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【創業ストーリー②】社名へ秘めた想い、Simpway始動そして仲間集めへ

こんにちは。Pathfinder株式会社の採用担当です。
さて、創業ストーリ①(こちら)では、小野崎代表の商社勤務時代に感じた想いについてお話お伺いしましたが、ここからPathfinder株式会社がどうやって生まれたのか、どんどん伺っていこうと思います!

Pathfinderの設立背景、社名に秘めた思い

ー副業起業を2回経験し、とうとう商社を退職してPathfinderを設立されるわけですが、まず何から始めたのでしょうか?

社名を考えるところからですね。創業者の方はどのように社名を付けているのでしょうか?私はファイナンス担当の竹岡氏と共に社名ブレストの時間を設け、社名の候補を上げていきました。
「銀河ヒッチハイク・ガイド」や「42」などのワードもでてき、このあたり共感いただける方は、ぜひツイッターで絡んでいただきたいです(笑)@yonozaki

ーわかる方は是非小野崎さんと個人的にわちゃわちゃしていただくとして(笑)
 「Pathfinder」の決め手はなんだったんですか?

「SFっぽいワクワクさ」「かっこつけ過ぎない」をコンセプトにイギリスの「SF」のようなウィットに富んだ名前にしたいよねと話をし、それにマッチしたのが「Pathfinder」です。

ーやっぱりSFなんですね(笑)
 どんな想いが込められているんですか?

みなさんは、1997年、NASAの火星探索プロジェクト「Mars Pathfinder」をご存じでしょうか。「火星に水の痕跡があった」という歴史的な発見はこのプロジェクトから生まれました。こうした科学的成果のみならず、アポロ計画のように膨大な時間とお金をかけた大規模な宇宙開発から、小型衛星による小規模でリーンな宇宙開発への時代を開く事業的成果を上げた、と言われている宇宙好きの方には有名なプロジェクトです。
MarsとMaaSの音のかぶりが良かったこともあり、私たちは、この「Mars Pathfinder」になぞられ、“MaaS業界の開拓者”となる意気込みを社名の「Pathfinder」に込めました。

ーなるほど!MaaS業界の開拓者!たしかにやろうとしていることに繋がりますね!


他にも「Moonshot」という言葉を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。アメリカのジョン・F・ケネディ大統領の発言「1960年代が終わる前に月面に人類を着陸させ、無事に地球に帰還させる」が転じ「非常に困難で独創的ではあるが、実現すれば大きなインパクト、イノベーションを産む、壮大な計画・目標・挑戦のこと」を意味します。
「Mars Pathfinder」は、この「Moonshot」を実現させました。私たち「Pathfinder」は、この「Moonshot」に準え、モビリティ業界での「MaaSshot」を実現させたいという思いを込めています。

ーモビリティ業界でのMoonshotならぬ「MaaSshot」!その第一歩が「Simpway」となるんですね!

そうなんです!ここにも壮大な計画があります(笑)

片道レンタカー「Simpway」開発スタート

ーMaaSshot第一弾のなぜSimpwayなんですか?

自動運転への貢献をめざす「Pathfinder」ですが、最初に取り掛かったのがレンタカー市場への参入です。まず自動車関連市場に参入しデータを集めることで、次のステージに進みやすいのではないかと考えたためです。

ーすでに次のステージも見越しての自動車関連市場への参入なんですね!
 でも、なぜレンタカー市場なんですか?

車が「所有から使用へ」とシフトする中、レンタカー市場は日本でも稀な成長市場です。全国レンタカー協会の発表によると、2019年のレンタカーの車両数は約88万台と10年前と比較して約2倍に増えています(※1)。それにもかかわらず、スタートアップの参入はほぼなかったのです。既存事業者は大手で寡占化されており、古い仕組みが使われ続けている状況でもありました。
また、将来的な自動運転による大きな変革が予定されている市場でもあります。矢野経済研究所が発表した国内Maas市場調査によると、2025年に2兆1042億、2030年には6兆3600億円に達すると言われています(※2)。2025年以降、高速道路から順次開始される自動運転により大きな市場変革が予定されている中、まだ誰も全容が掴めず、予想もしきれない、高い流動性が起こるであろう市場。それがレンタカー市場です。

ー自動運転という大きな変革がたしかにもう足元まで来ているなと、先日新車を購入した私も身をもって   体感してます!なんかすごいことになってきてますよね!
 たしかに全容も掴めず予想もしきれない未知の領域。Pathfinderの領域ですね!

そうなんです!
そして、
「とにかく既存市場へ参入するチャンスが沢山ある」
そう感じ、リサーチを進めていきました。

各社へのヒアリングから、現在の日本のレンタカー業界は自動車の平均稼働率が約6割にとどまる状況が見えてきました。平日は5割を切るところも。つまり走っていない多くの自動車が車庫で乗り手を待っているのです。

ーなんてもったいない!

そう!このもったいない状況を解決するため、「Simpway」を通じてレンタカー利用者と稼働していない自動車とのマッチングを図り、車一台当たりの稼働効率を向上させるべく、「片道専用レンタカー事業」の開発に着手することになります。

ーこれは、みんななんとなくそうなんじゃないかと思いながらもスルーしてきた問題をPathfinderが切り開くということですね!ワクワクしますね♪(より詳しくSimpwayを知りたい方はこちら

そして仲間あつめをスタート

ーMaaSshot第一弾としてのSimpwayが見えてきましたが、一人で進めていたのですか?

いえいえ。着手するといっても、一人でできることは限られています。仲間集めも始めていました。
しかしながら、大々的に求人を出すお金はありません。起業初期の仲間集めの鉄則ですが、「関係の近しい人にお願いする」「その周りの友人・関係者を誘う」と草の根営業の開始です。

ーなるほど。まずは周りの方に声をかけていたと。その中で一緒に走り出す仲間が見つかったんですか?

はい。最初にジョインしてくれた2人(現取締役)は、学生時代からの友人(竹岡氏)と前職の先輩(堀出氏)です。

ーご友人と先輩ですか!どのような方々なんですか?

竹岡氏は最初の起業時からファイナンス面をずっと相談しており、前職の仕事でもお互いに案件紹介や協業先探しなどを手伝って貰っていました。今回は、取締役として参画してもらうことになります。

ー学生時代からの気心の知れた方なんですね!
 堀出さんは前職の先輩ということですが、そういう経緯で?


堀出氏は、彼のシーズ事業化支援会社の話を私が聞きに行った際、自分のアイディアを話したところ、彼が私のプロジェクトを応援してくれることになりました。

ー心強いお二人がまず一緒に走り出してくれたんですね!
 そして、業界レジェンドのニコニコレンタカー初代社長だった坂見さんが参画してくださるという。

そうなんです!これはすごいことで一気に事業が前に進みます。
ここについては話したいことがありすぎます!

ー聞きたい!ですが、小野崎さんの話が止まらなくなってしまいそうなので、また別の機会にゆっくりお伺いしようと思います(笑)

そうですか~
たしかに話が長いと言われること多々あるので(笑)
今は我慢しておきます。

ーそして現在までにメンバーもだいぶ増えたんですね!


はい。その後はメンバーの紹介、Twitterを介したヘッドハンティング活動の成果もあり、業務委託や副業、兼業という多彩な働き方のメンバー23名で現在は進行しています。(2022年12月現在)

ーメンバーも集まり、開発も順調に進み、いよいよ実証実験へのステップを、と駆け足で進むPathfinder。
そんな最中の2020年、コロナ過という未曾有の状況下で何が起きていたのでしょうか?

続きは、【創業ストーリー③】をお楽しみに♪

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