻し、在学中から年に何度も日本へ旅行。
- 新卒で香港の旅行会社に入社するも、コロナ禍により3ヶ月で退職。
- 政府関連機関でのプロジェクト契約社員、インバウンドプロモーション企業の正社員を経て来日。
- 語学学校在学中にLocal Designと出会い、フロントスタッフ(アルバイト)を経て正社員として入社。
日本の「地域性」に惹かれて
―― 今日はよろしくお願いします!まずはホリーさんのキャリアの原点から教えてください。
香港で日本が流行っていた時期があって、そのころから日本の文化が大好きで。言葉を学ぶのも好きだったので、高校から日本語を勉強していました。大学時代は歴史を専攻しながら、年に4~5回は日本に旅行していました。
だから、キャリアを考えるときも「絶対に日本や旅行に関連する仕事がいい!」って思っていました。
――なるほど。ホリーさんを惹きつける、日本の面白さって何なんですか?
もちろんいろいろあるんですけど、その中でもとくに面白さを感じたのは「地域特有なもの」があること。福岡には福岡の、大分には大分の良さがある。香港は決して広くはないので、そういったエリアごとの深い地域性というものを感じづらいこともあって、余計にそれが面白いと感じましたね。
観光プロモーションに携わっていたことがあるんですが、それぞれの自治体ごとで地域特有のプロモーションの形があって、それもすごく面白いなと思いました。
――たしかに地域ごとの独自色はありますね。ホリーさんのファーストキャリアは日本の会社ですか?
いえ、香港の会社です。2020年の1月に、日本の宿泊手配などを担う旅行会社に入社しました。ただ、直後にコロナ禍が始まって宿泊手配はおろか旅行もできない状況になって、会社も経営が苦しくなり、3ヶ月で退職することになりました。
香港で働いていたころのホリーさん。イベントにて大分県の魅力発信中の一枚。――それは辛かったですね。そこからどうやって今のキャリアに繋がっていったんでしょうか?
その時は一度、旅行業界をあきらめて、香港の貿易支援に関わる公的機関のような会社にプロジェクトベースの契約社員として入社しました。そこで初めて、プロモーション企画やインフルエンサーを活用したマーケティングに触れました。
でもやっぱりあきらめきれなくて。契約が切れた後はインバウンド向けのプロモーションを行う会社に正社員として入社して、そこでは自社メディアの運営や展示会の企画などを通じて、香港の人たちに日本観光をプロモーションしていました。コロナ禍が明けたタイミングで「実際に日本に住んでその魅力を確かめたい」と思って来日しました。
――そこでLocal Designとの出会いがあったんですね。他にも選択肢があった中で、うちを選んでくれた決め手は何だったんですか?
当時通っていた語学学校で外国人向けの就職支援の説明会があって、そこへ来ていた3社のうち1社がLocal Designでした。まず、事業内容がすごく面白そうだと思いました。
それに、個性的なコンセプトホテルを運営していることにも興味を惹かれました。それまで私が知っていた日本のホテルは大手のビジネスホテルばかりだったので。
プロモーションもちゃんとできそうだと思ったし、自分がやりたいインバウンドの仕事にもたくさん触れられそうだと思って、選考を受けました。
文系出身の私が「1円の売上」にこだわる理由
――現在は具体的にどんな業務を担当しているんですか?
私は「Sales & Marketingチーム」に所属していて、主にホテルの「レベニュー」「セールス」「マーケティング」を担当しています。
レベニューは、ホテルの販売価格を決めるのがメインの業務です。OCC(客室稼働率)やADR(平均客室単価)をはじめとする10個以上の指標を追って「今日なぜ売上が落ちたのか?」「この10万円の差はどこから生まれたのか?」を日々分析しています。
マーケティングでは、レイトチェックアウトプランのようなホテルのプラン設計や価格設計、そして会員プログラムのCRM(顧客管理)を担当しています。会員へのポイント付与や特典配信の設計まで手がけています。
――ホリーさんは元々文系と聞きました。数字と向き合うのはエネルギーが必要なんじゃないですか?
たしかに大学も歴史学科ですし、完全な文系人間です(笑)。でも、Local Designに入ってホテルの売上に直結する数字を毎日追いかけるうちに、自然と数字に強くなっていきました。
とくにレベニューは自分の設定した価格ひとつで明日の売上が変わる仕事。メンバークラスの自分がそこまで裁量を持たせてもらえているのは、正直かなり刺激的です。
――なるほど。「レベニューやセールスに向いている人」の共通点って何かありますか?
「自分の銀行口座の残高を日頃から気にしている人」が向いていると思います(笑)。
――面白いですね!(笑)どういう意味でしょうか?
1円、10万円という金額に対して「これくらい別にいいや」と流さずに、こだわれるかどうかです。「なぜこの1円が下がったのか」「どうすればあと1万円上げられるか」という泥臭いコスト&売上感覚を持っている人が、この仕事で成果を出せるんだと思います。
日本企業のイメージを覆した、「遠回しな言い方はしない」フラットな組織
――よく外国人の求職者の方から「日本の会社って厳しそう」「企業文化に慣れるのが大変そう」という声を聞きますが、実際Local Designに入ってみてどうでしたか?
来日する前は「日本企業はルールが厳しくて、外国人には優しくない」と聞くこともありましたね。とくに暗黙の了解とか、遠回しな言い方、直属の上司以外と喋っちゃいけないみたいな階層文化。
でも、Local Designに入ってからはそういうやりづらさを全く感じませんでした。社長とも直接フランクに話せますし、自分の意見やアイデアを自由にストレートに提案できる環境があります。
――なるほど。
これはSales & Marketingチームに限った話ではないかもしれませんが、みんな思ったことをストレートに発言してディスカッションしています。だから我慢して溜め込むこともないですし、本当に気持ちよく働けています。
笑顔を交えながら、会社について話してくれるホリーさん。本当に楽しく仕事をしているんだなと感じます。――「自分の意見やアイデアを自由にストレートに提案できる」と感じた具体的なエピソードはありますか?
FacebookやInstagramのMeta広告の導入でしょうか。それまで自社では取り組んでいなかったのですが、「海外向けにMeta広告を試してみたいです」と提案したら、「やってみよう」とすぐに採用されて実際に運用が始まりました。
――今では当たり前になっているSNS広告はホリーさんの提案がきっかけだったんですね。
はい。ほかにも会員プログラム(LOCALS)を立ち上げるにあたり、チームとして顧客管理(CRM)の仕組みも導入しました。「なぜCRMが必要なのか」「これを導入することでどうやってリピーターを増やし、売上を最大化できるか」を会社にプレゼンして、システム選定から導入、メルマガの配信や会員プログラムの運用まで一気通貫で立ち上げました。

LOCALS|note
当社の会員プログラム、LOCALSの詳細はこちら↑私たちのチームって、お互いのタスクを細かく監視し合う感じではないんですよね。1つのプロジェクトやタスクを0から100まで自分ひとりで任せてもらえる。広告の提案から予算計算、契約、運用までひとりで自走して進められる裁量があって、そういう意味でものすごく自由だと感じます。
5年後の未来。海外空港の巨大看板にLocal Designのホテルを載せたい
――5年後、Local DesignやSales & Marketingチームはどんな風に進化していると思いますか?
個人的にはまだまだやりたいことが山ほどあります!今はWebやMeta広告がメインですが、会社がもっと大きくなったら、駅前とか、海外のメジャーな空港みたいな人目につくところにLocal Designのホテルの巨大看板をドカーンと出したいですね!
――想像するだけでワクワクします。
「日本のローカルな魅力を体験するならLocal Designのホテルへ」というブランディングを、世界中で確立させたいですね。
それを考えると、今のチームに必要なのは「国内のプロモーション戦略や広告運用に強い人」や「特定のインバウンド市場に深い知見とセンスを持っている人」でしょうか。
私自身は中華圏のマーケットやメディア発信に強みがありますが、ブランディングや全体戦略を組める新しいピースが入ってきてくれたら、チームにすごい化学反応が起きると思っています!
――最後に、応募を検討している方へメッセージをお願いします。
Local Designは、自分の熱い想いややりたいことを直接語れる会社です。そして、セールス&マーケティングチームは「自分が描いたプロモーション構想を、自分の手でガッツリ実行できる場所」です。
責任は大きいですが、その分、自分のアイデアでホテルや事業が成長していく手応えをダイレクトに感じられます。
日本が好き、旅行が好き、そして自分の手で事業やブランドを外に発信していきたい!という熱意のある方。ぜひ私たちと一緒に、Local Designの魅力を発信していきましょう。
編集後記
「1円への執着が売上を変える」 力強く語るホリーさんには、文系出身という枠を飛び越え、データと泥臭く向き合ってきた努力と覚悟がありました。
「遠回しの言い方はしない」というフラットで誠実なチーム環境があったからこそ、彼女の自走力と挑戦心は開花したのだと感じます。
裁量を持って自分の手で事業を動かしたい方、国籍や立場にかかわらずフラットに高め合える仲間を探している方。
ぜひ一度、カジュアルにお話ししてみませんか?