僕は人生は仕事の中にあると考えている。
これだけを考えてしまうと『自分の人生なのに、なんで仕事なのか』と感じると思うが、それは事業が顧客からの利益で存続をしているから。
ではなぜ利益が生まれるかというと、顧客が満足する値(支払っても良いと思う金額=Willingness to Pay)に対して、企業が顧客に与えたサービス対価の差分が利益となるから。
この差分こそが顧客価値であり、企業存続の絶対条件であり、その利益を皆で分配して個人は生計を立てていくのだ。
親やパトロンから未来永劫お金がジャブジャブ入ってくる人は別として、人類の99%はそうやって人生を歩んでいく。
太古の昔に貨幣が無い時代でも、人は自らの命という対価・代償を支払い獲物を刈り、その対価として栄養を他の生物からお推し頂き人類は次世代へと紡いできた。そこで命を失う場合、対価としての差分が無い=自らの力が足りないとして定義づけられる。
従って赤字=世の中に認められていないということ。認められ、利益をお推し頂き、自身の人生を彩りあるものにしていく。
だからこそ"仕事"というものは非常に重要なのだ。