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【代表インタビュー】株式会社Fivotのミッションと存在意義:なぜこの事業が必要なのか。(後編)


Fivotのミッション

「新しい産業構造に、新しいお金の流れを作る。」をミッションとして掲げています。

創業の背景にも記載したとおり、創業当初から、社会・経済の中でどのように資金を効率的・効果的に融通し、経済発展に資することができるか、というのが私たちのコアの想いです。

その中でも、私たちがいま取り組んでいるのは、スタートアップを一つの成長産業と捉え、これまでになかったお金の流れを作ることで、その成長産業の成長を助けることです。

これをミッションとして現したものが、「新しい産業構造に、新しいお金の流れを作る。」です。

なぜこのミッションに取り組むのか

「なんとなく」閉塞感がある

近年、日本は低成長・少子化・デフレに苦しみ、「経済が成長している!」という実感を得ることはありませんでした。新聞やテレビでも、諸外国と比べても成長率が低く止まる実質賃金など経済の明るいニュースは少なく、どことなく閉塞感が漂う空気を多くの人が感じているのではないかと思います。

私たちのミッションは、まずは特定の成長領域において、これまでになかったお金の流れを作り出すことで、その成長を促進し助けることです。

Fivotがあったから

私たちは、「この事業があったから」「この会社があったから」経済が少しでも発展した、であったり、なんらかの産業が少しでも成長した、であったり、または特定の企業が少しでも売上を伸ばしたということを実現したいと思います。そして、それを着実に積み上げていくことで、日本経済全体の成長に資することを目指しています。

そのことによって、少しでも現在の閉塞感が打破され、成長を実感できる人を増やすことが私たちのミッションを達成したその先にあることだと信じ、このミッションに取り組んでいます。

実現に向けた道のり

どのような事業を行なっているのか

Fivotでは、スタートアップ向け融資事業である「Flex Capital」と、個人向けのウォレットアプリ事業である「IDARE(イデア)」の2事業を展開しています。

2B向けと2C向けの双方を同時に取り組むのは、基本的に悪手というか、スタートアップにおいては推奨されていない打ち手だと思いますが、私たちはあえて異なる2事業を同時に行なっています。(なのでリソースが足りなすぎて大変です)。

私たちには「銀行化」という大きな目標があります。それは、「新しい産業構造に、新しいお金の流れを作る。」ためには、銀行業という業が持つ力を最大限に発揮することが、最も効率的であり効果的であると考えているからです。

もちろん、銀行業が受けるとてつもない規制とそれに対応するコストを考えると、銀行になることはナンセンスであり、効率的なわけがないと考える人もいると思います。それはおそらく、実際に現実の規制対応をされていて、大変苦労されている方です。

それでも私たちは、社会の資金を循環させ増やし経済の成長を助ける事業としての銀行業に強い可能性を感じています。そして、その実現のためには、まず私たちの事業が社会に求められている事業であり、かつ持続可能な形で維持できることを示すことが必要だと考えています。

そのために、私たちは将来を見据え、「Flex Capital」と「IDARE(イデア)」を併せ行うことで、ニーズを汲み取りながら事業規模を拡大し、将来的な銀行業参入への道筋をつけることを目指しています。

最終的な絵姿

ただし、「銀行」という姿が必ず必須というわけでもないかもしれません。私たちが真に実現したいのは、これまでになかったお金の流れを作り出し、本当に資金が必要としている人々に、テクノロジーをレバレッジすることで、これまでは実現できなかった金融支援を行い、経済発展に資することです。

そこには「銀行」という文字は登場しませんし、スタートアップという言葉も登場しません。私たちは、掲げているミッションの実現に向けて、常にその時点で考えうる限りの最善の手段を取り続けることで、ミッションの実現を目指します。

終わりに

大きなミッションを掲げている割には、私たちは極めて小規模なチームで事業を2つ行なっています。全くリソースが足りていません。たまに見かける「イケてるスタートアップを演出するために人が足りないことをアピールする」とかではありません。

明らかにエンジニアが足りていません。他の職種も足りてませんが、私たちのミッションを実現するためには、形がない金融というものをより効率的にするエンジニアが圧倒的に足りていません。

もし、この記事を読んで、少しでも興味を持っていただけたなら、または少しでも疑問をもったりしたなら、ぜひカジュアル面談をさせてください。切実です。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

なんらかの機会・ご縁でお会いできることを心待ちにしています。


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