【社員インタビュー】クリエイティブを「課題解決の武器」にする。マーケターと対等に渡り合い、事業の成長を加速させる「成果へのこだわり」とは
「もともと、何かがずば抜けてできるタイプじゃないんです。でも、『人の3倍やれば、誰よりも上に行ける』。そう気づいてからは、とにかく泥臭く数をこなしてきました」
そう笑顔で語るのは、Golden Hourの「創業期の熱量」と「信頼できる仲間の存在」に惹かれ、入社を決意したデザイナーのKさん。独学でのスキル習得やITスタートアップへのジョインなどと幅広く経験を積んできた彼女は、なぜ今、この場所への挑戦を決めたのでしょうか。
今回は、彼女のこれまでの歩みと、Golden Hourで感じる「ビジネスを動かすクリエイティブの面白さ」、そして泥臭く走り続ける彼女の等身大の魅力に迫ります。
Kさん / クリエイティブデザイナー
埼玉県出身。大学時代に独学でデザインを習得し、新卒でベンチャー企業へ入社。Web制作会社を経て、ITスタートアップ株式会社Wrongで資金調達フェーズの立ち上げに関わり、ピッチ準備や検討にも携わる。その後、Golden Hour株式会社にジョイン。現在はWebデザイン、動画制作、3DCGなどを幅広く手掛け、マーケティング視点を持ったクリエイティブで事業成長を牽引している。趣味はクレーンゲームと友人と飲みに行くこと。
「自分は特別じゃない」だから人の3倍やる。泥臭く駆け抜けた挑戦の軌跡
ーーまずは、デザインの道を志した原点から教えていただけますか?
幼い頃から絵を描くのが好きで、漠然とイラストレーターになりたいと思っていました。転機になったのは大学時代です。友人がマジシャンとして活動していたんですが、お金がないから宣伝用のチラシや名刺が作れないと困っていて。そこで私が独学で覚えたてのツールを使って作ってあげたんです。それがすごく喜ばれて、そこから人の繋がりでデザインの仕事をもらうようになりました。
ーーそこから新卒でベンチャー企業を選び、その後も少数精鋭の環境でキャリアを積まれています。なぜ、あえて厳しい環境を選んでこられたのでしょうか?
裁量を持って働きたいという気持ちが強かったからですね。インターン時代に、学生ながらイベント企画や営業を任せてもらい、チームで何かを作り上げる面白さを知りました。当時は、大手よりもベンチャーの方が裁量を持って挑戦できるイメージがあって。より裁量のある環境で、自分の手で形をつくっていけることに魅力を感じていたんです。
新卒で入った会社では、ポイ活事業のメディア運営や広告営業も経験しました。ただのデザイン業務だけでなく、「どうすればユーザーを獲得できるか」「広告枠をどう売るか」といったビジネスの最前線に触れられたのは大きかったです。その後、もっと技術を磨きたいと思い、制作会社へ転職し、紙媒体からWebデザイン、コーディングまで幅広く叩き込みました。
ーーその後、20代で創業期のITスタートアップにジョインされていますよね。どのような経緯だったのでしょうか?
デザイナー向けのイベントで出会ったエンジニアに「今度会社を作るから、一緒にやらないか」と声をかけてもらったのがきっかけです。当時はまだ若く、守るべき資産や失うものも特になかったので、「失敗してもいいから、若いうちに挑戦してみよう」と意気投合しました。
私自身はWebデザイナー、相手はエンジニアだったので、2人でできることとしてアプリ開発を始めたんです。でも、ただのアプリじゃ面白くない。そこで、2人の共通項だった「人の心を動かすアニメーション」を組み合わせて、新しいプロダクトを作ろうと動き出しました。
ーーほぼゼロからのスタートとなると、クリエイターとしても相当なご苦労があったのではないでしょうか。
今振り返っても、本当に泥臭く、必死な日々でしたね。資金調達のために、2人で徹夜してプレゼン資料を作り込み、相方が投資家の前でプレゼンをしている間に、私はプロダクトの魅力を伝えるためのアニメーション動画をひたすら作り続ける…そんな毎日でした。3DCGなんて触ったこともなかったんですが、やるしかない状況だったので、ChatGPTなどのAIツールにも何度も相談しながら、ネットで調べて、エラーと戦いながら必死に覚えたんです。
ーー未経験の領域でもそこまで泥臭く挑み続けられる、その原動力はどこから来ているのでしょうか?
根本にあるのは、「自分は決して器用なタイプではない」という自覚ですね。中学時代、成績が開示された際に現実を突きつけられて強い危機感を覚え、「やるしかない」と腹を括って周囲の3倍勉強に打ち込みました。その結果、成績が上位に跳ね上がり、『自分は特別ではないけれど、人の3倍やればできるようになる』という確信を得たんです。
クリエイターとしての「決断」と、新たな可能性。信頼する仲間との再会が、次のステージへの扉を開いた
ーーそこから、新しい道に進もうと考えたきっかけは何だったのでしょうか?
プロダクトの方向性がより高度なアニメーション制作、例えばピクサー映画のようなハイクオリティな3DCGコンテンツへとシフトしていったことがきっかけです。もちろんアニメーションは好きですが、そこまで専門的に人生の時間を費やしたいかというと、少し違うなと感じてしまったんです。私はあくまで、デザインを「課題解決の手段」として捉えていました。一つの技術を極める職人になるよりも、デザインという武器を使ってビジネスを動かす方に興味があったんです。
ーーそこで、次のキャリアとしてGolden Hourを選ばれた決め手は何だったのでしょうか。
実は、Golden Hourのメンバーである萬関(まんぜき)とは、2社目の制作会社時代に仕事をした縁がありました。当時、彼がディレクションをして私がデザインをするという関係で、別の会社に移ってからも数ヶ月に一度は「元気?」と連絡を取り合う仲だったんです。
ちょうど私が今後のキャリアについて悶々としていた時期に、ふと彼から声をかけてもらって。そこで今のGolden Hourの状況や、これから組織を作っていくフェーズだという話を聞き、「ここならまた新しい挑戦ができるかもしれない」とタイミングが合致したんです。
萬関の仕事ぶりや人柄はよく知っていましたし、何よりこれから組織を作っていく「創業期」の熱量に惹かれました。
「きれいな絵」を作るのが仕事じゃない。マーケターと対等に渡り合う“ビジネス視点”のデザイン
ーー入社されてから現在まで、具体的にどのような業務を担当されていますか?
Golden Hourは美容医療業界に特化した支援を行っているため、広告運用チームと連携して、美容クリニック様の集客に向けたWeb広告のバナー、LP、TikTokなどのショート動画制作を担当しています。また、クライアントのコーポレートサイト制作や、自社事業のデザイン周りも手掛けています。以前の制作会社時代と大きく変わったのは、「デザインのゴール」の捉え方です。前職では「クライアントの想いを形にし、満足していただくこと」が第一のミッションでしたが、Golden Hourではそこからもう一歩踏み込んで、「クライアントの売上や利益にどう貢献するか」までが厳しく問われます。
ーー「売上に繋がるデザイン」とは、具体的にどういうことでしょうか?
例えば、広告運用の現場では「クリック率(CTR)」や「獲得単価(CPA)」といった数字がシビアに求められます。マーケターから「こういう訴求でいきたい」という構成案が降りてくるのですが、それをただ綺麗に整えるだけではデザイナーとしての役割を十分に果たせているとは言えません。「このキャッチコピーなら、もっと配色はインパクト重視の方がいい」「ターゲット層を考えると、文字サイズはもっと大きくないと読まれない」といった提案を、過去のデータや仮説に基づいてぶつけていきます。単に言われた通りに作るのではなく、「どうすればユーザーの手が止まるか」「どうすれば数字が伸びるか」という成果から逆算して、デザインを組み立てていくことを常に意識しています。
ーーマーケターの方々とはどのように連携しているのですか?
オフィスでは代表の小木曽(おぎそ)やマーケターと同じ部屋で仕事をしているので、常に会話が飛び交っています。「このクリエイティブ、数字いいよ!」「逆にこっちは獲得できてるけど質が悪いかも」といったフィードバックがリアルタイムで入ってくるんです。物理的な距離が近いので、マーケターがクライアントと電話している内容も聞こえてきます。「獲得はできているけど、実際の来院に繋がっていない」という生の声を聞くと、「じゃあLPの導線を変えようか」「デザインで安心感をもっと演出しようか」と、すぐに打ち手が思い浮かびます。
マーケターの指示待ちになるのではなく、「デザイナーとしてどう事業に貢献するか」を常に考えられる環境ですね。もちろん、彼らはプロのマーケターなので、彼らの視点やロジックを学びつつ、クリエイティブのプロとして対等に意見を交わすことを意識しています。
遊びも仕事も「全力」で。私たち流のプロフェッショナリズム
ーーGolden Hourのカルチャーについても教えてください。社内の雰囲気はどのような感じですか?
一言で言うと、メリハリがすごいですね。仕事中は全員が高い集中力で、プロとして淡々と業務に向き合っています。でも、ふとした瞬間に笑いが起きたり、代表の小木曽がいじられたり、すごくフラットな空気が流れています。メンバー同士はあだ名で呼び合っていて、年齢や役職に関係なくフランクな関係性で話しています。中途で入ってきたメンバーが最初はびっくりするくらいです。でも、そこに嫌な感じは全くなくて、お互いへのリスペクトがある上での近さなんです。心理的安全性が高いので、「これどう思いますか?」と相談もしやすいですし、代表が近くにいるだけで安心感がある、そんな温かい組織です。
ーー「部活のような結束力」とも伺いました。
そうですね。食事会などでしっかりリフレッシュした後は、そのエネルギーを仕事の成果に変えていくようなポジティブなサイクルがあります。ダラダラと馴れ合うのではなく、『遊ぶときは遊ぶ、やる時はやる』という自律したプロ意識を持ったメンバーが集まっているんです。この心地よい一体感は、確かに部活のチームメイトに近いかもしれません。
会社にぶら下がらない「個」の強さを。未知の領域へ貪欲に手を伸ばす、最強のクリエイティブチームへ
ーー今後のキャリアや、チームとしての展望を教えてください。
個人的には、クリエイティブチームを「マーケティングをリードする組織」へと進化させたいです。現在はマーケターからの構成案を形にすることが多いですが、今後は私たちデザイナー側から「AIを使ってこんな新しい表現ができます」「3DCGを活用して他社と差別化しましょう」といった、技術起点の提案をどんどん仕掛けていきたい。私自身もWebデザインの枠に留まらず、最新技術をキャッチアップしてアウトプットの幅を広げていくつもりです。
ーー最後に、どのような方と一緒に働きたいですか?未来の仲間へメッセージをお願いします。
Golden Hourが目指しているのは、「個」が強い組織です。「もし会社がなくなったとしても、全員がどこでも通用するスキルを持っている」。そんな、会社に依存せず自立したプロフェッショナルが集まる「事業家集団」でありたいと考えています。
だからこそ、これから入ってきてくれる方には、「好奇心」と「自走力」を求めたいですね。新しい技術は次々と出てきますし、正解のない問いに直面することも多い。そんな時に受け身にならず、「面白そう!やってみよう!」と前のめりになれる方なら、この環境を最高に楽しめるはずです。特別な才能なんていりません。一緒に泥臭く、かっこいいクリエイティブを作りましょう!