こんにちは🌞

7月中ばに差し掛かりますね🌱
最近は急な大雨などが多く、気圧の変化に振り回される日も😶💦

早く梅雨が明けることを祈ります🎋🙏

さて、本日は『Git』について詳しく話していこうと思います💡
「Gitって何から始めればいいのかわからない」
「転職サイトに“Gitの経験必須”と書かれているけれど、どうやって身につけるの？」

こうした声は、エンジニア転職を目指す方からよく寄せられます。
Gitは、開発現場では“基本スキル”として認識されており、経験の有無が評価に影響するケースも少なくありません。

今回は、Gitの概要と学ぶべき理由、初学者がまず習得しておきたい基本操作を、実践に近い形でわかりやすく解説します。

Gitとは？📝

Gitは、一言で言えばソースコードの変更履歴を管理するツールです。
どのファイルにどんな変更を加えたか、いつ・誰が修正したかを記録でき、開発の品質や生産性を大きく向上させます。

Gitでできること（一部）

• 変更内容を段階的に記録できる
• 必要に応じて、過去の状態に“戻す”ことができる
• チームで同じコードを同時に編集しても、コンフリクト（競合）を管理できる

こうした特徴から、個人開発から大規模なチーム開発まで、あらゆる開発現場で活用されている技術です。

Gitが必要とされる理由🌟

Gitは単なるツールではなく、**現場で働くうえでの“共通言語”です。
技術的な操作以上に、「チームでソフトウェアを安全に育てていく文化」**を支える仕組みとして位置づけられています。
ここでは、Gitが評価される理由をもう少し実務に踏み込んで説明します。

1. 「事故を防ぐ」ための基本スキル

実際の開発では、「コードを修正したら他の機能が壊れた」ということが頻繁に起こります。
Gitを使っていれば、どこで何を変更したかを即座に追跡できるため、障害の原因究明が速くなり、影響範囲の把握や修正がしやすくなります。

企業にとっては、ミスのダメージを最小化できる人材＝安心して任せられる人材です。

2. 「レビュー文化」の土台として必須

最近の現場では、Pull Request（PR）ベースのコードレビューが一般的です。
これはGitがなければ成立しません。

レビューでは、以下のようなスキルも自然に問われます：

• 自分の作業内容を適切に分割・説明できる（＝読みやすいコミット単位）
• 他人のコードを読み、建設的にコメントできる
• コードだけでなく、意図や設計の意識がある

Gitの運用経験があることは、このようなチーム開発力をある程度備えている証拠として評価されます。

3. 「再現性」を重視する現場との親和性

特にテック企業では、“再現性”＝誰が触っても同じ結果になることが重視されます。
Gitを使えば、いつの時点でもプロジェクトを正確に再現できます。

たとえば、

• 「2週間前のバージョンでバグがなかった理由」
• 「この機能がどのPull Requestで追加されたか」
• 「この修正がどのIssueに紐づいているか」

などをすばやく確認できるのは、Gitによる履歴管理があるからこそです。
これは「属人化を防ぐ」＝チームの安定性・透明性に直結します。

4. 「未経験者でも差がつく」スキル

未経験や異業種転職であっても、Gitの基本を理解している人材は

• チーム開発を前提に学んでいる
• プロ意識を持って学習している
• 実務に近い習慣でポートフォリオを管理できている

と見なされやすく、実務未経験でも“伸びそう”と評価されやすい傾向があります。

Gitの基本操作｜初学者が覚えるべき4ステップ💡

Gitは便利なツールですが、最初は「何から覚えればいいのか分からない」と感じる方も多いはずです。
ここでは、エンジニア転職を目指す学習者がまず習得すべき、Gitの基本ステップを4つに分けて解説します。

1️⃣ Gitでの「変更履歴の記録」を理解する（add / commit）

Gitの基本的な役割は、ファイルの変更履歴を記録し、過去の状態を残すことです。

まずは以下のコマンドの役割を理解し、使えるようになることが第一歩です。

• git add：変更したファイルを「記録候補」に追加する
• git commit：その記録候補を履歴として確定する

このステップを通して、変更をこまめに記録する習慣が身につきます。実務では「何を、なぜ、いつ変更したか」を分かりやすく残すことが重要です。

2️⃣ 過去の履歴を確認・巻き戻す（log / status / checkout）

履歴を記録するだけでなく、いつでも過去の状態に戻せるのがGitの強みです。

• git status：現在の状態を確認する
• git log：これまでの履歴（コミット）を見る
• git checkout：過去の状態や別ブランチに切り替える

初学者でもこの段階で「Gitがバックアップ以上に強力な仕組み」であることを体感できます。万が一、間違った変更をしても元に戻せるという安心感は、学習効率にもつながります。

3️⃣ ブランチを使って開発する（branch / merge）

Gitの特徴的な機能が、ブランチを使った並行開発です。
これは「本番のコードに影響を与えずに、安全に新しい作業を進める」ための仕組みです。

• git branch：作業用の新しいブランチを作成する
• git merge：作業を本番用のブランチに統合する

この段階で、「一つのコードベースを複数人で管理する」という感覚が養われます。個人開発でもブランチ運用を取り入れることで、実務に近い練習になります。

4️⃣ GitHubでコードを公開・共有する（push / clone / pull）

Gitをローカルで使えるようになったら、次はリモートリポジトリ（GitHub）と連携する方法を学びます。

• git push：ローカルの変更をGitHubにアップロードする
• git clone：GitHub上のリポジトリを手元にコピーする
• git pull：GitHubの最新の変更を取り込む

GitHubを使うことで、チーム開発や転職活動でのポートフォリオ共有が可能になります。
また、他人のコードを読む・レビューを受けるといった実務に近い経験も得られます。

さて、ここまでお読みいただきありがとうございました😋

Gitは、エンジニアとして実務に関わるうえで欠かせないスキルのひとつです。はじめは難しく感じるかもしれませんが、基本となる4つのステップ【履歴の記録、状態の確認、ブランチ運用、GitHubとの連携】を押さえておくことで、個人開発だけでなくチーム開発にも対応できるスキルセットが整います👍

エンジニア転職を目指す方にとって、Gitを使いこなせることは「開発の流れを理解している」「実務を想定した学習をしている」という強いアピールポイントになりますよ🔥

まずは自分の学習の中で、Gitの基本操作を少しずつ取り入れてみましょう。小さなステップの積み重ねが、スキルの向上につながります。

皆さんのエンジニアとしてのキャリアがよりよい方向に進むように、全力でサポートさせていただきます。
※カジュアル面談も実施しておりますので、少しでもご興味を持っていただけたらご連絡お待ちしております☺︎☺︎