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“出る杭”になったもん勝ち! 異動経験の多い社員に会社を使い挑戦し続ける理由を聞いてみた

2020年2月、株式会社オプトホールディングは、株式会社デジタルホールディングスになりました。この社名変更をうけて、就活生のみなさんのなかには不安や戸惑いを感じた方がいるかもしれません。

オプトホールディングは、デジタルホールディングスになって、なにが変わったの?

それは、私たちデジタルホールディングス自身が、事業や社員を通じて、これからお伝えしなければならないことです。「デジタル」という大きな看板を背負い、ダイナミックに変化するデジタルホールディングスは、これまでにどんな変化を経て、これからどう歩んでいくのか。

新卒入社から現在まで計5回の異動を経験し、“やりたいこと”を常にアップデートしながら挑戦し続ける社員に、デジタルホールディングスが持つさまざまな面を聞いてみました。

社員紹介


渡邉 舞(わたなべ まい)

2014年オプト新卒入社。運用型広告のコンサルタントとしてキャリアをスタートさせ、スマートデバイスやアプリに特化したプロモーションを行う部署へ異動し、組織拡大に貢献。その後、ストラテジック・プランニング部へ異動しプランナーとして活躍。2018年4月、チームマネージャーに昇格。同年、上期MVP受賞。2021年よりデジタルホールディングス人事部の採用マネージャーに。

新卒入社後から7年間、現在まで計5回の異動を経験

――これまでに計5回の異動をしていますが、どんな部署を経験してきたのでしょうか?

渡邉:まず新卒入社後は、広告事業の営業と運用コンサルタントでした。早い段階で現場に立ち、8月か9月には1人でクライアント先に行っていました。でも、当時はしっかりとした研修制度がなく、現場で働きながら仕事を覚えるのがいっぱいいっぱいで…。今考えるとダメダメでしたね。

その後、1年で品質管理部に異動。それまでクライアントと向き合っていたのが、社内の人と向き合う仕事になりました。ちょうどWeb広告の仕組みが変わりはじめた時代で、より効果的な広告運用をするためGoogleから情報共有を受け、新しい技術を社内の人に伝える役目です。

――2年目で社内への伝達役…。苦労したのでは?

渡邉:正直、つらかったです(笑)。まだ2年目の私が、先輩に「あなたのやり方は古い」と言わなきゃいけない立場になったんです。どうしたらうまく伝わるのか悩み、なかなか周囲を巻き込めない自分に歯がゆい思いをしていました。それから1年も経たないうちに、アプリプロモーション部に異動。クライアントのアプリをユーザーにインストールしてもらうための広告を運用する部署でした。

――品質管理部で社内の伝達役として悩まれていたところ、アプリプロモーション部へ。異動したときの素直な気持ちは?

渡邉:複雑でしたが、嬉しい気持ちのほうが強かったです。実はその頃、転職活動をしていて。というのも、私はもともとクライアント向き合いの仕事のほうが自分の価値が発揮できると思っていたんです。でも、品質管理部は社内向き合いの仕事。それなら新しい環境を探してみるのもありかなと思っていたところでした。そこでクライアントとしっかり向き合えるアプリプロモーション部への異動が決まり、また自分の好きな仕事ができると前向きにとらえていました。

アプリプロモーション部には約2年間所属し、立ち上げから拡大期を担当しました。そして2016年、当時新しく立ち上がったばかりのストラテジックプランニング部へ抜擢される形で異動。クライアントの課題解決に対して戦略を描くのが主な仕事でした。

――ストラテジックプランニング部に所属していた2018年、上期のMVPを受賞されていますね。

渡邉:はい。受賞理由は大きく2つあって、1つは新しく立ち上がった部署で先陣を切り、しっかり売上を立てられたこと。もう1つは同業他社と比較し、当時のオプトに足りないものを見極めながらがむしゃらに新規プロジェクトを立ち上げたこと。もちろん、頓挫したものもたくさんありますが、10個以上の新規プロジェクトを形にしたので、そのチャレンジを評価していただきました。それからコミュニケーションデザイン部を経て、2021年、デジタルホールディングスの人事部に異動しました。

衝撃的だった「弊社は一部の人から見ると“ブラック”です」


――入社する前は、オプトにどのようなイメージを持っていましたか?

渡邉:私が就職活動中に参加した説明会で、いきなり「弊社は一部の人から見ると“ブラック”です」って言われたんですよ。聞いたときはびっくりして、この会社では働きたくないなと思ったんですが(笑)。よく聞くと「私たちはクライアントと真摯に向き合い、価値を提供している。そこを突き詰めていける人と働きたい」とも言っていて。

そう言い切れるってすごいじゃないですか。自分たちの働き方や信念に自信があるから言えるメッセージだし、覚悟があらわれている。それで、私もオプトで働きたいと思ったんです。

――確かにインパクトのあるメッセージですが、それに共感する人を強く引き寄せる、会社としてのブレない軸を感じられたのでしょうか。

渡邉:そうですね。それに、別の年の説明会では採用マネージャーがセグウェイに乗って登場したという話も聞きました(笑)。風通しのいい、個性を持った社員が好きなように仕事をして、しっかり成果につなげているイメージもありました。私は学生時代、自分らしく飾らずに社会人生活を送りたいと思っていたので、オプトならそれができると思ったことが入社の決め手です。実際、入社してから確かに仕事は大変できついこともありましたが、いわゆるパワハラなど環境や人の面での“ブラックさ”を感じたことはありません。

――逆に、入社してから見えたオプトの良くないところはありますか?

渡邉:そうですね…。Web広告運用のみを任されていた時代には、今まで正解とされていたやり方を疑わなくなってしまうことがありました。Web業界は、技術の発展やトレンドの変化が激しいんですよ。クライアントの課題を解決し、その成果としてお金をいただくためには、どんどん新しいことを取り入れないといけない。常に先を見続けることが、クライアントの価値につながる。しかし、つい目の前の仕事に追われて「今、成果がでているんだから新しいことをやらなくてもいいでしょ」となってしまう場面に何度か遭遇しました。

――この問題に対処するために、渡邉さんが取り組んだことは?

渡邉:アプリプロモーション部時代に、「経営者育成研修」という研修を受けたのがきっかけでした。会社を俯瞰的に見るようになり、改めて私がどう動けば目の前の人やクライアントに価値を提供できるのかを考えるようになりました。人によって仕事に対するモチベーションはさまざまですし、指示を出して「今は無理です」と言われたときも、「なぜそう思うのか? どう伝えれば動いてくれるのか?」を意識してコミュニケーションを取ると、少しずつ理解してもらえるようになりました。

――想像力が大切なんですね。

渡邉:そうですね。特に当時のアプリプロモーション部は「クライアントから言われたことはなんでもやります」と言わんばかりの混迷期でした。しかし、クライアントの先にいるエンドユーザーに対する価値まで想像できるようになったことで、クライアントから「一緒に課題を解決しましょう」と言われるようになり、オプトとクライアントのワンチームで仕事をする仕組みに変化できました。

社内のさまざまな立場を経験したからこそわかる、デジタルホールディングスのコア

――いちどは転職を考えたこともある中で、デジタルホールディングスに残るというキャリアを選び続ける理由は?

渡邉:常に新しいチャレンジをさせてもらえるからです。私は具体的な将来の夢にまっすぐ進むタイプというよりは、今やりたいことに全力を注ぐタイプでして。常に変化する私の「やりたいこと」に対して、新しいチャレンジや機会を与えてくれる。やりたいことが変化しても歓迎し応えてくれる会社です。

――「これがやりたい」と手を挙げれば、チャレンジできる社風があるんですね。

渡邉:めちゃくちゃあります。「出る杭は打たれる」という言葉がありますけど、デジタルホールディングスではむしろ「出る杭は拾われる」し、杭の方向がズレているときは教えてくれるし、とにかく出る杭になったもん勝ちの社風ですね。

――社歴や年齢を問わず出る杭になったもん勝ちというのは、これから入社する方にとっても魅力的です。

渡邉:ただ、受け身じゃダメなんですよ。私もやりたいことがあるのにやらせてもらえないと思っていた時期がありましたが、やらせてもらおうと思って待っているだけではチャンスは掴めない。変化を起こそうと自ら手を挙げ、積極的に“出る杭”になれる人なら、大きく成長できる会社です。

――人事部に異動し、今後はデジタルホールディングス全体の採用に関わる立場になります。どういう人が今のデジタルホールディングスにフィットすると思いますか?

渡邉:ずばり、自律ができる人。デジタルホールディングスのコアバリューの1つに「一人一人が社長」という言葉があります。私はこれを「一人一人が自分で考え、決断できること」だと解釈しています。だからこそ、先ほど言った“出る杭”になれる人は楽しんで働けるでしょうね。



また別のコアバリュー、「先義後利」も大事です。これは「先に義を尽くせば利益は後から返ってくる」を意味します。自社の利益よりもまずは目の前のクライアントに価値を提供するためには何をするべきか、そこに没頭できる人はウェルカムです。

グループ全体の人事として、ひとりの社会人として。キャリアに悩む就活生にメッセージ


――デジタルホールディングスには出る杭になったもん勝ち、手を挙げればチャレンジができる文化がありますが、今やりたいことが思いつかない学生はどうしたら良いのでしょう?

渡邉:学生のうちは、今やりたいことがなくてもいいんです。まずは、10年後20年後、おじいちゃんおばあちゃんになったときでもいい。漠然とした将来を想像してみると、何か見えてくるものがあるかもしれません。今でこそ私は“出る杭”のひとつかもしれませんが、学生のときは具体的に「あれをやりたい」「これをやりたい」なんて考えられませんでしたから。

でも、漠然とおばあちゃんになったとき、老後を楽しめるくらいの蓄えがあったらいいなと思っていました。それくらい漠然とした将来でも、想像できれば目の前のことに対して全力で取り組んでみようと思える。そのうち、自分が楽しそうだなと思える世界に出会ったとき、飛び込んでみようと思えるかもしれません。今やりたいことがなくて悩んでいる学生さんには、自分の未来をポジティブに想像して一歩踏み出してみることが大事だよって伝えたいですね。

――自分自身が今、一歩踏み出していることは?

渡邉:デジタルホールディングスでは、数年前から副業が解禁になりました。年々ルールが緩和され、2020年からは業種問わずほぼ制限なくできるようになったことから、社内でも副業をはじめる人が増えています。私も副業としてWeb記事の執筆などをしています。

いまは人事部に異動しましたが、これまでにやってきた現場での知識と経験を活かして、クライアントと向き合う仕事も続けたいなと思ったんです。副業ならそれができるし、デジタルホールディングスの仕事では関われない人ともつながれる可能性がありますね。

――副業を歓迎することで、社内外でさらに成長できる仕組みになっているんですね。

渡邉:はい。社内の新しい評価制度である「セルフデザイン制度」も象徴的だと思います。社内の仕事だけではなく、副業を含めた幅広い選択肢の中で、自分自身でキャリアプランをデザインできる人材になる。時代に合わせて、柔軟に変化している部分のひとつだと思います。

――今イメージしている今後のキャリアプランは?

渡邉:組織を動かすことに興味があります。それは経営になるのか、部署を見るのか、まだ具体的なイメージはできていませんが、人が楽しく働いた結果、成果につながる世界が実現できたらいいなと思っています。そんな環境が作れる仕事をするためにも、もっともっとデジタルホールディングスという会社を使い倒していきたいです!


新卒入社後から7年間、現在まで計5回の異動を経験し、「今やりたいこと」を常にアップデートしながら挑戦し続ける渡邉。彼女のチャレンジを支えるのは、デジタルホールディングス特有の”出る杭”になったもん勝ちの文化と、彼女自身の強い向上心でした。

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