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株式会社Triaは、「“人”の力で、お客様のビジネスを推進する」を理念に掲げる伴走型マーケティング支援会社です。代表の石原とともに創業を支える取締役の尾関は、大手広告代理店で新人賞・全社表彰と圧倒的な成果を叩き出してきたトッププレイヤー。異色の経歴を持つ彼が、常に「成果を追求し、信頼に応える」ために貫く独自の哲学とは何か? そして、仲間とともに目指す「最強のチーム」の姿とは? 彼の軌跡と仕事観、Triaでの挑戦と未来像を通して、これからの時代に求められるプロフェッショナルの在り方を紐解きます。
尾関 将樹 / 株式会社Tria 取締役
愛知県出身。名古屋大学大学院 工学研究科 応用物理学専攻 修了。大学時代はトライアスロンに打ち込み東海学生チャンピオンとなる。新卒で株式会社セプテーニに入社し新人賞受賞。株式会社サイバーエージェントにてX(旧Twitter)広告を担当し全社表彰。2024年3月、石原・渡辺とともに株式会社Triaを共同創業。
物理学、トライアスロン、そして独立への伏線。異色の経歴が生んだ「成果への執着」
ーーまず、尾関さんの経歴についてお聞かせください。
大学院まで物理学を専攻し、大学時代はトライアスロン部で東海学生チャンピオンになりました。物理学の研究では、非常に尊敬する教授に出会い、物事を深く、論理的に突き詰める面白さを知りました。研究や論文執筆の経験は、思考力の基礎になっているかもしれません。トライアスロンは週10回以上練習する日々で、ストイックというよりルーティンでしたが、淡々と続けて結果を出す経験をしました。
ーーその「淡々とやり続ける」という姿勢は、後のキャリアでの働き方にも繋がっているのでしょうか?
はい、目標達成に向けて粘り強く取り組むタイプで、常に『成果にコミットする』という強い価値観があります。一度定めた目標に対しては、真正面から向き合い、最後まで責任を持って取り組む。その姿勢は今も変わりません。
ーーなぜWeb広告業界、そしてセプテーニを選ばれたのですか?
変化が速く、実力次第で様々な道が開けるWeb業界に魅力を感じました。就職活動では、まずWeb業界での実務経験を積むことを重視し、複数の企業を検討。セプテーニは、その中で最も早く内定をいただき、すぐにチャレンジできる環境に飛び込めると感じたため、入社を決断しました。
セプテーニ、サイバーエージェントで全社表彰。圧倒的成果の裏にあった「当たり前」の徹底
ーーセプテーニでは運用コンサルタントとして、入社1年強で新人賞を受賞されています。
入社当初はコロナ禍のリモート研修でペースを掴むのに時間がかかりましたが、半年後に本格的な業務が始まると、デジタル市場の活況も相まって多くの仕事をお任せいただける機会に恵まれました。目の前の業務一つひとつに深く集中し、成果が出るよう取り組んだ結果、月間3億円規模の予算をお預かりしていた大手マッチングアプリや、当時ビットコインバブルで急成長していた金融テクノロジー分野の主要サービスといった非常に大規模かつ重要なアカウントを担当させていただき、約100人の中から新人賞という評価を頂戴しました。
特にマッチングアプリのようなCtoCサービスでは、クリエイティブが成果を大きく左右すると考え、運用コンサルタントの立場ながらユーザー視点でのクリエイティブ改善に深く関与。例えば、ターゲットである男性目線でモデル選定や衣装、表情などを徹底的に分析・提案し、実際にクリエイティブを変更することで大きな成果改善に繋げることができました。
ーー新人賞受賞からわずか2ヶ月後に、サイバーエージェントへ転職されていますね。
セプテーニで新人賞を受賞し、次のステップに進みたいという意欲が自然と湧いてきました。これまでの経験を活かしつつ、さらなる成長機会を求め、次のステージとしてサイバーエージェントを選びました。入社後はX広告担当として、当時大きく伸びていた漫画クライアント領域での実績作りに注力し、結果としてスタッフ部門で全社表彰を受賞できました。
ーー全社表彰とは素晴らしい成果ですね。その成功の背景には何があったのでしょうか?
一つは、クリエイティブへの深い関与です。当時、サイバーエージェントはX広告における漫画市場のシェアで競合他社に後れを取っており、その奪還が私に与えられた大きなミッションの一つでした。 漫画広告は特にクリエイティブが命ですから、この状況を打開するために、運用とクリエイティブが分業体制であったにも関わらず、組織の壁を越えて積極的に連携する必要があると考えました。具体的には、沖縄の制作拠点まで足を運び、クリエイティブの勝ちパターンを徹底的に分析・共有し、制作プロセス自体にも踏み込んで改善を図ったんです。こうした動きは、当時の漫画領域では私が率先して始めたことであり、結果として市場シェア奪還に大きく貢献できたと考えています。
Triaでの役割と哲学。「顧客のためになることなら、なんでもやる」
ーー石原さんとともにTriaを創業された経緯は?
前職での経験から次はより事業全体に近い視点や、新しい領域での挑戦に関心が移っていきました。そのタイミングで、ちょうど石原さんも独立するという話を聞き、良いきっかけだと思いました。彼とは前の職場で仕事上の接点はありましたが、彼の営業力や真面目さと、私(運用・実行力)や渡辺(データ分析)の専門性が合わされば、大きな価値を提供できるチームになれると考えました。
ーーTriaの企業理念「“人”の力で、お客様のビジネスを推進する」についてはどう捉えていますか?
この理念は、まさに私たちが最も大切にしている価値観を表しています。物理的な商品を持たない私たちにとって、メンバーそれぞれの専門性や熱意といった『人』の力こそが、最大の強みであり提供価値の源泉です。多くの選択肢がある中でTriaに任せていただけるのは、私たちの『人』としての力を信頼していただいている証拠だと受け止めています。その信頼に対し、高いレベルの成果できちんとお応えしていくことは、プロフェッショナルとして常に意識していることです。
ーー現在Triaでは非常に幅広い業務を担当されているとか。
そうですね。石原さんが営業、渡辺がデータという主軸はありつつも、私は運用、フロント(顧客折衝)、クリエイティブディレクション、インフルエンサーのアサイン…デジタルマーケティング周辺で顧客のためになることなら、基本的に「なんでもやる」スタンスです。
ーーTriaならではの面白さがありそうですね。
そうですね、Triaでの仕事の面白さは、その「自由度の高さ」にあると感じます。例えば、クライアントから「歌でバズるPR企画を考えてほしい」というご要望があれば、その企画立案からタレントのキャスティング交渉、撮影ディレクションまで一気通貫で担当します。また、「特定の学生層にリーチしてサービスを広めたい」という課題に対しては、SNSで地道にDMを送って学生をイベントに集客するといった、地道ながらも効果的な手段も厭いません。クリエイティブの追求はもちろん、データを駆使して広告領域にとどまらず、サイト改善やCRMといった事業の根幹に関わる部分まで深く関与できる点は、Triaならではの魅力です。
ーーその自由な環境で成果を出すために意識していることは?
「成果へのコミットメント」と、「信頼関係の基盤となる行動」です。迅速なレスポンス、確実な納期管理、丁寧な言葉遣い、相手への配慮といった基本的なことを、常に高い水準で実行すること。これはキャリアの初期から変わらず大切にしている姿勢です。どんなに優れた戦略や技術も、お客様との強固な信頼関係があってこそ活きると考えています。
「最強のチーム」へ。自由と責任の中で、ともに未来を創る仲間を求む
ーーTriaは「最強のチーム」作りを追求すると伺いました。
私たちが目指す「最強のチーム」とは、単にスキルが高いだけでなく、クライアントの成果に強くコミットし、最後までやり抜くプロフェッショナル集団です。異なる専門性を持つメンバーが互いを尊重し、相乗効果で最大のパフォーマンスを発揮することで、お客様から絶対的な信頼を得られる存在になることを目指しています。会社としては、目の前の価値提供と信頼を第一に、着実な成長を重視していく方針です。私自身もプレイヤーとして挑戦し続けると同時に、新しい仲間の成長を全力で支援し、個々の成長が会社の力となるチーム作りに貢献していきたいですね。
ーーそのチームに、どんな方に仲間入りしてほしいですか?
スキル以上に、「明るく素直」で、困難にも前向きに粘り強く取り組めるスタンスを重視します。共に会社を大きくしたいという熱意と、プロとして基本を高い水準で実践する意識も大切です。自分で言うのも少し気恥ずかしいですが、Triaの強みの一つは、大手広告代理店で成果を出してきた私たち創業メンバーの知識や経験を間近で吸収できる環境にあるのではないでしょうか。意欲のある方には、私たちの知見を積極的に活用し、それを会社への貢献に繋げていただけると大変嬉しく思います。
ーー最後に、候補者の方へメッセージをお願いします。
Triaはまだ創業して間もない、発展途上のチームと言えるでしょう。だからこそ、大きな裁量と責任を持って、会社を一緒に創り上げていく面白さを存分に味わっていただけます。戦略立案から実行まで一気通貫で関わり、経営にも近い距離で「自分の手で価値を生む」手応えを実感できるはずです。そして、Triaでの経験をステップに、将来大きく羽ばたいてほしいと思っています。
私たちの考えに共感し、ともに「最強のチーム」を目指してくれる方、ぜひ一度お話ししましょう。