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「メタバース未来戦略 現実と仮想世界が溶け合うビジネスの羅針盤」にVRCの取り組みが紹介されました!

みなさんは、日経BP社から6月中旬に刊行された「メタバース未来戦略 現実と仮想世界が溶け合うビジネスの羅針盤」(久保田瞬、石村尚也 共著)をもう読まれましたか?

「メタバース」というワードが2021年後半から数多く聞かれるようになり、今年にかけてメタバース関連書籍は、たくさん出版されています。

その中で「メタバース未来戦略」は、メタバースにこれから飛び込もうとする初心者に向けて、セカンドライフなどの過去の動向も含め、わかりやすく、メタバースの今と未来について解説をしている書籍です。特にビジネスでメタバースを扱うということに主眼を置いて、現在のプレイヤーや業界動向について著名人のインタビューも絡めて幅広く書かれています。

そんな本書に、VRCのバーチャル試着の取り組みについてご掲載いただきました。(P.67-68に掲載)
どのような内容になっているかは、ぜひ本書を手に取ってご確認くださると嬉しいです。


メタバースは、現状において黎明期であり、今後ますます活用が広がりユーザーも発展に合わせて増えていくものである、と書籍内に重ねて記述があり、業界に身を置く者としても、日進月歩、この広がりや進捗の速さをひしひしと感じています。

それだけメタバースは他に類を見ない「新しい可能性がある」ということであり、わくわくする部分です。一方では、メタバース内のサービスを利用する際には、ルールも含めて、規範を作りながら使い方を熟慮する必要があり、慎重に進めるべき分野でもあります。


特にVRCでは、3Dアバターをまさに自分自身を表す重要なデータとして、個人情報に該当するものと捉えています。これは、メタバース上でも厳重に管理することが必要であり、本人しか使えないように利用方法を制限しております。

私たちVRCは、「実生活の課題をバーチャルにより解決する」というミッションをもとに、研究開発を進め、サービスを提供しております。リアルとバーチャルが融合していくと、VRCが提唱するUbiquitous Avatar Platform(ユビキタス アバター プラットフォーム)構想(※)がより広く普及浸透していく世界になると思います。3Dアバターを中心としたクラウド型プラットフォームサービスを提供することで、社会生活の課題解決に取り組み、人々の生活をより良くしていきたい。例えば、リアルな自分自身のアバターを使って、バーチャル試着やヘルスケア系のサービス、身体データと様々なソリューションを組み合わせて、バーチャルだからこそできる新しい体験を創出し、実生活をアップデートできるプロダクトをたくさん生み出したいと思わせる1冊でした。


まずは、メタバースを体験することが大事なので、「メタバースについてまだ良く知らない」という方は、本書で勉強をしつつ、ぜひメタバースの世界に実際に触れてほしいです。

(過去に書いたメタバースの体験談の記事はこちらから)


※Ubiquitous Avatar Platform(ユビキタス アバター プラットフォーム)構想とは
VRCでは3Dアバターを一つの情報として捉え、エンドユーザーがその3Dアバター及び付随する情報を生活の様々な場面(アパレル・ヘルスケア・コミュニケーションなど)で利活用するために、業界やサービスの垣根を越えた安全に自由に3D情報を利活用できるバックエンド環境を実現することをUbiquitous Avatar Platform構想として位置付けています。
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