1
/
5

野球から学んだ仕事への姿勢チームで目指す未来を共に築く

■プロフィール
阿賀 塁(あが-るい)
大学卒業後、まず消防士として3年間勤務し、現場での判断力と対応力を養う。その後、飲食業に転職し、オペレーション業務を中心に店舗の運営効率化やスタッフの指導を担当。現在は株式会社LiNewに入社し、SES特化型営業支援ツール「Cotom」の新規セールスを行っている。

■阿賀さんの1日の流れ(例)
10:00 メールチェック、スケジュール調整
11:00 アポイント獲得
12:00 お昼
13:00 商談
16:00 ミーティング
17:00 資料作成
18:00 業務まとめ

まず、野球を始めたきっかけを教えていただけますか?

阿賀:
実は、僕自身の意思で始めたわけじゃないんです。3歳くらいのときから兄が野球をやっていて、それにくっついていく形で始まりました。幼少期の記憶はほとんどなくて、「気づいたら野球をしていた」という感じですね。父が野球のコーチをしていたので、家族全員でその流れを受け入れているような感じでした。当時は、野球をやることが自分にとっては自然なことで、好きとか嫌いとかを考える間もないくらいでしたね。


その後、高校でも野球を続け、木更津総合高校に進まれましたね。練習も相当厳しかったのでは?

阿賀:
そうですね。木更津総合の練習は、正直言って、えぐかったです(笑)
20キロのランニングや、40キロのチャリ走がよくありました。40キロをママチャリで走るんですが、登り坂、下り坂も含まれるので、体力も気力もすごく使います。特に下り坂では空気抵抗を少しでも減らそうと、自転車レースのような格好で身をかがめたりするんですが、どんなに頑張っても体がきつい。僕は走る方は得意だったんですけど、チャリ走は苦手で.......。全力で漕いでも仲間に追いつけないことも多く、何度も途中で心が折れそうになりました。でも、その経験があったからこそ、耐える力や仲間と支え合うことの大切さが身に染みましたね。今でも「あれ以上のことはない」って自信を持って言えますし(笑)


高校では、セカンドからキャッチャーへのコンバートがあったそうですね。

阿賀:
はい、最初はずっとセカンドをやっていたんですが、高校2年生のときに両膝をケガしてしまい、一時期練習ができなかったんです。復帰したタイミングで、監督から「キャッチャーをやってみろ」と言われまして。初めはかなり驚きました。キャッチャーは野球の中でも守備の要で、ピッチャーに配球を伝えたり、守備の配置を決めたりと司令塔的な役割を担うポジションです。サッカーでいうボランチみたいな立ち位置ですね。それを、経験のない僕に任せるなんてと思ったんです。

キャッチャーにコンバートされてからは、ただ守るだけではなく、いかに打者に向けて戦略を練るかとか、ミットの向きやピッチャーの投げやすさにも気を使わなくてはならなくなりました。でも、やってみると案外自分に合っていたみたいで、最初の戸惑いが嘘みたいに、だんだんと楽しくなってきましたね。


甲子園出場も果たされたんですよね?

阿賀:
そうです。高校3年のときに甲子園出場を果たしました。試合中は正直、県大会とそれほど違いを感じていなかったんですが、試合が終わってベンチ裏に引き上げるときに「あ、ここは甲子園なんだ」と急に実感が湧きましたね。テレビで何度も見た光景に自分が立っていることが、すごく誇らしくて……。
また、甲子園は相手チームの情報も事前にしっかりと分析するんです。相手バッターの打席での特徴をメモして、どの球をどう投げるかを練り、バッターの癖に合わせて配球を組み立てる。それがうまくいった瞬間は、本当に嬉しかったです。


すごい経験ですね!ところで、高校まで全力で野球に取り組んだわけですが、「辞めたい」と思ったことは?

阿賀:
ありますよ、何度も(笑)。中学の頃には、少し野球に飽き始めていましたから。でも、やめるという選択肢が思いつく環境ではなかったですね。自分でも、何となくそのまま続けていましたし、考える余裕もなかったと思います。でも、高校に進むときには「3年間で区切りをつけよう」と決めていました。なので、高校卒業後はすっきりした気持ちで大学に進学しました。


特に、野球を続けていて「一番苦しかった」と思う瞬間はいつでしたか?

阿賀:
一番しんどかったのは中学時代ですね。自分がずっとキャプテンをしていたんですが、周りとの熱量の差みたいなものが辛かったです。自分は仲間と一緒にもっと上を目指したいと思っていたんですが、チームの仲間たちはそこまでの気持ちがなく、どうしてもそのギャップが埋まらずチームとして上を目指すのが難しいなと痛感していました。「もっとチームとして成長したい」という気持ちがあっても、それを理解してもらえない、叶わないもどかしさが一番つらかったです。
自分のミスや結果が出ないときは、その分努力すれば改善できると思って頑張れますが、チーム全体を変えることは難しいですからね。どんなに努力しても、人の気持ちはそう簡単には変えられないんだなと、中学生ながらに感じました。


阿賀さんにとって野球は、単なるスポーツ以上のものですね。

阿賀:
そうですね。正直、野球をしていなかった自分って想像がつかないです。
始めたきっかけは成り行きでしたが、野球があったから、辛いことにも耐えられたし、目標に向かって努力する意味も学べました。もし野球をしていなかったら、どこかで別の道を歩んでいたんでしょうけど、今ほど充実感を感じられていたかどうかはわからないですね。今振り返ると、あの厳しい練習や大変だった日々があったからこそ、今の自分があると心から思いますね。


ありがとうございます。では最後に、これを読んでいる方に最後に一言お願いします!

阿賀:
仕事に全力で熱量を持って臨みたい方には最高の会社だと思います。
一緒に会社をデカくしましょう!


株式会社LiNewでは阿賀さんのように熱意をもって活躍しているメンバーが多数在籍しています。
興味を持っていただけたらぜひ一度カジュアル面談でお話してみませんか?
ご応募をお待ちしております。

Invitation from 株式会社LiNew
If this story triggered your interest, have a chat with the team?
株式会社LiNew's job postings
6 Likes
6 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Like Arisa Inoue's Story
Let Arisa Inoue's company know you're interested in their content