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伝わるクリエイティブの追及 -「なるほど」と言わせる力-

広告の制作会社のディレクションを経験し、2020年にD2C Rのクリエイティブプランナーとして入社した鈴木雄太。彼はクリエイティブプランナーという立場から、納得感のあるコミュケーションを意識しています。今回は彼の経験や学び、現在大切にしていることをご紹介します。

<インタビュアー:萩原良太>

鈴木雄太/統合プランニング本部 クリエイティブ部

2020年中途入社。統合プランニング本部 クリエイティブ部に所属。大学卒業後、広告業界を志し、広告制作会社に入社。プロダクションマネージャーとして数多くのプロモーションに携わる。その後D2C Rに入社し、クリエイティブプランナーとして従事。マンガサービスなど幅広い案件に携わり、Webプロモーションにおけるクリエイティブ戦略立案、クリエイティブ制作ディレクションを担当。

休日はサウナに通い、「サ活」で心と体を整えている。

人の真似を通して、自身の成長を実感

萩:本日はよろしくお願いします。いろいろな角度からお話をお聞かせいただきます。

鈴:よろしくお願いします。

萩:早速ですが、幼少期から学生時代に関して質問させてください。

鈴:子供の頃は誰にでも話しかける性格でしたが、進学するにつれて徐々に人見知りになっていきました。その中でも、学生時代はテニスに没頭していて小学校から高校時代までやっていました。

萩:かなり長くやっていたんですね!テニスを通しての経験からどんなことを学びましたか?

鈴:人の真似をして吸収することの大切さを学びましたね。テニスの強豪と言われるような高校に入学したのですが、自分より上手い人がたくさんいたのでなぜ自分と違うのかということを考えてたどり着いたのが上手い人の真似をするということでした。

萩:なるほど、具体的にはどんなところまで真似をして、ご自身はどのように変化しましたか?

鈴:練習方法から筋トレ、食事などあらゆる部分においてひたすら真似をしていましたね。その結果、試合で勝てるようになったり自信も少しずつ持てるようになりました。
なぜ上手いのか、成功しているのかを考えて自分自身も同じように行動することで良い部分を吸収し、スキル面もメンタル面も高めることができたのは良かったなと思います。
その後、大学受験においてもその経験を活かしたりと、現在の自分の中でも大切にしていることです。

萩:周りから吸収して自身を高めるということは非常に有効ですよね。
大学時代の就職活動に関してもお聞かせください。

鈴:当時を振り返るとミーハーでドラマの影響や映像作品への興味があって広告業界を志していました。そこで映像制作やその他幅広くプロモーションに関わる制作に携わっていた前職の広告制作会社に入社をしました。


伝え方で相手の納得度が変わっていく

萩:新卒で入社した広告制作会社での業務に関して教えてください。

鈴:プロダクションマネージャーという職種で映像制作やイベント、LPまで幅広く企業のプロモーションに関わる制作業務を担当していました。

萩:なるほど、その業務を通してご自身の仕事観を形成する気付きや学びはありましたか?

鈴:納得感のある伝え方を学べたと思います。

萩:それはどのような経験から気付きに至ったのでしょうか?

鈴:はい、担当したあるナショナルクライアントの特殊なプロモーション企画で制作のパートナー探しやロケハンを行う上で数多くの企業に協力の相談をしていったのですが、なかなか相手にされず、かなり苦戦していたことからの気付きになります。
そこでまず、聞いていただく姿勢を取ってもらうために、まずはクライアント名を伝えて、世間一般に名の知れているクライアントの企画だということで興味を持ってもらうようにしました。

萩:確かに名の知れたクライアント名を最初に伝えられるか否かで聞く姿勢が大きく変わりそうですよね。

鈴:はい、その上で相手が理解しやすいところから伝え始めることを意識するようにし、最終的になぜその企画をやりたいのかという意図までしっかりと理解していただくように伝えることで、外部への相談や交渉がうまくいくようになりました。

萩:すごく良い気付きですね!それは現在携わる業務においても必要な部分ですよね。

鈴:そうですね、それは現在の仕事においても常にゴール、目的を念頭にやりたいこととその意図をセットでアウトプットすることを心がけています。
それが社内メンバーないしはクライアントやその先の届けたいターゲットへ筋の通った納得感につながると考えています。

萩:相手に理解・納得してもらうには、なぜそれをしたいと思ったのか、どうしてそれが良いのかという根拠がもちろん必ず必要になりますよね。伝わりやすさ、伝える力という部分がご自身の大きな成長になったのですね。

鈴:はい、とても重視している点になります。


根拠のあるクリエイティブを追及する環境

萩:転職を考え始めたきっかけを教えてください。

鈴:制作会社なのでプロモーションを実施する広告主(クライアント)との距離が遠く、クライアントが何をしたいのかが掴み切れないことに違和感を感じていました。
また、映像制作などマス広告がメインとなる制作を中心に携わっていたので、本当に効果のあるものを提供できているのか、という疑問を感じたことが転職理由になります。

萩:その違和感や疑問に感じていた部分を解消するために転職に踏み切ったということですね。

鈴:そうですね、その為にデジタル広告に特化した会社でキャリアを積みたいと思って転職活動をしていました。

萩:職種に関してはどのようなこだわりがありましたか?

鈴:前職で数多くの企業に対するプロモーション制作を通して様々なクリエイティブに触れてきたので、特にクリエイティブの力、効果を突き詰めたいと思い、デジタル広告を主軸としたクリエイティブプランナーを志望しました。

萩:なるほど、そこからクリエイティブを武器としているD2C Rに出会うわけですね。

鈴:そうですね、数あるデジタル広告代理店の中でも特にD2C Rは自社メディアを通してクリエイティブにおける分析などの記事を対外的に発信していたので、非常に興味深く、選考を受けましたね。

萩:その後、選考が進んでいく中で最終的にD2C Rへの入社に至った決め手は何ですか?

鈴:選考が進んでいく段階で現在の上司にあたる方と面談をする機会をいただき、そこでクリエイティブがもたらす伝える力やそれを追及する熱い思いを聞くことができたので、入社を決意しました。

萩:ご自身の志向との合致があって入社に至ったということですね!
その後、どのような案件や業務を担当していますか?

鈴:クリエイティブプランナーとしてコミック系サービスや大手通信会社系Webサービス、映像サブスク系など幅広いジャンルの案件を担当し、Webプロモーションにおけるクリエイティブ戦略立案や制作ディレクションを行っています。

萩:確かに担当している案件ジャンルが幅広いですね。
入社してみて感じたギャップなどはありましたか?

鈴:そうですね、デジタル広告におけるクリエイティブの在り方や向き合い方に関して、想像以上に熱いものを感じたことですかね。

萩:なるほど、入社してさらに熱いものを感じたのですね。
具体的にはどのような部分に感じましたか?

鈴:クリエイティブって数値化したり言語化しづらいものだと思うのですが、広告配信の効果やその他の視点から制作したクリエイティブの良し悪しを言語化して、根拠のあるPDCAを回していく意識がとても高くて驚きましたね。

萩:それがD2C Rのクリエイティブ力の原動力になっているわけですね。

鈴:クリエイティブがD2C Rの武器となるということへの理解と責任を感じる気付きでもありましたね。


世の中に納得感を届けるコミュケーションへの探究心

萩:現在のミッションを教えてください。

鈴:クライアントやクライアントが届けたいターゲットに対して、納得と驚きを提供することです。その中でも自分自身はクリエイティブを用いて伝える力を活用して、どう納得してもらえるかで勝負できる人材になりたいなと思っています。

萩:なるほど、納得感を追及してクリエイティブの伝える力を最大化していくということですね。
今後新たに挑戦していきたいことはありますか?

鈴:今後は前職での経験も活かしてデジタルに限らない幅広い手法・媒体を通して世の中に納得してもらえるクリエイティブプランナーを目指していきたいです。前職で得たマス広告ならではの良さやデジタル広告の良さなど伝えたいメッセージや特性に合わせた戦略を適切に描けるようになれれば良いなと思っています。

相手に納得を届けるコミュニケーションを追及する彼の背景と今後の成長が見えるインタビューでした。今後はデジタル広告とマス広告の知見を活かしながら、デジタルだけにとらわれない提案で、さらに世の中に納得感を発信していくことを期待しています。

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