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【KiZUKAIインタビュー】マネージャーが語る、KiZUKAIデータサイエンス部の今!(前編)

こんにちは、KiZUKAI採用担当です。

今回は、社員インタビューをお届けします。KiZUKAIはPMFが完了し、昨年末(2022年年末)より売上拡大を目指して営業本部が発足、さらに今年4月よりコンサルティング本部も本格始動しました。SaaSプロダクト事業ならびにコンサル事業、どちらにも欠かせないのがデータサイエンス部門です。そこを束ねるマネージャーの徳永に、今のKiZUKAIデータサイエンス部(以下DS部)についてインタビューしました。前編と後編に分けてお届けします。

データサイエンス部 マネージャー:徳永さん
東北大学大学院にて航空宇宙工学を専攻し、新卒で日立製作所の研究職→株式会社Pictoriaにて開発エンジニアを経て、KiZUKAIにジョイン。KiZUKAIのコアとなるAI開発からクライアントへのデータコンサルティングまで幅広く担う。
参考:前回インタビュー「どうして僕が研究職からデータサイエンティストへ転職したのか」(前編/後編

インタビュアー:本日はよろしくお願いします!まずは、前回のインタビュー(2021年3月)から振り返り、この2年でKiZUKAIのサービスや組織、DS部においてどんな変化がありましたか?

徳永:2年前と比べると随分変わりましたね。まずKiZUKAIのプロダクトでいうと、あの頃はまだ形にもなりきっていないようなフェーズで模索しながら作っていました。今は無事にプロダクトとして形になり、サービスとしてもローンチできています。開発でいうところの土台部分ができて、これからさらに新しい機能をどんどん追加していくような状態ですね。
そして一番変わったのは組織です。資金調達後は開発のリソースも拡大し、営業やコンサル等のビジネス側のメンバーも大きく増えました。あの頃に比べると正社員だけでも5名→17名になりましたね。
データサイエンティスト(以下、DS)の組織において変わった点で言うと、正式にDS部が発足しました。2年前はDSは自分一人だったので、開発もカスタマーサクセス(以下、CS)もコンサルも一人で往復してやっているような状態でした。もちろん今もマネージャーとして、全体を見てはいますが、DS部になってメンバーが増えたことで開発側とCSやコンサル等のビジネス側を担う運用チームに分かれて、チームごとに役割を持って業務に取り組めるようになってきました。

インタビュアー:2年前は、CSメンバーもいなかったので、徳永さんがデータ領域以外のCSタスクもされていたということですか?

徳永:そうですね、代表と二人でCSもガッツリやって、そこで課題として出てきたものを今度は会社に戻ってCTOと一緒にどういう機能にしようかと開発について話し合って進めていました。

インタビュアー:今回、コンサル事業が正式にサービスとして立ち上がりましたが、そこに対する想いはありますか?

徳永:データ活用によるデータドリブンマーケティング支援は、ここ2、3年ずっとクライアントと共にやってきたものの、なかなか一筋縄ではいかないと痛感しています。とても難しい領域で、当然KiZUKAIのSaaSツールで解決できるものもあれば、コンサルレベルで寄り添って一緒に進めていく形でないと解決が難しいケースもたくさんあることがわかりました。現状、データ活用が進む海外と比べて、国内のデータ活用は5割程度と大きく遅れをとっています。そこを進めていく上でもまずはデータを扱う為の土壌を耕す意味で、コンサルティングサービスのニーズは高く、KiZUKAIとしても重要だと思っています。
ゆくゆくデータ活用の土壌が整えば、より多くのクライアントが自分たちでツールを活用するだけでデータドリブンマーケティングを実行できるようになると思っています。

インタビュアー:今一番DS部に求められることは何ですか?

徳永:前提としてKiZUKAIはあくまでプロダクト開発・提供をメインにおいています。その中でDSが何を担うかというとビジネス側と開発側のハブになるということです。なぜDSがCSやコンサル等のクライアントワークもやっているかというと、ユーザー(クライアント)の課題が一番よくわかるからです。だからこそ、DSが入るべき重要な仕事と捉えています。クライアントワークに入ると、お客様がどんなことに悩んでいるか、また、どんなソリューションが効きそうかも現場を通してわかってきます。それをどんどん新たな機能として開発側と共にプロダクトに追加していく必要があります。
ビジネス側と開発側とどちらにも関わるのが、DSなのでそこをしっかり繋げていくというのがメインミッションですね。

インタビュアー:CSやコンサルもクライアントワークで得た知見をプロダクトに還元するというのはミッションとして持っていますが、DSだとよりデータに関する専門的な部分の開発に還元するというイメージですかね?

徳永:そうですね。結局、データ活用によって課題解決をするとなると、専門性が一番あるのはDSです。もちろんクライアントの課題をヒアリングしたり、拾いあげたり、整理したりするのはCSやコンサルが主に担いますが、その課題があるときにどうデータで解決できるのか、データを使ったソリューションを提供するのがDSですね。
それがゆくゆくプロダクトの機能にも繋がっていきます。課題に対してどういうアルゴリズムが適しているかという解決策は、それがそのまま機能になっていくので、まさにハブになるということですね。

インタビュアー:CS、コンサル、開発と領域を跨るDSですが、より具体的な仕事内容や組織内での動き方を教えてください。

徳永:そうですね。まさにいろんな部署と横断的に関わる部署です。
まず、大きく関わるのがビジネス側ですと営業、CS、コンサルです。開発側だとバックエンド、フロントエンド、データプラットフォーム、UIUX含む全エンジニアですね。
DS部もクライアントのフロントに出て課題解決をしていくビジネス側の運用チームと、プロダクトに入れる機能の要件定義をしたり、エンジニアと連携して開発を進めていく開発チームの2つのチームがあります。

ビジネス側の関わりで言うと、まず営業とは商談で扱う過去事例の共有や、提案資料作成を協力して行っています。各クライアントが提供している業種・業界ごとのサービス内容によって、どういったデータ活用アプローチがあるのかという事例や提案を資料に入れて作成するのですが、そこの相談を受けることが多いです。ビジネスモデルごとにある程度データ活用パターンがあるので、そういったナレッジを共有し資料作りをサポートしています。CS・コンサルとは、クライアントワークを二人三脚で行っています。一緒にクライアントのフロントに立って、課題に対してどういったデータ活用アプローチができるか、具体的な解決策の提案を行っています。

開発チームとは、まず作ると決めた機能に対して、機械学習を使い、独自のアルゴリズムを実装する際、どのデータを持ってどのようにツール上でアウトプットするのか様々な決め事が発生します。そこにおけるアルゴリズムの要件定義部分を主にDSがやっています。プロダクトのコア機能になる部分が多いので、ディスカッションも活発です。

インタビュアー:本当に業務内容が幅広いですね。とはいえ、DSの組織もまだ人数が多い訳ではないので、どのように業務を回していますか?

徳永:そうですね。一応チームは分けていますが人数も少ないので、柔軟にやっています。両方活躍できて、両方やりたいというメンバーには、色々経験して欲しいので主軸は置きつつも、もう一方のチームの業務を兼務することがあります。どこにも興味があるくらいの人がマッチするフェーズですね。意欲があれば、DSもコンサルも開発も全部できます。

インタビュアー:確かに、先日DSのメンバーと話していたところ、DSとして分析もコンサルも開発も全部興味があって選べない。という嬉しい悩みを聞きました(笑)。
網羅的に関われる環境なので、DSという専門性を持ちながらビジネス側も開発側も経験値が詰めるのはKiZUKAIならではですね。

徳永:よくこういう話をすると、「結構忙しそうですよね」と言われることが多いんですよね。確かに、忙しい時は忙しいんですが、そもそもKiZUKAIって基本がクレバーにやる会社なんで徹夜だとか深夜までの対応だとかの酷い残業もあまりしたことがなくて。もはや経営陣含めて、メンバーも基本定時で終わらせてますし。自分自身も8時間以上寝ないと仕事にならないタイプなんで(笑)。ベンチャーとはいえ、意外とそういう空気感だということは、ぜひ伝えたいですね。そこはいいところだと思っていて、手広くやれるけど、やるべきことをしっかり選んでやるし、そういった意味でもスキルを身につける環境として効率的で一番早いのが今のKiZUKAI(DS部)かなと思います。

インタビュアー:効率重視で時間にもコミットして働くのはKiZUKAIのいいところですよね。私も今まで残業してなんぼ!という感じで働いていたので、時間を守って働くと、「明日あれやりたいなー」「早く朝にならないかなー」と、遠足前の子供のように毎晩ウキウキしながら寝ています。気持ち悪い、、ですかね? 他にもデータサイエンティスト目線でみた、KiZUKAIの魅力はありますか?

徳永:気持ち悪く、、はないですよ(笑)。
まず大上段で行くと、CXのデータ活用はまだまだ開拓領域なので、そこの最先端を走っているパイオニアであるということ。答えがないので、作る楽しさがあります。
さらに働いていて思うのは、ビジネスから開発まで一気通貫で関われるというのがやはりやりがいもありますし、自分自身DSとしての実力も間違いなくついているなと思います。
コンサルだけとか開発だけやってても、今の自分はいないですね。それぞれで身に付くスキルを手広く身につけられたと思います。

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前編では、主にプロダクトの開発フェーズから今に至る2年間を振り返ったKiZUKAIの変化と今のDS部門の仕事内容についてお伝えしました。
後編では、さらにKiZUKAIのDS部門だからこそ身に付くスキルや、面白さ・難しさ、部門として今後目指すビジョンについてお伝えします。(後編はこちら

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