1
/
5

生の声を聞いてみた!技術支援室の仕事の魅力とは

ダイナモアミューズメントの技術支援室は、アトラクションのハードウェア・機材に関係する部分を担当するチーム。その業務内容は、アトラクションの機材構成の設計、機器選定、仕入れ、セットアップ、試運転、設置、メンテンナンス、管理…などなどあげればキリがないのですが、大きく言えば、“アトラクションをテクニカルな側面からデザインする”という、実はとてもクリエイティブな仕事。

今回は、そんな技術支援室の仕事と魅力をお伝えするべく、ダイナモアミューズメントの名コンビ(?)、技術支援室所属の三浦実穂氏と佐藤眞士氏に社員Aがインタビュー。先輩後輩の間柄でありながら終始仲良さげに答えて頂きました。

常に新しい課題への挑戦

────簡単にお二人の仕事内容について教えてください。

三浦:機材構成のプランニング、手配準備、仮組み、動作テストを経て、実際に現場に設置するまでが導入です。現場では、設置の後に運営を担当される方に使い方などをレクチャーして、その後のフォローであるとか、メンテナンスやトラブル対応もしていますね。アトラクションのハードウェアについて“頭からお尻まで全部!”ですね(笑)

────アトラクションは、大多数の人に対して同じ機材を使用してもらうので、メンテナンスやトラブル対応は大変そうですね。また、新しい体験を届けるために新技術をともなったニッチな機材を使用したりもしますよね。

三浦:そうですね。準備、導入して終わりではなくて、フォローがとても重要です。

佐藤:設置のタイミングでも、予想外のことが起きたりしますね。

三浦:同じ現場というのは存在しないですしね。たとえ同じコンテンツだったとしても、場所によって制約や条件、お客様の層だったり、どのくらいの期間稼働するのかとか、運用方法も違ったりして、本当にケースバイケースです。ルーティンワークとは真逆の仕事ですね。常に新しい課題に挑戦しています。大変なところはありますけど、新しい取り組みだからこそ、そこに価値があって、新しい体験を皆さんに届けられると思います。お客様が新しい体験に驚き、ワーキャー騒いでくれているのを見ると本当に嬉しいですし、やってよかったなと思います。

入社後すぐに感じることができた“やりがい”

────佐藤さんは入社して9カ月ですよね。その中で佐藤さんもやりがいを感じられた場面があったのではないかと思うのですが、率直にいかがですか?入社初日から三浦さんの下で業務に当たられていますよね。

佐藤:最初は、すべてが刺激的でした。

三浦:入社当時から見ると佐藤くんはかなり頼りがいのある存在になりましたね。最近特にクライアントやスタッフから良い評判が聞こえるようになって嬉しいです。


────最初の現場はボートレースVRゲームの大会でしたっけ?ユーザー同士の真剣バトルの現場でドキドキだったのでは?ゲーム機器の設置やセッティング、テクニカルサポートなど、いろいろある現場ですよね。

佐藤:ボートレース場での「ボートレースVRスプラッシュバトル」の大会の現場ですね。最初は何をしたらいいかもまだ把握できていない状態で…

三浦:こういう時はこうするんだよ、って教えながらだったね。それがこの短い期間で現場も任せられるようになって、果てはクライアントから「佐藤さんにお任せしたいです」と指名されるほどになって。

佐藤:一人で対応できないことがあっても、遠隔で先輩社員の皆さんが助けてくださるので心強いです。最初は不安だったんですけど、思ったよりも皆さんに喜んで頂けて嬉しいです。

────佐藤さんが準備や設置をした機材を使ってユーザーが大盛り上がりでゲームを楽しんでくれていますよね。その光景を目にしたときはいかがでした?

佐藤:自分自身も別のゲームですが県大会で2位になるほど真剣にプレイしていたことがあったので、こうした大会がトラブルなくスムーズに進行していくのは嬉しかったですね。盛り上がりが途切れてしまうのは一番避けたいですから。しかも大会ともなると一発勝負だったりもするので。その想いに応えたいですし、その一助となっていることにとてもやりがいを感じました。

三浦:ゲームの大会はもちろん、MX4Dライドアトラクションのお客様の反応も佐藤君にはたくさん見てほしいですね。叫んだり笑ったり本当に反応が良くて。あ、自分のやってたことってこんなに面白いんだ、と誇りに思えるよ。ちなみに私は、計画していた内容でスケジュール通りに進行できた時にも大きな喜びを感じますね。地方だったら美味しいものを食べる時間も作れるし(笑)これも佐藤君に経験してほしいな。

コミュニケーション力が生み出すもの

────技術支援室は、今3人体制ですよね。3人ともそれぞれの個性があり、お互いを活かしあっていてそのバランスも素晴らしいのですが、人の基盤として共通しているのは、まっすぐ相手に向き合ってくれるところが魅力的だなと思います。とても相談しやすいです!いつもありがとうございます(笑)

三浦:そう言っていただけると嬉しいですね(笑)実務的な役割としてもバランスよく担当分けをしています。商材によって得意分野を意図的に分けたり、作業内容によってもカバーしあいながら業務にあたっています。MX4Dは誰が得意で、力仕事は誰が得意で、みたいな形で。




────クライアントからの評判も良いですよね。3人がいない場面でも、クライアント担当者や現場のスタッフから「三浦さんや佐藤さんはお元気ですか?」「また来てほしいです」というお声を頂きます。

三浦:ポジション的にもクライアントとの距離が一番近くなるのはあるかもしれないですね。現場では、密に連携を取る必要もあるので。いろいろご協力いただいていて恐れ多いですが、そう言っていただけると嬉しい限りです。

────3人のコミュニケーション力によるものだと思います。真摯に向き合って、いつも良い空気を作っているな、と感心します。この良い空気を伴って設置されたアトラクションって、不思議とお客様の反応もすごく良いんですよね。

三浦:良いコミュニケーションが取れると、お客様も含めた関係者全員の喜びに繋がっていきますよね。あ、でも海外の現場はコミュニケーションが大変でいろんなことがありましたけど(笑)何とか乗り切りました。

これからについて

────最後に、お二人の今後について、何かやってみたいことや目標はありますか?

佐藤:プロジェクトの技術面を1人で担当できるように早くなりたいです。新しいコンテンツや技術の導入は日々社内で検討されているので、新しいものが導入される際には、その第一人者になりたいです。あとは、既存のコンテンツでも、当社の事業で自分がまだ触れることができていない、例えばXR LIVEエンターテインメントとか、とても興味があるのでそこでも第一人者になれるよう頑張りたいです。

三浦:VRが今メインになっていますけど、どんどん違うこともやって自分の間口を広げていきたいですね。あとは、なかなか説明するのが難しい職業なので、一般的な認知が広がって「ああ、あのコンテンツね!」と周りの人に言ってもらえるようなものにも積極的に携わっていきたいです。大きなプロジェクト、新しいプロジェクトが社内で生まれていっているので、誰もが知っているようなコンテンツを皆で作り上げていきたいです。


────────アトラクションという“体験”を提供するエンターテインメントにおいて、技術支援室の扱うハードウェアや機材は、多くのゲストやオペレーターが最も触れる部分であり、いうなれば“お客様に一番近い”仕事。そこには課題挑戦意欲やコミュニケーション力が重要であることが二人の言葉から強く感じられました。そして、そこにはゲストに体験を楽しんでもらいたい、という熱意と、自分自身もクライアントと一緒にその状況を楽しみたいというポジティブな意識がお話の中に垣間見えました。扱うものは機械であっても、実際はとてもクリエイティブで人間味のある仕事内容に、同じ仲間でありながら大きな魅力を感じるとともに、それを丁寧に遂行する技術支援室のメンバーを大変誇らしく感じることができたインタビューでした。 (社員A)

株式会社ダイナモアミューズメント's job postings
8 Likes
8 Likes

Weekly ranking

Show other rankings
Invitation from 株式会社ダイナモアミューズメント
If this story triggered your interest, have a chat with the team?