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「必要とされるその先へ。」唯一無二の存在を目指し、突き進む

運用部の一員として活躍している児玉 弘基。彼は事業会社のマーケティング担当を経験した後、D2C Rに中途入社。「必要とされる人材でありたい」と語り、唯一無二の介在価値を求め続けている彼のバックグラウンドと考え方を紹介します。

児玉 弘基/メディアソリューション本部 運用部
2017年に新卒で大手通販会社に就職後、総合カタログ通販事業におけるマーケティング部署に配属となる。CRM領域などを担当し、事業戦略立案を経験。その後、2019年11月にD2C Rへ中途入社し、運用部に参画。幅広い案件のWeb広告運用を担当しながらLINEのメディアセールスにも従事。現在はWeb広告運用における戦略立案や業務課題解決を担当。趣味はボウリング、ゴルフ、TVゲーム。ボウリングの最高スコアは277。

<インタビュワー:萩原良太>

「他人に感謝される」現在の仕事のスタンスにつながる幼少期・学生時代の原体験

萩:本日はよろしくお願いいたします。児玉さんの経験や価値観をありのまま聞かせていただきますね。早速ですが、幼少期・学生時代から聞かせていただきます。学生時代はどんなキャラ・性格でしたか?

児:頼まれたら断れない性格でした。学級委員も周りから押し付けられてやっていたタイプでしたね。今も基本スタンスは変わらなく、仕事でも頼まれたことはありがたく何でもやりますね。

萩:頼られる存在だったんですね。また、数字が好きだったと聞いています。その点で今の仕事につながるところはありますか?

児:数字を見て分析する、考えることは基本的に元々好きだったので、仕事を選ぶ軸にもなっていましたね。前職でもマーケティングの部署でいつも数字とにらめっこしていました。数字を見て考えるところは自分の強みだと思っていたので、Web広告運用の仕事への興味にもつながりました。

萩:なるほど、その他で現在の仕事につながるスタンスはありますか?

児:そうですね、そもそも自分が介在価値を出せている存在でいたいので会社、組織にただ属している状態は嫌ですね。

萩:受動的ではない能動的なスタンスがすごく良いなと思うのですが、そうではないと「嫌」というのは何かその考えに至った背景があるんですか?

児:小学生の頃、イジメに遭っていた経験があり、自分自身が除け者にされた経験がトラウマになっているんだと思います。その経験から常に人の顔色を伺うことが多くて…。社会人になってからの仕事に対するスタンスにもつながっていると思います。「人のために、他人に感謝される」ことを条件反射のように行動して半分自分を守っている部分があるんだと思います。

萩:現在のスタンスにつながる明確な経験があったんですね。
就職活動に関してもお聞きしたいのですが、何故前職(大手通販会社)に入社を決めたのですか?

児:前職に入社を決めたのは、自分の身近な生活にある物事に関わる仕事が良いという考えがあったからです。「衣食住遊を豊かにする」という企業理念に共感をして前職にいきつきました。

誰かに納得してもらう難しさへの気付きとWebマーケティングへの興味

萩:入社後の配属はマーケティング部署だったと聞いてますが、そこでの業務内容と思い出深いことを教えてください。

児:主に総合カタログ通販事業におけるカタログ配信のディレクション(ターゲット設定や売上管理・企画や資材チームとの連携など)を担当していました。思い出深いことでは、会社として伸ばしていきたい事業の戦略立案を任されてから、いろいろ苦労もある中で勉強になったことですかね。

萩:新卒の初配属からいきなり数字を見て分析するような部署に配属されたんですね。その中ではどんな苦労がありましたか?

児:マーケティング部署なので、社内稟議・決済を通していく難しさにはかなり苦労していました。所属していた部署の上長が専務という役職でもあったので、提案・説明にはしっかりとした根拠立てや伝え方を練りながら七難八苦してました。
振り返ると課題の捉え方が表面的だったり、アクションプランや課題解決によってもたらされるメリットの提示が曖昧だったなと思いました。

萩:厳しい環境の中で試行錯誤していたんですね。そこからの学びで現在に活きていることはありますか?

児:自分の意見を誰かに納得してもらうには、それなりの根拠や工数、メリットなど具体的なところまで伝えないといけないということを学びました。その経験から、広告代理店の立場になった現在では、クライアント担当者が社内稟議を通す苦労に対する理解があります。なので、そういう面では現在の仕事でも活かせていると思います。

萩:クライアント目線の理解があるのはとても良いことですね。

児:学生時代の頃から「もっとこうした方が良い」といった意見を言う方だったのですが、社会人になってから業務を通して人を納得させる難しさや自分自身の課題に気付くことができたのは良い経験だったと思います。

萩:社会人としての大きな気付きとなったわけですね。その中で転職のきっかけは何がありましたか?

児:今までカタログ通販というオフラインがメインの土俵からWebマーケティングで事業をグロスアップしていかなければならないという思いが強くなっていたので、Webマーケティングの部署へ異動を希望しました。ですが当時は組織編成上、異動できるのが2-3年先という見通しだったので、もっと早く経験したいと思い、転職を考え始めました。

萩:なるほど。ではD2C Rの選考を受け、入社に至った背景を教えてください。

児:まずはWebマーケティングの最前線、現場を知りたい、経験したいと思い、Webマーケティングに強い広告代理店の選考を受けていました。新卒3年目だったので、ポテンシャル採用として選考を受けていましたが、やはり現時点でのスキルで判断されている雰囲気を感じてました。
その中でD2C Rは面接などを通して、他の広告代理店よりも今あるスキルを今後どう活かしていけるかという未来を重視して向き合ってくれたという点がとても魅力に感じていました。

萩:他の広告代理店との違いが明確にあったんですね。

知らない、できない自分でも成功、成果を生み出していける実体験と身近な目標

萩:D2C Rに入社してからはどんな業務をしていますか?

児:2019年11月~2020年10月までは運用部にてアプリ・Web案件の運用を幅広く担当していました。加えてLINEのメディアセールス担当も務め、社内での拡販に従事していました。

萩:運用担当に加えて媒体担当もしていたんですね。その中で苦労したこと、辛かったことはありますか?

児:入社当初は知らない、できないことばかりに目がいってしまっていたと思います。それによって自分の無力さを感じて視野が狭くなっていたので、精神的に辛かったです。目の前のことに囚われてしまって思うようにいかず、思考回路が停止しかけていることもありました。

萩:「介在価値を出せている状態」ではないところから、精神的な辛さになっていたのですかね。
その困難を乗り越えられた経験はありましたか?

児:そうですね、それはあると思います。そこから周りの支えにとても助けられました。自分のできないこと、わからないことに対して助けを求めたら必ず誰かがフォローに入って教えてくれる環境があったことで、乗り越えられたんだと思います。
それによって「知らないから、できないから成功しないということではない」と気付けたのは、とても良い経験になりました。

萩:確かに、どの部署でも頑張っているメンバー同士で支え合えることがD2C Rの良さでもありますよね。その経験から業務に活かせたエピソードはありますか?

児: LINEの売上額を過去最高額まで盛り上げることができたことかなと思います。その気付きから視野が広がり、精神的な辛さも徐々になくなったので、目の前のことだけではなくとにかく自分から主体的に行動することが出来ました。当時まだ入社1年未満でしたが、メディアセールスとして案件獲得に向けた対応をやってこれたのかなと思います。
その結果、徐々に売上という成果へつながり、大型案件の受注もあり、過去最高の売上額までになったんだと思います。

萩:過去最高額を記録してたんですね!特に影響を与えられたメンバーはいますか?

児:同じ部署のメンバーである藤田くんですかね。同じ年の彼には入社間もない時からフォローをしてもらっていました。あとそれだけではなく、彼が社内MVPを獲得したりと目覚ましい活躍をし続けていることで良い意味で目標ができたと思います。それによってD2C Rの運用担当として自分に足りないものや強みだったりを考えることができるようになったと感じてます。
彼とは業界での歴も、会社内での歴も先輩とは言え、距離の近い同世代が活躍している姿を目の当たりにするとモチベーションも上がってきますね。

※藤田 純輝/メディアソリューション本部 運用部
https://www.wantedly.com/companies/company_5198970/post_articles/303589?status=success

萩:そうでしたか、刺激し合える仲間がご自身の近くにいる、目指すべき目標があるというのはとても良い環境ですね!

必要とされるその先にある唯一無二の存在を目指す今後の展望

萩:現在の業務内容、ミッションを教えてください。

児:引き続きLINEのメディアセールスを担当しつつ、運用部のコンサルチームに所属しております。現在のD2C Rに足りない知見や仕組みの構築を補って、切り開いていく役割を前提のミッションとしています。
具体的には実績、知見の少ない案件や注力していきたい案件に介入して現場と一緒に運用面からディレクションやサポートを行っています。またメディアとのリレーション構築や社内の業務改善プロジェクト進行をしています。

萩:まさしく精鋭部隊のようなチームですよね!そんなチームの雰囲気はどうですか?

児:時折男子校みたいなノリになることがありますね!笑
意見は言いやすいので各々が課題に対して考えて、風通し良くチームプレイができていると感じています。

萩:組織としてコミュニケーションが取りやすいことは非常に大事ですよね。
ここまでいろいろと過去から現在に至るまでお聞きしてきましたが、前職から今までの経験で今後も活かしていきたいことは何ですか?

児:前職でのマーケティング担当としての立場・目線やD2C Rに入社して経験してきた成功体験・業務を通して視野を広く持ち続けたいです。それらを持ち合わせながらD2C Rとしてこれから伸ばしていきたいという部分で価値を創出していくことを目指してます。良い意味でシビアな環境に自ら入りながら自分なりに介在価値を出していきたいと思っています。

萩:これからなりたい姿はどんなイメージですか?

児:やはり元々の性格上、必要とされる人材でありたいですね。
必要とされるという定義には、便利という言葉で括られる「いてくれると助かる必要」と唯一無二の存在である「いてくれないと困る必要」の2種類があると思っています。
その中で、「いてくれると助かる必要」はしっかり真面目に仕事をしていれば成し遂げられるものだと思います。自分が今後目指していくのは後者の「いてくれないと困る必要」で唯一無二の価値を創出している、なくてはならない存在だと考えています。

萩:やはりそこは元々の性格から貫いてる部分なんですね。それを叶えるためにどんなことをしていきたいと考えていますか?

児:基本的には何でもやってみたいタイプなので、営業やプランナーなどにも興味はあるのですが、死ぬ気でこれを極めたい、力を尽くしたいという域にまで達しているものはまだないですね。それを今後の仕事を通して見つけてやっていきたいです。その先になりたい姿(なくてはならない唯一無二の存在)を実現していければと思っています。

萩:その姿に近付いていく児玉さんを応援します。貴重なお話をありがとうございました!!

あとがき

学生時代の原体験から「必要とされる人材でありたい」というスタンスにいきつき、それを原動力に仕事のパフォーマンスを発揮している児玉。現在の環境や役割の元、必要とされる自分なりの介在価値を追及していく様子が伺えました。今後も彼の躍進を期待していきます。

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